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タイトルに惹かれ、Amazonのレビューを眺めても悪くなさそうだったので読んでみたら、めちゃくちゃ良書だったので誰かに紹介せずにはいられないので紹介エントリ書きます。研究の副読本はいままでもたくさん出ていて何冊か読んでますが、過去読んだ中でベストと言えるくらいオススメ。どちらも2016年7月に発売された新しい本で、著者は東大医学部附属病院の講師の方です。なので例文には医学・生理学系の内容が多く用いられていますが、研究に関わる人なら分野は関係なく誰にでも読めるようになっています。 それぞれ40ずつのトピックが設けられ、1つのトピックが2〜3ページに簡潔にまとまっていて、とても読みやすいです。トピックの最初に「Question」、最後には「Message」という要約が大きなフォントで書かれていて、これを見るだけでも大まかな内容がつかめ、あとで読み返す時のラベルにもなります。一気に読まなくても、
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
恐怖は不快な感情であり、現実もしくは想像上の危険、喜ばしくないリスクに対する強い生物学的な感覚である。 生き物として避けるべきことを示すサインであり、安全への退避行動を起こす役目を果たすものである。 恐怖をもたらす対象を避けようとすることは至極当然の行動だと言える。 たとえば、人間が恐怖状態に陥ると、心拍数や呼吸数の増加し、脚などの筋肉に血液が集中し、回避行動の準備に入る。 しかし、恐怖をもたらすものに、繰り返し触れようとする嗜好が存在する。 恐怖を主題として読者に恐怖感を与えるためにつくられた創作物は数多い。 また遊園地に設置されている遊具(アミューズメント・ライド)の中で、絶叫マシン(スリル・ライド)と呼ばれるジャンルが今も優勢を誇っている。 これらはすべての人に愛好されている訳ではないが、根強い人気を誇っており、中でも愛好者は繰り返しこれら恐怖刺激に触れることを嗜好する。 これら恐怖
2016年4月13日に六本木Super Deluxeで開催されたIT/Webエンジニア向けイベント「TechLION vol.25」(http://techlion.jp/vol25)に出演した際の講演スライドです。 持ち時間20分ということで、以前にシェアしたスライド「効果が出る仕事の教え方」を本題の演目と捉えて、そこに入る前のマクラとしてお話をまとめました。 ※直接対面でお話しする前提で作ったスライドなので、スライドだけ見てもいまいち伝わりづらい部分、誤解釈させてしまうリスクもあって、内心こわごわの共有ですが、いくらかでも、つまんでお役立ていただけるところがあれば嬉しいです。 出演後の後書きをブログにまとめましたので、よろしければあわせてご覧ください。 TechLION出演の後書き┃心のうち http://hysmrk.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/te
この前の話。 わたしの親しい知人に、この春高校に合格した息子さんがいた 実際の入学した学校を含め、合格したところは有数の進学校で、めちゃくちゃに優秀であることは間違いない。 そして優秀の形にもいろいろあるが、中学時代から学校の勉強以外にもさまざまに興味があり、たとえば 「戦国時代」「城」「近代史」「第二次世界大戦」「独裁政治」「同和問題」「民俗学」などに興味があったという話を、親経由でちょくちょく聞いていた。 たとえば、彼が中学生で思った疑問というのは、 「第二次世界大戦の時やその前に、南米の国が枢軸国側に立っていたらどうなっていたでしょう?」 …自分もそれなりに考えて、意見を親経由で伝えたりしたが、 そういう質問を自分で思いつくセンスはなかなかだと思う。 だからこれまでも、折に触れてちょこちょこと本をあげたりしていた。 劇画ヒットラー (ちくま文庫) 作者: 水木しげる出版社/メーカー:
ITpro:10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条 文章を見ると思わず言ってしまうこと (1)主張を書いて! (2)理由を書いて! (3)(構造化の)階層をそろえて書いて! (4)概要と詳細に分けて書いて! (5)一言で表現して! (6)抽象的な表現でなく,具体的に言って! (7)省略をしないで書いて! (8)事実と意見は分けて書いて! (9)論点を明確にして! あれ、既視感全開。論文執筆についていっつも言っていることと同じ。それもそのはず、論文のそもそもの目的が他人に自分の成果を伝えるためにかかれるものであるから、会社でやりとりされる文章で求められているものと一緒になるのは当然。 ただし、論文執筆で鍛えた能力も「誰が読者なのかを想定する」という能力が身についていなければ役に立たない。「誰が読者なのか想定する」というのは学部や修士ぐらいの学生だとあんまり気にし
中原淳(東京大学・准教授)のブログです。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ、某書籍の編集を合間を見つけてやっています。この本、中原研の大学院生との共同研究をまとめた専門書で「職場学習の探求」(生産性出版)といいます。おそらく春までには書店にならぶものと思われます。 嗚呼、「これでもか、これでもか、ひぇー、もうカンニンしておくれやす」的に送付されてくる原稿(?)をしこしこ読んでいて、きちんと、大学院生に指導をしていなかったな、と反省したことがあります。ごめんよ、みんな。 それは「先行研究のまとめ方」ですね。原稿の中には、あきらかに僕の指導不足だったものが含まれていました。ついつい、うっかりしてたよ。うっかりはちべえ、最近、見ないね(笑)。 以下、それについて書きます。「偉そうに、オマエさんが言うんじゃない
