地震、津波、そして原発の問題と、様々な困難に直面している日本。テレビで被災地の悲惨な状況が報道される度に、直接的に人の命を救うことの出来ない無力さに苛まれ、「クリエイティブな仕事は、今、本当に必要とされているのか?」と何度も自分に問いかけた人も多いのではないだろうか。今回は、過去にAsia Creative Spotに登場したアジア在住のクリエイターの皆さんから日本のクリエイターの皆さんへ贈られた励ましのメッセージをご紹介していきたい。 "例え何が起こっても、日本はいつも私の心の中でとても重要で、地球上で大好きな場所です。日本の皆さんが生み出す作品だけではなく、日本人のスピリットが可愛らしく、インスピレーションを与えてくれ、そして力強いと思っています。この過酷な状況の後に、これまで以上に強くなる日本の姿を見ることを楽しみにしています。" ー Theseus Chan、WERK magazi
20世紀を代表するデザイナー倉俣史朗、そしてイタリアデザイン界の巨匠エットレ・ソットサスの企画展、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展が、21_21 DESIGN SIGHTで開催されている。
シンガポール・ビエンナーレ2011に参加する、トルコ出身のアーティスト/映像作家、ギュルスン・カラムスタファ氏による作品。Gülsün Karamustafa, The City and the Secret Panther Fashion (still), 2007, single-channel video, 13:06 minutes, colour, sound, photo: Serra Gültürk, courtesy of Rodeo Gallery, Istanbul and © the artist 今回で3回目を迎えるシンガポール・ビエンナーレが来月13日(日)より開催される。アーティスティック・ディレクターは、インスタレーション、ビデオ、パフォーマンスなどの分野で活躍し、国際的な展示での作品発表も行っているマシュー・ヌイ氏。キュレーターは、豪ブリスベンにあるクィーン
現在、日本では不況下と言われる中、地方の伝統的産業とインターナショナルなデザイナーがタッグを組み、新たなブランドとしてリデザインされたプロダクトが増加し、地方のみならず世界を驚かせている。 国内のみならずグローバル展開で息を吹き返した産業は、今後の日本を支える存在と成りうるか、この数年間のアクションが非常に重要であると考えられる。 国家戦略や地方と大都市の関係性など多くの問題はあるが、希望の光も多くある。 今回は、こうした地方産業の今後の在り方とデザインの関わりについて掘り下げるべく、ニューヨークのKD2 Design Labに勤務後、長らく酒造をストップしていた大嶺酒造株式会社に経営参画し、「Ohmine」ブランドを1年目にして海外市場進出という順調な滑り出しを指揮した秋山剛志 氏に話を伺った。 - 大嶺酒造の歴史について教えて下さい。 Takeshi Akiyama: 大嶺酒造は国定公
皆さんは「Out of Sight」をご覧になったことがあるだろうか?昨年秋にネット上で話題になったこの作品は、国立台湾芸術大学に在学中だった3名の学生によって制作された約5分間の短編アニメーション。美しく温かみのある世界観で表現された小さな女の子・チコの大冒険は、見る者の心を惹き付け、現在でも様々なブログに「素晴らしい」「感動した」など数多くのコメントが寄せられている。今回は制作者の3名にお話を伺いながら、完成までの様子の一部をご紹介していきたい。まずはその前に「Out of Sight」の本編をどうぞ。 - 自己紹介をお願いします。 ユ・ヤティンです。監督とアニメーション担当です。現在、日本での就職を計画中です。 イェ・ヤシュアンです。背景とカラースタイルを担当しました。現在はアニメーション会社に勤務しています。 ジョウン・リンです。私もヤシュアンと同じ会社に務めています。他の二人が担
ストックホルムやロンドンに拠点を置くインタラクティブ・デザインスタジオ[Hyper Island]とストックホルムに拠点を置くデジタル・クリエイティブスタジオ[north kingdom]が、ストリート・ブランド[WESC]のショップ・ショーウィンドウの為に開発したインタラクティブ・ディスプレイが斬新なものとなっている。 動画を拝見して戴ければ解る通り、進行方向によって、自在にモデルの再生・逆再生を行なう事が出来る。 また、このディスプレイはオンラインと連動しており、モデルのモーションだけでなく後ろの壁紙まで選択が可能となっており、プレイヤーは自身の名前(アカウント)で登録出来る。 更に、通行人のアクションは録画しており、ライブストリーミング配信をしているので、オンラインの人間もそのリアクションを楽しめるというというシステムになっている。 広告にも参加型のプロモーションが多い中、まだ、コン
