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ブックマーク / www.publickey1.jp (173)

  • HDDをSSDにしたらデータベースはどれだけ速くなるか? オラクルと富士通が実験

    リレーショナルデータベースを利用する際には、高い性能を引き出すために物理設計をし、スキーマを工夫し、パラメータのチューニングを行うことがつねに行われてきました。 性能のボトルネックはたいがいHDDにあり、いかにそのボトルネックを回避するかがチューニングのポイントですが、最近では性能向上のための武器として、HDDよりもずっとアクセス性能の高いSSDが注目されています。SSDはHDDと置き換えるだけで、アプリケーションにまったく手を加えずに性能向上を可能にする手段として非常に魅力的です。 HDDの代わりにSSDを利用したら、リレーショナルデータベースの性能はどれだけ向上するのでしょうか? オラクルと富士通が共同検証を行い、その結果をホワイトペーパーとして先週発表しました(参考「日オラクルと富士通 フラッシュ技術活用によるデータベース高速化を共同検証」)。 ホワイトペーパーでは、HDDの代わり

    HDDをSSDにしたらデータベースはどれだけ速くなるか? オラクルと富士通が実験
    lanius
    lanius 2010/04/26
    OLTP処理ではリレーショナルデータベースの性能が約2.4倍程度向上。
  • SQLiteのテストコードは4567万8000行! 本体のコードは6万7000行

    軽量なリレーショナルデータベースとして人気のSQLite。そのWebサイトに掲載されている「How SQLite Is Tested」の内容が、海外のプログラマなどのあいだで話題になっています。 3月に公開された最新バージョンのSQLite 3.6.23。体のソースコードは約6万7200行(67.2KSLOC、Kilo Source Lines of Code:空行やコメントを除いた行数)なのに対し、テストコードはなんと4567万8300行(45678.3KSLOC)だと紹介されているのです! これはテストコードが体の約679倍もの大きさだということになります。 100%のブランチカバレッジ SQLiteコアのライブラリをテストするテストコードとして、以下の3つが紹介されています。 TCL Tests TCL Testsはもっとも古いテストコードで、TCL scripting lang

    SQLiteのテストコードは4567万8000行! 本体のコードは6万7000行
  • ハイパーバイザ上で稼働するJavaVM、サーバOS不要の「JRockit Virtual Edition」、オラクルから

    ハイパーバイザ上で稼働するJavaVM、サーバOS不要の「JRockit Virtual Edition」、オラクルから 米オラクルが19日に発表した「JRockit Virtual Edition」は、仮想化ハイパーバイザのOracleVM上で直接動作するJavaVMです。OSレイヤを省略することによって、その上で動作するWebLogic Serverの性能が最大で30%向上したと同社は発表しています。 OS不要でJavaVMを稼働 米オラクルが19日に発表した「WebLogic Suite Virtualization Option」は、OracleVM上で動作するJavaVMの「JRockit Virtual Edition」と、Webアプリケーションサーバの「Oracle WebLogic Server」の2つで構成された製品。 名前の通り仮想環境に最適化されており、サーバ上に仮想

    ハイパーバイザ上で稼働するJavaVM、サーバOS不要の「JRockit Virtual Edition」、オラクルから
    lanius
    lanius 2010/04/21
    JRockit Vertual Editionによって実行速度が最大で30%も向上。
  • Hadoop、セキュリティ強化でKerberos実装中

    Hadoopには現在、企業などで利用する際にはセキュリティ面での不安があり、そのための改良に取り組んでいます。Yahoo!のHadoop Developmentチームに所属するOwen O'Malley氏による、現在どのような仕組みでHadoopのセキュリティを強化しようとしているのかを説明するプレゼンテーションが「Hadoop User Group March Meeting Recap」のページで公開されています。 Kerberosでシングルサインオンを実現 プレゼンテーションの主なポイントを紹介します。 今回の主たる目的は、「認証されていないユーザーがHDFSにアクセスできないようにすること」となっています。 現在のHadoopには、NameNodeやJobTracker、DataNodeなどでのユーザー認証がないことがセキュリティ上の課題になっていると指摘。