1度だけ、自分のクラスが崩壊した経験がある。ただ、若い時で、記録もちゃんと取っていないし、その時は必死になっていたので、いったい何が原因で起こったのか不明である。諸先輩方には連日いろいろアドバイスをいただいたが、結局、収束には至らなかったような記憶がある。 その後の長い教師生活の中で、学級崩壊を間近に見た経験がある。それをここで書きたい。 最初はある、教育に非常に熱意のある、若い女の先生のクラスで起こった。 転勤してきたばかりで、学校や子どもの様子をよく知らない。それなのに、5年生を担任した。 教育に対して非常に熱意のある先生だ。クラスはこうでなければならない、子どもと子どもの関係はこうでなければならない、ということで指導されていた。友だちとは仲良くするものでしょ、力を合わせあうものでしょ、ということを真っ直ぐに子どもに言っていた。 勉強についても熱心に取り組まれていた。力の弱い子どもには
笑う門には リンク先は、ことわざの「笑う門には福来る」を地でいく実体験談だ。笑顔の多い人のほうがコミュニケーション場面でうまくいきやすく、仕事もプライベートも順調にいきやすいってのは本当だと思う。 ただ、はてなブックマーク上の反応にもあるように、ヘラヘラしているだけでは阿呆と思われてしまうし、愛想笑いを見透かされてもロクなことがない。作り笑いを顔に張り付けていても見抜く人は見抜くし、お愛想で笑ってばかりの人も、その心根の弱さにつけこまれる。 面白いとも楽しいとも感じていない時の笑顔には、不自然さが付きまとう。笑顔がほとんど生活習慣になっている人でも、相手に関心も敬意も楽しさも感じていない時の笑顔には温度がこもらない――そういった事に鈍感な人は笑顔の温度に気づかないかもしれないけれども、その場に居合わせている第三者にはバレていることが多い。このように、「笑顔をつくりたくなる気持ち」の伴わない
2015年07月10日20:00 「伏線回収すげえええ!」よりも「これ伏線だったのかよ!!」っていう展開の方がいいよな Tweet 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/10(金) 11:18:35.378 ID:iXdSnTG50.net 暗殺教室とかネウロとか 転載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1436494715/ 日本と一番似てる国wwwwwwwwwwwwwwww http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4903165.html 3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/07/10(金) 11:19:26.303 ID:q3X8wXo60.net 暗殺教室とかそんなに意外な伏線だった記憶がない 4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送り
バスケットボールの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンは、大きな舞台であればあるほど驚異的なパフォーマンスを発揮し、NBAの歴史に残る名プレイを数多く残しました。 得点王10回、年間最多得点11回、NBA最高にあたる平均得点30.12点を誇り、90年代にシカゴ・ブルズを6度も優勝に導いています。年間MVPを5度も獲得し、NBAファイナルMVPを6度受賞。オリンピックではアメリカ代表の一員として2度も金メダルを獲得。 今回紹介するのは、INCOME DIARYに掲載された、彼が残した言葉に現れている精神的な強さの裏付けのようなもの。背中を押される力強い言葉ばかりです。 01. 「ゲームを信じろ」 「ゲームに誠実でいろ。そうすればゲームだって君に誠実でいてくれる。ゲームで近道をしようとすれば、ゲームだって君をショートカットしようとする。その代わり努力をすれば、必ず報われるんだ」 マイケル・ジョ
結局、自分がどうしようもない状況に陥っている全ての原因は 自分自身の駄目さ・みっともなさと本来の意味で向き合えていない事じゃないかと思えてきた。 例えば、やるべき事を先延ばししてしまうだらしなさ、他人に怒られたくないがためにその場しのぎで嘘をついてしまう癖、 疑問点を適当に放置してしまう事、他人にいろいろ言われたくないから報連相ができない事、 努力が一切できず成功だけ夢見てしまう事みたいな「駄目でみっともない人間」的な欠点が自分には大量にある。 それに対して、自分自身の根底には「俺は何だかんだ言っても根本は誠実で真面目な人間だ」という考えと それに基づくプライドがあるから、欠点を自覚しているものの直視してプライドに傷を付けるのは避けたいと思ってしまう。 そこで、欠点を2ちゃんやツイッターでネタっぽく語ったり、他人への自己憐憫まみれの人生相談として喋る事で 「駄目な自分」というある種キャラ的
