東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉を覆う格納容器に投入したまま動かせなくなったロボットの様子を捉えた画像が公開されました。ロボットは脱輪してボディーが傾いた状態で、作業の難しさを改めて示す形となっています。 東京電力が公開した画像では、ロボットが鉄格子の足場の上で右に傾いた状態で停止している様子が捉えられています。 このロボットは本来、かたかなの「コ」字型に変形して、より右側を走行するはずでしたが、がれきが積み重なっていたため、コースを変更したところ、走行用のベルトが段差や隙間に挟まったということです。 ロボットは、段差から抜け出そうとして、ボディーを伸ばした状態のままとなっているほか、画像にはコース変更の原因となったがれきも捉えられていて、作業の難しさを改めて示すかたちとなっています。 さらに、調査期間の延長に伴って、ロボットの回収に使う別のカメラが放射線の影響で故障したため、東京電