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  • ブレイク前夜?!伝説の天才絵師、渡辺省亭の回顧展「SEITEIリターンズ!」が面白い!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 伊藤若冲、河鍋暁斎、柴田是真、五姓田義松・・・生前は実力・人気共に画壇トップクラスの天才絵師であったにもかかわらず、没後まもなく人々から忘れ去られ、そして近年になって再発見されてブレイクを果たした画家は、日美術史の中でたくさんいます。 エントリで紹介する渡辺省亭(わたなべせいてい)も、そのうちの一人。生前はパリに留学し、当時一流の西洋美術の巨匠たちと交流を持つなど華々しい活躍もありましたが、亡くなってからは完全に歴史の中で忘れ去られてしまいました。しかし、2017年頃から急速に注目され、再び「見つかりつつある」あるのです。 今日は、まさに再ブレイクをこれから果たすかもしれない、加島美術で開催中の渡辺省亭のミニ回顧展「SEITEIリターンズ!!」について、簡単に感想・レビューを書いてみたいと思います! 1.渡辺省亭ってそもそも誰なの? 渡辺省

    ブレイク前夜?!伝説の天才絵師、渡辺省亭の回顧展「SEITEIリターンズ!」が面白い!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ
  • 「デザインあ展」(2018/東京展)は体験型展示が抜群の面白さ!大人でも夢中になれる楽しいコンテンツ満載でした!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 毎年7月~9月頃に開催される夏の美術展は、難しく考えなくても、大人から子どもまで幅広く楽しめる体験型展示が多くなります。そんな中、7月19日からNHK Eテレの番組「デザインあ」と連動した企画展、「デザインあ展 in TOKYO」が日科学未来館でスタートしました。 「デザイン」の展示というと、なんだか難しいのかなぁ・・・と身構えていたのですが、行ってみてその面白さに圧倒されました。これは当に面白い!! ユーモア満載の体験型展示や没入感のあるインスタレーションを一つずつこなしているうちに、直感的にデザインの奥深さや面白さ、質に気付かされていく、素晴らしい展覧会でした。 早速ですが、展覧会に行ってきた感想レポートを書いてみたいと思います! 1.企画展「デザインあ展 in TOKYO」とは テーマソングは小山田圭吾(コーネリアス)が担当! 2.

    「デザインあ展」(2018/東京展)は体験型展示が抜群の面白さ!大人でも夢中になれる楽しいコンテンツ満載でした!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ
  • 意外な穴場?オットー・ネーベル展は不思議な魅力がある美術展!【展覧会レビュー・感想】 - あいむあらいぶ

    【2017年12月8日最終更新】 かるび(@karub_imalive)です。 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、「オットー・ネーベル展ーシャガール、カンディンスキー、クレーの時代」。おそらく相当なマニアであっても、100人中98人くらいは「誰それ?」っていう反応になりそうな、日ではまだあまり馴染みのない作家の、日初となる回顧展です。 ちょうど11月28日に開催された、ブックカフェ6次元主催の「オットー・ネーベルナイト」という、美術館内で行われたトーク&内覧イベントで詳しい解説を聞きながら見て回ったのですが、ドイツ表現主義の流れを汲んだ、不思議な魅力のある作風の抽象画家でした。 さっそくですが、行ってきた感想を簡単に書いてみたいと思います。 ※なお、エントリで使用した写真は、予め主催者の許可を得て撮影させていただいたものとなります。何卒ご了承下さい。 オットー・ネーベル展

    意外な穴場?オットー・ネーベル展は不思議な魅力がある美術展!【展覧会レビュー・感想】 - あいむあらいぶ
  • 「怖い絵展」は新しい絵の見方を楽しめるユニークな展覧会!【レビュー・感想・混雑対策】 - あいむあらいぶ

    【2017年12月9日最終更新】 10月14日より土曜日9:00~20:00、日曜日9:00~18:00に開館時間が延長されました!詳しくは、下記「混雑対策」のコーナーで! かるび(@karub_imalive)です。 10月7日から、上野の森美術館で始まった「怖い絵」展。西洋絵画から、選りすぐりの「怖い絵」を集めて展示するという、ユニークな企画展です。 実は、今年の夏に関西の実家に帰省した際、大混雑の中、頑張って並んで見てきたのですが、非常に印象的な展覧会でした。東京展が始まったら、絶対もう1回見たい!と思っていました。今回、プレス向け内覧会で取材することができましたので、写真付きで展覧会の感想・解説などをレポートしてみたいと思います! ※展覧会の写真は、予めプレス向け内覧会にて主催者の許可を得て撮影したものとなります。何卒ご了承下さい。 1.怖い絵展とは 2.怖い絵展の何が画期的で新

