以前に「こんな働き方改革は嫌だ!「働かせ方改革」なんて言われないために」や「「働き方改革」と一言でいうけれども」なんて記事を書いた。その後も新聞やネットのニュースで、今流行りの働き方改革の事例を見かけるたびに自前の「働き方改革実践手法百選」にピップアップしながら中身を吟味している。そして本日日経新聞朝刊の私見卓見のコーナーに「働かせ方改革では続かず」というタイトルで寄稿したものが掲載された。 個人的には「働き方改革」とは、従来の無駄や冗長なやり方を見直して業務の効率化を図りそれによって得た時間を各個人が自分の使いたいように使えるようになること、あるいは社員の負担を増やすこと無く企業側が制度や手段を提供して社員に多様な選択肢を提供すること、だと捉えている。 したがって前述したニュースや記事に出てくる企業のいろいろな取組みについては、その都度この定義に沿って私の主観で良い働き方改革と悪い働き方