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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ill_critique (11)

  • 聖女と魔獣――『魔法少女まどか☆マギカ』ラストシーン読解 - 反=アニメ批評

    2011年冬期アニメ, アニメレヴュー4月24日に、今期アニメ(および一部の前期アニメ)から20〜30作品ほどを網羅的にしゃべるustを放送した。これから何回かにわけて、そこで話したことの一部、ブログに書いても差し障りのない範囲のことをまとめてみたい。ということで、ust一部採録その1。 ■『魔法少女まどか☆マギカ』魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/04/27メディア: Blu-ray購入: 12人 クリック: 1,443回この商品を含むブログ (171件) を見る魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/09/21メディア: Blu-rayクリック: 1,361回この商品を含むブログ (12件) を見る 『魔法少女まどか☆マギ

  • 日常っぽくて日常じゃない少し日常な『日常』――京都アニメーションと大震災 - 反=アニメ批評

    『日常』という作品タイトルは、そもそも「日常系」の隆盛に起因して、そことの(アイロニカルな)距離感が計られてるんだろうから、キャラクターの容姿が日常系の開祖(?)『あずまんが大王』にそっくりなことだって単なるイミテーションとはちょっと違う。あずまんが大王DVD-BOX出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2009/06/24メディア: DVD購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (13件) を見るだからアニメ版『日常』も、『らき☆すた』『けいおん!』で日常系アニメのひとつの達成をみた京アニが、次に取りかかる(解体)作業にもってこいな題材だった、と言えるかもしれない。それも、「日常」の意味がぐるりとひっくり返ってしまった、「現代」という格好のタイミングでの。 この「現代」的な日常の転覆は、『日常』のアバンにぎゅうぎゅうに濃縮されている。お魚くわえたドラ追っかけて行くよ

  • 続『けいおん!!』モブキャラ試論――若王子いちごさん研究まとめ - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, エッセー, 2010年春期アニメついに最終回を迎えた『けいおん!!』は、そのラストに映画化の告知を行うことによって、われわれにたまさかの延命措置を施した。 といっても、精神的に憔悴しきった虚ろな目で『けいおん!!』最終回を視界に収めはじめたわれわれの中には、その第26話冒頭、けいおん部淫たちが部室で口にしていたおやつが「ミカン」であった時点で、その後の「映画化発表=TV版では「未完」」という可能性を感じ取りはじめては浮き足立っていた者も少なくなかった。 もちろん、ミカンの次に現れたおやつが「ハッサク」だったことから、『けいおん!』劇場版は「全八作」の超大作である予感も禁じ得ないだろうが、 今は「みかん」や「ハッサク」ではなく「いちご」について語る時だ。 『けいおん!!』モブキャラ論壇において、第24話の色紙で苗字も(予想通り)判明した「若王子いちご」さんの「悪の帝王」とし

  • 『けいおん!!』モブキャラ論壇試論/絶対いちご主義宣言――『けいおん!!』第22話におけるいちごさんの特権性をめぐって - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, エッセー, 2010年春期アニメここのところ、ぼくが責任編集をつとめる『アニメルカ』の告知・宣伝用記事で埋め尽くされた当ブログは、今回もその末尾に、イベントの出演告知と合わせて、『アニメルカ vol.2』(2010年8月刊)、および『アニメルカ vol.1』(2010年5月刊)改定版に関する、(U-Tee Storeさんでの通信販売に続いて開始された)書店委託販売の告知がなされますが、日はその前に、いい加減抱きはじめたブログ記事執筆への義務感からか、徒然なるままに、『けいおん!!』モブキャラ論壇に関するエッセイが綴られつつあります。 第二期『けいおん!!』作中でけいおん部淫四人の所属する3年2組、そのクラスメイトたちが、二期に入って以降、ただのモブキャラといった位相を超えた形で前景化されはじめ、そしてそれにともない、彼女たちそれぞれの個性的な所作の数々が、少なからぬファ

    laislanopira
    laislanopira 2010/09/12
    モブキャラ論壇って…そんなものが作られつつあるのか
  • アート・キャラクター・アニメ――「カオス*ラウンジ2010」レポ - 反=アニメ批評

    雑記まずはお知らせから。■『アニメルカ』創刊号イラスト/カオスラウンジ - アニメルカ公式サイト 『アニメルカ』創刊号では、アニメ批評擬人化キャラ「CRITICALOID・アニメルカ」イラストを正式に掲載していくことになりました。 その「アニメルカ」イラスト参加者一人目として、WEB漫画『メンヘラちゃん』等で知られる「琴葉とこ」さんに寄稿していただけることになりましたので今回はそのご報告を。 ・琴葉とこK.: http://kotohatoko.web.fc2.com/pixiv: http://www.pixiv.net/member.php?id=327841twitter: http://twitter.com/kotohatoko 同人誌『アニメルカ』の表紙および挿絵イラストには「アニメ批評擬人化キャラ、CRITICALOID・アニメルカタンをデザインしていただけませんか!」という

