2012年の発売後にすぐ読んでいた、スティーブン・R・コヴィー博士の『第3の案 成功者の選択』を久々に再読しました。 ビジネス書のロングセラー『7つの習慣』にある、第6の習慣の「シナジー(相乗効果)」という原則を、「本書ではもっとずっと広く、深く、あなたと共に探っていきたい」(p13)とコヴィー博士は語ります。 またコヴィー博士によると、「本書は基本的に、人生において最も難しい問題を解決する鍵となるもの」(p12)です。 難しい問題としてあげているのは、「職場の上司や同僚との深刻な対立」「夫婦間の『修復不能な溝』」「やる気のない子ども」「何かの問題を巡る近所やコミュニティでのいざこざ」など。 こういった問題に対する「第3の案」の考え方と、その具体的な実践例が、この本には満載でした。 その一部を、以下に紹介します。 「第3の案」とは 「第3の案」とは、「あなたのやり方でも、私のやり方でもない