深刻な病を煩って、病院に入院し、闘病する事は子供に限らず多くの人間の心に影を落としてしまいます。近年、医療の世界で、動物と触れ合う事や様々なプログラムで、その心象風景を少しでも美しいものにしようと新しい試みが行なわれています。 こうした医療の現場に、テクノロジーを使用した面白いコンセプトのコミニケーションツールを提案した学生がいます。彼女の名前、スウェーデン出身のインダストリアルデザインを専攻している学生「リナウス・サンブラッド(Linus Sunblad)」さん。 彼女は、患者(特に子供)とプロダクトの関係性に注目して、様々なテクノロジーツールを持ったロボットをプレゼンテーションしています。愛くるしい表情、仕草でコミニケーションを図りながら患者の動向を録画したり、音声録音などデータ集積をしつつ、単なるエンターティメントには留まらないアナリティクスを行なうプロダクトとなっています。 まだ、
Official Site: www.takagimasakatsu.com/ Interview by Subaru Matsukura (ovaqe/) Photo by Hikaru Matsumoto 今回で3度目のインタビューとなる高木正勝氏。 山本現代での「Ymene」から既に展示が始まっている東京都現代美術館のトランスフォーメーション展。さらに現在、目下ツアー中のピアノソロコンサート「Ymene」に至までの内面の変化、不安、そして目指す地点への話を伺った。 - 前回、取材させていただいた際にピアノソロがやりたいという話をされていました。 有言実行というかピアノソロの全国ツアーがもう始まりますね。 Masakatsu Takagi: 早いんですよ。僕はまだ時間が必要で、やるんやったら、来年か再来年がいいなって、今でも思ってるんです。まだ一曲もできてない。笑 - これからなんで
中国の経済や事件のニュースは日本国内でも頻繁に報道されるにもかかわらず、若者文化に関する情報は不思議とあまり耳にしないと感じたことはないだろうか。しかし、中国で人気のSNS「douban」の音楽ページを覗くと、発売されたばかりのTronのサウンドトラックから、Lady Gaga、The xx、ノラ・ジョーンズ、Perfume、やくしまるえつこ...と様々な音楽が紹介され、音楽情報においては日本との差は殆どないことが伺える。2007年に北京、2009年に上海にオープンした「MAO Livehouse」は、国内外のアーティスト達のライブを連日開催し、刺激を求めてやって来る若者達の欲求を満たし続けている。現在、上海を拠点にMAOのマネージャーを務めるSAM2(サムニ)氏に、中国の音楽シーンについてお話を伺ってみた。 - まず、中国にライブハウスをオープンさせることになった経緯を教えてください。
デザインオンラインマガジン「Refsign Magazine」による[F]PROJECT第二弾「kami no katachi」が2010年11月29日〜2010年12月26日まで、京都URBAN RESEARCH GALLERY SHOPにて開催される。 この展示は、昨今携帯電話、PC、iPadなど様々なデジタル媒体が世の中に溢れている中、生活で一番身近に存在するマテリアル「紙」にフィーチャーしたもので、紙のおもしろさ、美しさ、機能性を、リアルプレゼンテーショ ンの宝庫である「洋服屋」、その中でも上質なカルチャー情報を発信し続けている「アーバンリサーチ」とコラボレーションしリアルな「体験」をプレゼンテーションする。 企画を担当している、Refsign Magazineは、「人」「物」「事」そして「デザイン」をキーワードに据え、情報の発信を行っている。1200年の「伝統」と「今」が混在す
過去、「Kitsune」レーベルに在籍し、現在はブロック・パーティー(Bloc Party)、クラップ・ユア・ハン ズ・セイ・ヤー(Clap Your Hands Say Yeah)などを擁するレーベル「Wichita」と契約をしているイギリスのエレクトロ・ディオ ジェイムス・フォード(James Ford)とジェイムス・ショウ(Jas Shaw)による「Simian Mobile Disco」。 彼らのニューアルバム"Delicacies"(2010年11月22日発売)からシングルカット「Sweetbread(ウシ、ヒツジ、ブタなどの胸腺や膵臓の料理の意)」のPVがリリースされている。 このアルバムでは、音楽を食材と見なし、それらの音を彼らのレシピで提案するという内容となっている。 因に、Delicaciesは、日本語訳すると美味佳肴(ビミカコウ)の意味し、酒の肴や御馳走を顕している。
自身のレーベルFLASH BOOKSより『dogoo hair』を始めとした写真集を自費出版し、その作品世界で若い世代の熱狂的な支持を集めてきた塩田正幸の個展『SFACE』、『DNA(Dirty Npeaker All)』が、G/P galleryにて同時開催される。 会期は、2010年12月11日(土) ~ 2011年1月30日(日)。 近年では新井薬師で『35MINUTESMEN』を主催し、一年間に渡って定期的に行われた展覧会のドキュメント・ジン『35MINUTESMEN』を出版するなど、さらに精力的な活動に注目が集まっている塩田正幸。 活動当初より、写真集『NPEAKER』や、現在も続く新聞形式の写真集シリーズ 『LUMEN』第一号で画家・五木田智夫 とコラボレーションするなど、作家とともに歩んできたG/P galleryでは、彼の個展は初となる。 今回は
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