    Hadoop、セキュリティ強化でKerberos実装中
  • SVGは普及する。WebデザイナーはCSSとともにSVGが必須科目に

    Internet Explorer 9では、Webブラウザ上にベクター形式で画像を描画できるSVGScalable Vector Graphics)のサポートが表明されています。ITproの記事「IE9の登場で画像フォーマットの命に浮上するSVG」では、IE9がSVGをサポートすることでSVGの普及が始まるのではないかと予想しています。同意します。 SVGHTMLCSSJavaScriptと並ぶWebの要素に SVGは2001年にバージョン1.0、2003年にバージョン1.1がW3Cの勧告として策定されました。しかしマイクロソフトはIE6、IE7、IE8とずっとSVGに対応せず、一方でSVG策定以前から同社などが推進していたVML(Vector Markup Language)と呼ばれるベクター形式の言語を実装してきました。 Webブラウザで最大シェアを持つIEで使えないSVG

    SVGは普及する。WebデザイナーはCSSとともにSVGが必須科目に
  • Twitterが分散フレームワーク「Gizzard」公開! Scalaで書かれたShardingを実現するミドルウェア

    Twitterが分散フレームワーク「Gizzard」公開! Scalaで書かれたShardingを実現するミドルウェア Twitterは独自に開発した分散フレームワークの「Gizzard」をオープンソースとして公開しました。GizzardはScalaで書かれたJavaVM上で動作するミドルウェアで、PHPRubyといったWebアプリケーションからの要求を自動的にデータベースに分散することで、大規模で可用性の高い分散データベースを容易に実現するためのものです。 Gizzard:フォルトトレラントな分散データベースを実現 The Twitter Engineering Blog: Introducing Gizzard, a framework for creating distributed datastores Twitterのブログにポストされた「Introducing Gizzard

    Twitterが分散フレームワーク「Gizzard」公開! Scalaで書かれたShardingを実現するミドルウェア
  • Google App Engineのロードマップ。半年以内に30秒制限もスピンアップ待ちも撤廃?

    Google App EngineのWebサイトに「App Engine Product Roadmap」と名付けられた、文字通り今後のApp Engineのロードマップを説明したページがあります。 このページに書かれている説明によると、ロードマップとして挙げられている項目はApp Engineチームによって開発が進められており、多くは6カ月以内に実現することを意図しているとのこと。また、項目はつねに更新されているとのことです。 ただし、このページに書かれているロードマップの項目はすべてが具体的に書かれているわけではないため、実際にどのような実装として登場するのか分からないものもあります。 Javaのプログラミングなどに詳しいスティルハウスの佐藤一憲氏は、このロードマップを独自に解釈したエントリ「 #appengine の未来はこうなる!」を2日前にブログにアップしています。今後Googl

    Google App Engineのロードマップ。半年以内に30秒制限もスピンアップ待ちも撤廃?
  • モジュラー化Javaが本格化、OSGi Enteprise Specificationが承認

    OSGiアライアンスは3月23日、サンタクララで開催されたEclipseCon 2010で、OSGiのエンタープライズ仕様である「OSGi Service Platform Enterprise Specification Release 4, Version 4.2」が承認されたと発表しました。 OSGiとは、Javaで作られたモジュールの動的な追加や削除を可能にするための仕様です。また、モジュールの依存関係などについても解決する手段を提供し、モジュールの独立性を高めています。 OSGi実装のよく知られた例として、統合開発環境であるEclipseのプラグインがあります。一般に、あるアプリケーションに対してプラグインを追加したり削除したりする場合、それを有効化するためにアプリケーションを再起動する必要がありますが、EclipseではOSGiにより動的なプラグインの追加削除を実現しているため

    モジュラー化Javaが本格化、OSGi Enteprise Specificationが承認
  • JavaScriptが遅い4つの原因とは?

