なぜカルビーは「やめられない、とまらない」を社員が考えたことにしたのか:スピン経済の歩き方(1/5 ページ) 先週、スナック菓子愛好者たちがビックリするようなトラブルが報じられた。 日本人ならば誰もが一度は口ずさんだことのある「やめられない、とまらない」という「かっぱえびせん」のCMコピーを編み出したと主張する御年80歳の元広告マンが、「名誉」を傷つけられたとしてカルビーを訴えたのだ。 本件を報じた『週刊新潮』によると、この方は「かっぱえびせん」が最初に広島と東京で放映したCM制作を請け負った大広の元担当者。えびせんをつまみながらコピーを考えていたところ、「一袋目を食べ、もう一袋を開けようとした時、“思わず手が出る やめられない とまらない”といったフレーズが閃いた」(週刊新潮 2017年12月21日)と主張されている。 その後、かっぱえびせんのCMは大広から他代理店が扱うこととなり、全国