  • 水商売化する萌えアニメ――とある科学の超電磁砲・とらドラ!・小悪魔ageha - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2008年秋期アニメ, 2009年秋期アニメ2008年秋からアニメ版が放送されていた『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品であり、またそれと同時期に放送されてはこれまた同じくJ.C.STAFFが制作した大人気作『とらドラ!』の「長井龍雪」が監督をつとめていることでも話題の今期人気作『とある科学の超電磁砲』。 人気作ということもあってか、長井監督自身がコンテ・演出をつとめるED、およびその色調に関しては、『とらドラ!』との類似性を絡めながら、既に様々な方々が言及してもいらっしゃるでしょうから、ここでは以前このブログに載せた『とらドラ!』の色彩表現に関する記事を載せるにとどめておけば、■『とらドラ!』における歌取とミスリードの技法――『true tears』とニワトリと四神説をめぐって概要:概要:『とらドラ!』の主要キャラたちが、四神(白虎、青龍、玄武、朱雀)になぞらえて

    laislanopira
    laislanopira 2009/11/03
    "現代を代表する前衛芸術誌『小悪魔ageha』"
  • 三次元美少女が二次元美少女キャラを凌駕することは可能なのか――『極上!!めちゃモテ委員長』と『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』をめぐって - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, アニメレヴュー, 2009年春期アニメ特に書くこともないので、アニメレヴューを、というか今期アニメにおいて、2Dと3D、あるいは二次元と三次元に表現に関して引っかかる作品があったので、碌に観られていないように感じるそれらの作品の紹介も兼ねて、作品を観たことがない人でも読めるよう配慮しつつ少々雑感を書きなぐってみようと思います。 まずははじめに取り上げさせていただくのは『極上!!めちゃモテ委員長』。 放送を一目でも観たことがある者ならば誰もが最大限の賛辞を込めて「なんてつまらない作品なんだ……」と呟かざる得ないこの『極上!!めちゃモテ委員長』は、しかし意図的なネタアニメや養殖とんでもアニメばかりが幅を利かせる現代アニメ界においても、しかしこの作品に対しては心のどこかで、「狙ってふざけたアニメならたくさんある。ただ、まさかそんなことはないと思うけど、この作品はもしかしたら、い

    laislanopira
    laislanopira 2009/05/04
    2D&3D/ 不気味すぎるキッズ向けアニメと、最強すぎるNHK教育アニメ
  • 今期新作アニメから見る「アニメビジネス」――『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』をめぐって - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその3。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して※2009年春期新作アニメレヴューその2■『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して※『東のエデン』第2話は、どうにもぼくのレヴューと被る部分のある展開が続きバツが悪い思いをしました……。 さて、第3回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただくのは、『バスカッシュ!』と『戦国BASARA』。 まずは河森正治×サテライトという『マクロス』シリーズのタッグに加え、シリーズ構成に『機動戦艦ナデシコ』や『宇宙のステルヴィア』の監督で

    laislanopira
    laislanopira 2009/04/23
    パチンコ+アイドル+海外+メーカー+地方+腐女子+萌えオタ+ネットの話題+… "もしこれだけの大作を作りたければ、それ相応のマネージメント能力にプロデュース力が必要なのだと言い直してもいいでしょう。"
  • 『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか――女の子的想像力に関して - 反=アニメ批評

    ※現在あいにく、反=アニメ批評を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。※ということで、2009年春期新作アニメレヴューその1。 今回とりあげさせていただくのは、今期アニメの中で最大の話題作でありヒット作であろう京都アニメーション制作作品『けいおん!』です。 といってももちろん、この『けいおん!』については、おそらく既に、無数のブログにおいて数多くの指摘がなされていることでしょうから、いまさら、京アニが同じく萌え4コマを原作としたアニメ『らき☆すた』との設定における類似性であるとか、部活作りという展開が『ハルヒ』第1話と、またガールズバンドというモチーフが『ハルヒ』の「ライブ・アライブ」と被っていること、さらにいえば、高い作画レベルで描かれた、どこかふとましくデザインされた女の子たちによるバンド演奏シーンが『まなびストレート』を思わ

    laislanopira
    laislanopira 2009/04/16
    雑貨屋さんやカフェのセンス、毎日服装だけでなくティーセットも違うこと、男の注目するパンツをどう描くのか
  • 『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその2。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか 〜女の子的想像力に関して さて、第2回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただく作品は、少なからぬ人々が今期ベストアニメであることを確信してもいるだろう『東のエデン』についてです。 「押井守」の一番弟子であり、テレビアニメ版『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの監督・シリーズ構成をつとめた「神山健治」が、再び、監督・シリーズ構成、さらには原作までをもつとめ、かつ「ノイタミナ枠初のオリジナルアニメ」でもある「Production I.G」制作作品『東のエデン』。ノイタミナ枠で

    laislanopira
    laislanopira 2009/04/16
    911の後では、テロを思い出させないマンハッタンの風景はない/ 全裸ブームとパンツの有無とゼロ年代の身体性について(嘘)
  • 『クイーンズブレイド』地上波規制に対する抗議文書――アニメーションをめぐるセックスとヴァイオレンスに関する不当な弾圧に対して断固反対する - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメ対戦型ゲームブックを謳うエロを下敷きに、監督に「よしもときんじ」、キャラクターデザイン・総作画監督に「りんしん」という、18禁アダルトアニメ界の作家を配した『クイーンズブレイド』。 もちろん、18禁エロアニメをはじめ、深夜アニメにおいてもあざといエロやセックスを主体にした作品なぞ既にありふれているとはいえ、この『クイーンズブレイド』においてはしかし、痴女たちが入り乱れるエロアニメにも関わらず、キャスティングにおいて以下、 流浪の戦士 レイナ - 川澄綾子雷雲の将 クローデット - 田中敦子近衛隊長 エリナ - 水橋かおり武者巫女 トモエ - 能登麻美子荒野の義賊 リスティ -甲斐田裕子元・甲魔忍軍頭領 シズカ - 生天目仁美光明の天使 ナナエル - 平野綾千変の刺客 メローナ - 釘宮理恵古代の王女 メナス - 後藤邑子冥土へ誘うもの アイリ - 伊藤かな恵歴戦の傭兵

    laislanopira
    laislanopira 2009/04/10
    そんなにセックス・バイオレンス・ロックンロールを隠したいか。アニメでびびっていたら戦争映画や記録映画は流せないぞ/ こういうアニメは子供が間違って見たほうがいい
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