    「怖い絵展」は新しい絵の見方を楽しめるユニークな展覧会!【レビュー・感想・混雑対策】 - あいむあらいぶ
    laislanopira
    laislanopira 2017/10/08
    神戸では混んでて大変だった
  • 日本美術の入札会(@加島美術)に行ってきた!緊張したけど楽しかった! - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 2015年の終わり頃から格的にアートにハマり始め、展覧会通いを続けてもうすぐ2年になります。最初の頃は、ちょっと小さめの個人美術館に一人で入るのもドキドキしていたくらいなのですが、近頃はだいぶ図太くなってきたようで慣れてきました(笑)大きめの所であれば、一人で画廊にもようやく入ったり、アーティストさんに質問もガンガンできるようになりました。 そんな中、一度ちょっと見てみたかったのが、美術品の生のオークション。映画テレビのドキュメンタリーでは何度か見たことがありましたが、実際の現場を見てみたいなーと思っていたのです。 ▼日美術専門の老舗画廊「加島美術」 そんな中、今年「渡辺省亭展」が大評判だった日美術を専門とするギャラリー、「加島美術」の広報の方から連絡を頂き、7月下旬に実施する「七夕入札会」の初日の内覧会を見学させていただける、というこ

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    laislanopira
    laislanopira 2017/07/30
    コレクターになるべき
  • タイ展最高!仏像好き必見の本気すぎる最強展示が素晴らしかった!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ

    【2017年7月13日最終更新】 かるび(@karub_imalive)です。 日は今、静かな仏像ブームと言われます。ここ数年、「仏像」をテーマにした展覧会は動員数も非常に好調。例えば、2009年に行われ約94万人を集めた「国宝 阿修羅展」は、なんとその年の展覧会で、1日あたりの入場者数で世界No.1を記録しました。(日じゃなくて、世界ですよ?!) 去年も、東京国立博物館では6月に特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」、9月に特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」が開催され、大人気コンテンツになっていました。 そして、今年も9月からはいよいよ大注目の「運慶展」が始まりますが、大変な人気になりそうな予感がします。 しかし!!! その前に意外な伏兵がいたのです!! それが、今回紹介する「タイ展」! 展覧会名だけ聞くと、なんだか「クール・ジャパン」的な感じで、タイ料理

    タイ展最高!仏像好き必見の本気すぎる最強展示が素晴らしかった!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ
  • 前衛書道ヤバい!「書だ!石川九楊展」が想像以上の奔放さだった!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ

    【2017年7月11日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 7月5日から上野の森美術館で始まった「書だ!石川九楊展」に行ってきました。最近、アート以外に建築やデザインなども手を出していたのですが、書道展に行くのは初めてです。 書道といっても、普通のお稽古事の発表会的なグループ展ではなくて、今回行った展覧会はいわゆる「前衛書道」というジャンルで活躍する第一人者の個展。いわゆる「草書」や「篆書」「行書」といった、アマチュア愛好家が先生に習って上手さを競うコンテストではなく、書家の個性が前面に出た、フリースタイル書道的な感じですね。 不勉強なことに、石川九楊氏のことは全く知らなかったのですが、今回、あるご縁で内覧会へとご招待頂いたので、「なんか面白そう!」ということで行ってきました。 しかしこれが、ハンパない衝撃を受けたんですよね。今年もこれまで美術展を色々回ってきましたが、受け

    前衛書道ヤバい!「書だ!石川九楊展」が想像以上の奔放さだった!【展覧会感想・レビュー】 - あいむあらいぶ
  • ファン必見!映画「メットガラ」は美術館の舞台裏がわかる傑作アートドキュメンタリー!【感想・ネタバレ有】 - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 4月15日から渋谷Bunkamura等で公開されている、ニューヨークメトロポリタン美術館でのファッションの祭典「メットガラ」に密着したアートドキュメンタリーをようやく見ることができました。これが、凄く面白かった! 映画「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープが演じたアナ・ウィンターの実物版が動き回っている!というミーハーな見方でも良いし、アートとファッションの最新の関係性について真面目に深く考えるきっかけにしても良いし、あらゆるレベルで楽しめる作品でした。 早速ですが、映画を見てきた感想やレビュー、考察・解説を書いてみたいと思います。 ※エントリは、ドキュメンタリー内容の核心部分にかかわるネタバレ記述が多少含まれますので、何卒ご了承下さい。 ※エントリで使用した画像は、Youtube上の映画公式予告動画から抜粋したものか、筆者が実際に撮影し

