海江田万里経済財政担当相は、29日付の英紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、中国から日本へのレアアース(希土類)の輸出停滞について「不意打ちだった」と述べ、代替品や中国以外の供給源の開発に努める考えを強調した。 海江田経財相は、世界生産量の9割以上を占める中国から引き続きレアアースを調達したい意向を示す一方、「代替品の開発に力を注ぐ必要がある」と指摘した。 また、中国以外の供給国も視野に入れており、交渉する必要があるとした。最近の為替の円高は権益取得を容易にするとの見方も示唆した。(共同)