福島県白河市新高山のショッピングセンターで8日、屋外のゴミ箱から見つかった焼死体の身元について、白河署は13日、同県郡山市開成、除染作業員亀井輝光さん(41)と発表した。 争った形跡や目立った外傷はなく、現場にライターがあった。同署は、段ボールなどが捨てられたゴミ箱の中で野宿をしていた際、たばこなどの火が燃え移った可能性が高いとしている。 県警幹部によると、亀井さんは今月6日以降、出勤せず、会社が借りたアパートにも戻っていなかった。一人暮らしだった。勤務先の知人男性(52)は「7月から郡山市の除染現場で働いていたが、突然、来なくなった。心配していた」と話した。