    ファン必見!映画「メットガラ」は美術館の舞台裏がわかる傑作アートドキュメンタリー!【感想・ネタバレ有】 - あいむあらいぶ
  • 日本初の最強ナビ派企画展!「オルセーのナビ派展」@三菱一号館美術館、最高でした!! - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 2月4日から三菱一号館美術館で開催中の「オルセーのナビ派展」。素晴らしい展覧会でした。印象派と現代美術の橋渡しをする過渡期の19世紀末に、フランスで生まれた前衛芸術運動の一派「ナビ派」の日初の総合回顧展となる今回の展示は、おしゃれで、かわいくて、ちゃんとわかりやすさもある親しみやすい展覧会でした。 1888年~1900年頃のわずか10年ちょっとの間に、ゴーギャンに影響を受けたフランス人画家達が、どんな絵画を描いていたのか、まとめてチェックできる良い機会でした。 以下、早速展覧会の感想を書いてみたいと思います。 ※なお、写真はブロガー内覧会のときに、主催者の許可を得て撮影しています 1.「オルセーのナビ派展」混雑状況と所要時間目安 2.ナビ派ってどんな人達なの?~3分でわかるナビ派解説~ 3.「オルセーのナビ派」展とは 4.ナビ派の画家たちって

    日本初の最強ナビ派企画展!「オルセーのナビ派展」@三菱一号館美術館、最高でした!! - あいむあらいぶ
  • 大満足!「ティツィアーノとヴェネツィア派展」は巨匠の大作が堪能できる良い展覧会でした! - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 正月も開けて、いよいよ2017年も大型の美術展があちこちでスタートしています。個人的に、1月は一番楽しみにしていた「ティツィアーノとヴェネツィア派」展。 早速行ってきたのですが、結論から言うと、ティツィアーノ最高!去年の国立新美術館&国立国際美術館で開催された「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展では、わずか2点しか見れなかったので、今回展示で、工房作品も入れると7点もの作品群と対面できたのは当に嬉しかった。 やっぱりね、近くで見ると違うんですよ、オーラが。名作の輝き、というか、巨匠の凄みというか。そういったものを、ビシビシ感じることができた素晴らしい展覧会でした。 ということで、以下、早速感想・レビューを書いてみたいと思います! ※ブログ中の画像は、主催者の許可を得て掲載しています。 1.混雑状況と所要時間目安 2.「ティツィアーノとヴェ

    大満足!「ティツィアーノとヴェネツィア派展」は巨匠の大作が堪能できる良い展覧会でした! - あいむあらいぶ
  • アートファン必見!「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」は映画で見るダヴィンチの展覧会でした!【試写会レビュー・感想】 - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 最近、アート関連の映画当に増えていますね。昨日、2017年1月28日から封切りとなる、ダヴィンチのアート・科学における業績を特集・解説したドキュメンタリー映画「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」の試写会に行ってきました。 さっそくですが、以下感想を書いてみたいと思います。 1.映画の基情報 2.映画のみどころ 2-1.ダヴィンチのほぼ全ての絵画を網羅している 2-2.アート以外にダヴィンチが残した大量の研究成果もみどころ 2-3.映画ならではの近接画像・美麗な映像はさすが 2-4.ダ・ヴィンチの弟子たちの作品も大きく取り上げられている 3.映画で徹底レビューされ、特に印象に残ったダ・ヴィンチの絵画群 3-1.「洗礼者ヨハネ」 3-2.「音楽家の肖像」 3-3.「白貂を抱く貴婦人」 3-4.「イザベッラ・デステの肖像」 3-5.「ラ・

    アートファン必見!「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」は映画で見るダヴィンチの展覧会でした!【試写会レビュー・感想】 - あいむあらいぶ
  • 箱根のポーラ美術館はヤバい!コスパ最強のバスツアーで、ハイクオリティな展示を1日楽しめました! - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 年末に、いつもお世話になっている美術ブロガーの大御所Takさん(@TakTwi)から、「こんな企画があるけど、どう?」とお誘い頂いたとある美術展の企画がありました。 題して、「ポーラ美術館新春ギャラリートーク駅伝バスツアー!」ということで、年末、行く直前にも「申込んだよ!」とブログに内容を書いたのですが、1月8日に実際に行ってまいりました。これが、非常に有意義で楽しいバスツアーでした! せっかくなので、簡単ではありますが、以下にレポートを書いてみたいと思います。 1.ポーラ美術館ってどこ?どんな美術館? ただの観光地にある一見さん相手の適当な美術館とは全く違う、格派の美術館! ポーラ美術館のなりたち 惜しむらくは、遠い!箱根の仙石原はそうそう簡単には行けません そこで出た企画が「バスツアー」 2.この日の展示内容を駆け足で紹介 2-1.企画展