こちらの記事を読みました。 私がラノベをバカにしている唯一の理由 私がラノベをバカにしている理由は簡単です、読んでいないから。それだけです。 読んでないくせにバカにするとか馬鹿じゃね?と思われるでしょうが、世の中のラノベをバカにしている多くの人はラノベを読んだことがなく、それでもバカにしています。 読んだことがないけれど、ラノベってハーレムで突然呪文を詠唱して、俺TUEEEEでラッキースケベを繰り返すだけでしょ、って思ってバカにするのです。読んでないけど多くのラノベがそうだと思っています。 率直に言いまして、「ラノベを馬鹿にするのは読んでないから」という点自体は、凄く的確だと私は思いました。なんかブコメとかtwitterとか見てると、色んな人に怒られてらっしゃいますけど。 ラノベ好きな方、記憶にありませんか。なんだか一部の作品のほんの一部分だけをあげつらわれて、ちょっと突っ込んでみるとなん
元英語落ちこぼれにして現在は通訳者の川合亮平さんが、憧れの人とじっくり英語学習について語り合いました。その人とは、環境ジャーナリストにして英語の同時通訳者・翻訳者でもある枝廣淳子さん。ふたりの前向きなエネルギーあふれる話を、2回連続でお届けします。 こんにちは。川合亮平です。今回はいつもとは趣向を変えて、対談をお送りします。話をお伺いしたのは、環境ジャーナリスト、同時通訳者・翻訳者として様々な分野で活動している枝廣淳子さん。 彼女が普通の主婦から一念発起、29歳にして同時通訳者になるべく英語学習をはじめた経緯や、ワーキングマザーとしての時間管理術をまとめたベストセラー著書『朝2時起きで、なんでもできる!』(サンマーク出版)が発売された2001年は、ちょうど、僕がこれまでの人生で英語を一番勉強していた時期でした。たまたま書店で手に取って、一気に読みました。枝廣さんが実践していた「朝2時に起き
大半の人から数学は無味乾燥なものだと思われている。 いったい数学科の大学院まで行く人は何をやっているのだろうか。 英語の掲示板に「これ以上ない!」 というくらい上手い解説を見つけたので紹介しよう。 (ちなみに原文はこちら) ---- 質問: 数学科の大学院生は毎日何をして過ごしてるの? ただ単に机の前に座って考えているだけ? -- ヤーシャ=バーチェンココーガン, MIT 大学院生 回答: たいていの場合、数学の大学院に行くっていうことは、 本や論文をたくさん読んで何がどうなってるのか理解することだ。 難しいのは、数学の本を読むっていうのは、 ミステリー小説を読むのとは違うし、 歴史の本を読んだり、ニューヨークタイムズの論説を読むのとも、 違うって言うことなんだ。 一番の問題は、君が数学の最前線にたどり着くまでの間、 概念を説明する言葉さえほとんど存在していないっていうことだ。 例えて言え
2014年11月16日12:00 わざわざ数学科行くような奴ってつまり数式追ったり証明考えたりでひたすら論理的なこと考えまくれるの楽しいいwwから行くってこと? 1 名前:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/10/05(日) 01:27:07.80 ID:W/yELw0p0.net なんか現実の事象に応用して 実際の役に立てるような意識でもなく 他者と比べて誰かを成績とかで打ち負かすでもなく ただ論理的なこと考えられるの楽しいぃいいいいいwwwwwってこと?キチガイじゃん 2 名前:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/10/05(日) 01:28:09.32 ID:CPsqY+eU0.net ある意味あいつら哲学者だから 3 名前:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/10/05(日) 01:28:23
できの悪いコードと同じように、脳をデバッグできたら良いのに、と思いませんか? 自分自身をプログラムし直すのは無理かもしれませんが、デバッグの理屈を応用すれば、より良い習慣を身につけるのに役立ちます。ではさっそく、その方法をお教えしましょう。人間の脳は、バグだらけのどうしようもない代物です。よくあるバグを再現してみましょう。「ジムに行きなさい」という命令を自分に発したとします。たいていの人の脳は、この命令を受けても、Facebookをアップデートしてしまったり、猫の動画を見てしまったりします。これは望ましい行動ではありませんよね。 でもご安心を。筆者はこの問題を解決する方法を編み出しました。まずは、人間の脳の仕組みについて解説しましょう。 脳のコードはバグだらけ 私たち人間の脳を改めて見てみると、まるで1万匹のサルが適当にキーボードを打ってコードを書いたかのように思えます。 脳の性質はイベン
※この文章は2014年11月に発行された「京都大学熊野寮五十周年記念誌」に寄稿したものです。 - pha 一九九八年入寮 熊野寮に入るまで、僕は友達があまりいなかった。人と話すのがそんなに得意ではなくて、人を誘って遊んだりするのもすごく苦手だったし、人に誘われてもなんかしんどくて断ってばかりいた。だから大体いつも一人で行動していた。そのときはそれで平気な振りをしていたけど、本当は寂しかったのだと思う。 そんな僕が寮に入って思ったのは「ここは誘ったり出かけたりしなくても自然に家の中に遊び相手がいる」ということだ。それは僕にとってすごく革命的なことだった。相変わらず人に話しかけたりするのは苦手だったけど、なんとなく談話室に行って漫画でも読んでいれば、ゲームをしないかとか麻雀しないかとかみんなが親切に声をかけてくれた。それはとても嬉しいことだった。楽しくて、授業に行かずに一日中ずっと麻雀を打ち続
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