    1つ前の記事「JavaScriptをいかに高速化するか、IE9、Firefoxの取り組み」では、IE9とFirefoxにおけるJavaScriptの高速化について紹介しましたが、そもそもJavaScriptの実行速度はなぜ遅いのでしょう? その理由について、Mozilla Japanテクニカルマーケティング担当の浅井智也氏が、スライド「Trace Monkey」でポイントをまとめています(このスライドはタイトルから分かるとおり、Firefoxの当時の新しいJavaScriptエンジン「Trace Monkey」を紹介するために1年以上前に作成されたスライドですが、1つ前の記事を見ると、ここで示された課題はいまも変わっていないようです)。 全67枚のスライドの20枚目から24枚目の5枚を以下に紹介します。 JavaScriptが遅い原因は、以下の4点にまとめられています。 インタープリタ型言

    JavaScriptが遅い4つの原因とは?
  • NoSQL登場の背景、CAP定理、データモデルの分類

    その例としてBeck氏自身が過去に取り組んできた生命保険会社のアプリケーションを例に挙げます。そのアプリケーションでは毎日のようにスキーマが変化するため、SQLORM(Object-Relational Mapping)では対応できず、オブジェクトデータベースのGemstoneを利用することで対応できたと述べています。 こうしたSQLだけでは満たせないさまざまな要件、上記の図にあるようにスキーマの可塑性、スケーラブルなデータ読み込み、書き込み、処理の柔軟性などを満たすために、リレーショナルデータベース以外のNoSQLな製品が開発された。これがNoSQLの登場の背景にあるとBeck氏は解説します。一方で、こうしたさまざまなNoSQLを、NoSQLという言葉で表すのは適当ではないという憂慮も示しています。 Here is where the futility of defining NoSQ

    NoSQL登場の背景、CAP定理、データモデルの分類
    lanius
    lanius 2010/03/19
    CAP定理の見やすい図がある。
  • アドビ、FlashをHTML5のCanvasへ変換するプロトタイプ機能を明らかに。アニメーションも変換

    アドビ、FlashをHTML5のCanvasへ変換するプロトタイプ機能を明らかに。アニメーションも変換 アドビシステムズは3月10日に始めた新しいブログ「Design and Web」の中で、FlashをHTML5のCanvas要素で置き換える「Smart Paste」のデモ動画を公開しました。この機能は現在開発中のDreamweaver CS5のプロトタイプ機能とのことです。 (追記3/18:上記ブログの1つ目のエントリ「Design & Web」に、紹介する機能は「It won't be in the next version of CS.」であるとの記述がありましたので、「Dreamweaver CS5」の部分を削除させていただきます。すいませんでした)。 FlashのファイルをJavaScriptでレンダリング、Canvasへ描画 11日付けで公開されたエントリ「Canvas fo

    アドビ、FlashをHTML5のCanvasへ変換するプロトタイプ機能を明らかに。アニメーションも変換
  • テスト駆動開発の効果はどのくらいある?

    ソフトウェアの開発を行うときに、まずテストケースを先に作ってから機能を作り込む「テスト駆動開発」(Test-Driven Development:TDD)。これにより、ソフトウェアの開発工数や品質にはどの程度の変化があるのでしょうか。 TDD(テスト駆動開発)の適用評価を紹介した研究論文 - エリクソンはじめ3社:森崎修司の「どうやってはかるの?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ この疑問について調査した論文を、奈良先端科学技術大学院大学 助教の森崎修司氏が3月10日のブログ「国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 助教」のエントリ「TDD(テスト駆動開発)の適用評価を紹介した研究論文 - エリクソンはじめ3社」で紹介しています。 開発時間はやや増えたがコードの品質は上がった 論文全文は有料なので読めないものの、森崎氏のブログによると次の知見が得られたとのことです。まず、ソフトウェ

    テスト駆動開発の効果はどのくらいある?
  • 進化するNoSQLデータベース、SimpleDBやBigTableで一貫性やトランザクションを実現

    クラウドの登場によって新たな種類のデータベース、NoSQL(Not Only SQLの略)と呼ばれる非リレーショナル型のデータベースが注目を浴びています。アマゾンのAmazon Web Servicesで利用可能なSimpleDBグーグルGoogle App Engineで利用可能なBigTable、Apacheで開発が進められているCouchDB、MemcachedやBerkeley DBなどよく知られたものもありますし、商用製品としてはOracle Coherence、IBM WebSphere eXtreme Scaleなどもあります(参考:NoSQLデータベースを40種類以上リストアップ、キーバリュー型にもいろいろある)。 NoSQLデータベースはリレーショナルデータベースとは異なり、スケーラビリティやアベイラビリティをトランザクションやデータ一貫性よりも優先させた実装が多いの

    進化するNoSQLデータベース、SimpleDBやBigTableで一貫性やトランザクションを実現