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  • 本当に2万年前とは思えない?!「世界遺産ラスコー展」はクロマニョン人のハイレベルなアートが驚きでした - あいむあらいぶ

    かるび(@karub_imalive)です。 11月1日から上野の国立科学博物館で始まった、「世界遺産ラスコー」展に行ってきました。 クロマニヨン人が洞窟内で描いた動物の壁画や装飾品類がハイレベルであり、心の通った人間らしい「アート作品」であることに非常に驚かされました。また、クロマニヨン人の当時の生活や文化レベルについても、科学博物館らしい多彩な分析展示が非常に良かったです。 美術館系よりも写真撮影に寛容で、触ったり臭いをかいだり、音を聞いたりと先進的で、子供にもバッチリ配慮した良い展覧会でした。 ということで、早速行ってきた感想を書いてみたいと思います。 1.混雑状況と所要時間目安 2.子供も楽しめる音声ガイド! 3.ラスコーの壁画と今回の展覧会 4.展覧会の見どころは? 4-1.ラスコーの壁画にまつわるストーリー 4-2.ラスコーの壁画の複製(ラスコー3) 4-3.クロマニヨン人の遺

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  • 「拝啓 ルノワール先生-梅原龍三郎に息づく師の教え」展の感想@三菱一号館美術館 - あいむあらいぶ

    【2016年11月15日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 10月18日から三菱一号館美術館で開催されている、「拝啓ルノワール先生-梅原龍三郎に息づく師の教え」展に行ってきました。ちょうど、ラッキーなことにブロガー内覧会に招待頂けましたので、写真も交えながら、以下感想を書いてみたいと思います。 ※記事中の写真は、主催者の許可を得て記載しています 1.混雑状況と所要時間目安 2.展覧会の趣旨 3.梅原龍三郎について 4.展覧会の見どころ 4-1.画家として大成功した梅原龍三郎の財力と幸せなキャリア 4-2.結局梅原龍三郎に一番影響を与えた画家は誰だったのか 4-3.今回は図録がすごくおすすめ 5.その他、展覧会で気になった展示一覧 5-1.梅原龍三郎のパレット 5-2.「横臥裸婦」 6.まとめ 展覧会開催情報 参考図書 1.混雑状況と所要時間目安 今のところ、土日含めて混雑

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  • 妖しすぎ?!クラーナハ展は中世の香り漂う個性的な絵画が凄かった! - あいむあらいぶ

    【2016年11月25日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 10月15日から、ドイツ・ルネサンスの巨匠、ルカス・クラーナハ(父)をフィーチャーした、「クラーナハ展」が国立西洋美術館で始まりました。 ここ10年程、世界的にも特集展示が組まれることが多くなってきましたが、日でも、とうとう開催されたクラーナハの大回顧展。 展示の中身は、かなり力が入っていて非常に見ごたえがありました。・・・というより怪しさ満点。いや、妖しさと言った方がいいでしょうか?15~16世紀頃のこの時期特有のドイツ北方のB級感あふれるウマ下手系のタッチに、ギリシャ神話や聖書から着想された奇抜なテーマや、裸体画づくしの絵画群がこれでもかと並べられた圧巻な展示は、見どころ満載。 同時期に高い完成度を誇ったフィレンツェやローマ、ヴェネツィアのイタリア・ルネサンス絵画とはまた違った楽しさ、面白さにあふれた展覧会

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  • かわいすぎる禅画?!の決定版!大仙厓展@出光美術館の感想 - あいむあらいぶ

    【2016年12月10日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 10月1日から開催中の「大仙厓展」に行ってきました。 ここ数年、ゆるふわでかわいい禅画の決定版として仙厓(せんがい)が書籍や雑誌などで取り上げられることが増えてきました。展覧会でも、毎年、全国どこかの美術館で特集が組まれていますが、今回の「大仙厓展」は文字通りその決定版。 また、開催期間が重なってはいませんでしたが、12月10日には、仙厓をこよなく愛した出光美術館の創立者、出光佐三の生涯を描いた感動の大作映画「海賊とよばれた男」が公開されています。(レポートは下記から) 「大仙厓展」は、仙厓が生涯で残した禅画の数々を一堂に集めた素晴らしい展覧会となりました。以下、感想を書きたいと思います。 1.混雑状況と所要時間目安 2.大仙厓展のコンセプト 3.仙厓と禅画について 4.展覧会の見どころ 4-1:かわいい禅画の決

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  • 仏像好き必見!すごい十一面観音像が上野に来た!~「特別展 平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」の感想~ - あいむあらいぶ

    【2016年9月29日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 僕は、実家が京都南部(=ほとんど奈良)なので、東大寺・興福寺をはじめ、仏像やお寺は今までにもさんざん日常的に見てきています。美術展に腰を入れて回るようになってからも、わざわざ東京で何時間も並んで阿修羅像とか見なくても、別に奈良でみたらいいやん、、、と仏像系の展示はそんなに乗り気ではありませんでした。 ところが、9月13日から東京国立博物館で公開が始まった、滋賀県甲賀市の櫟野寺をフィーチャーした「特別展 平安の秘仏」展。「らくやじ?どこやねんそれ、知らんけど、まぁ軽く見ておくか」みたいな感じで入室したのですが、これが予想外に良かった! 入室してすぐ、部屋の正面に鎮座する十一面観音像の大きさと存在感に、しばらく言葉を失ってしまいました。「これはすごい・・・ブログに書かねば」と反射的にメモを取りだして戦闘モードに(笑)

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  • 山種美術館「浮世絵 六大絵師の競演」ブロガー内覧会に行ってきました! - あいむあらいぶ

    【2016年9月4日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 8月28日から山種美術館で展示がスタートした展覧会、「浮世絵 六大絵師の競演 ―春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重―」のブロガー内覧会に行ってきました。 美術館や博物館の企画展では、展示開始の直前や当日の閉館後などに、通常のお客さんが入れないマスコミや関係者向けの「内覧会」という特別招待イベントがあります。映画でいうところの「試写会」みたいなものでしょうか。 最近は、各種展覧会でもブログ、Twitter、InstagramなどのSNS経由での口コミ集客がバカにならない影響力があるということで、招待制ではなく、応募可能なブロガー向けの内覧会を開催する展示会が増えてきました。 この、山種美術館も、毎年1年間で5~6展の企画展を実施しますが、そのたびにブロガー向けの内覧会を開催している非常に熱心な美術館です。 今日は、山種

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  • トーマス・ルフ展@東京国立近代美術館の感想~刺激的な新しい写真表現が新鮮でした~ - あいむあらいぶ

    【2016年9月28日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 東京国立近代美術館にて、現代写真の巨匠、トーマス・ルフが日での初の回顧展を開いています。非常に良い展覧会でしたので、以下、感想を書いてみたいと思います。 1.混雑状況と所要時間 2.音声ガイドと写真撮影 3.トーマス・ルフと日での展覧会について 3-1.ルフの日での展覧会について 3ー2.トーマス・ルフの作風 4.作品のみどころ 4-1.「Hauser(ハウス)」シリーズ 4-2.「nudes(ヌード)」シリーズ 4-3.「jpeg」シリーズ 4-4.「Photogram」シリーズ 5.グッズ 6.まとめ 展覧会概要 おまけ:今回の展示会の予習/復習で役に立ったもの 1.混雑状況と所要時間 会期が1ヶ月過ぎましたが、それなりに混雑する時間帯はあるようです。土日の午後は、のんびり写真撮影するスペースはないかもし

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  • 混雑必至のダリ展は10年ぶりの大規模回顧展!おすすめです! - あいむあらいぶ

    【2016年9月1日更新】 かるび(@karub_imalive)です。 毎年8月のお盆には、京都にある実家に帰省しています。今回、せっかくなので、普段行けない関西の美術展回りを精力的にやろう!ということで、東京展@国立新美術館(2016年9月14日~)に先駆けて、京都市美術館でダリ展を見てきました。 今回のダリ展は、10年ぶりの大回顧展ということで、企画発表段階からファンの期待度が高く、注目の美術展でした。混雑度で言うと、2016年下期No.1になるんじゃないでしょうか。今日は、そんなダリ展について少し書いてみたいと思います。 1.混雑状況と所要時間目安 2.ダリ展の音声ガイドは竹中直人 3.ダリ展のコンセプト 4.ダリとシュルレアリスム 5.セルフ・プロデュースの天才、そしてのガラ一筋だった 6.ダリ作品の注目点について 6-1.繰り返し色々な作品で使われるモチーフ 6-2.、ガラ

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