Object Oriented Conference 2024 登壇の機会をいただいたので、ここ数年、設計について考えていることを、言語化してみました。 はじめに 設計と開発プロセスの関係性 ソフトウェア設計の知識と技能 ① ソフトウェア設計の基礎知識 a. 基本課題 b…
Object Oriented Conference 2024 登壇の機会をいただいたので、ここ数年、設計について考えていることを、言語化してみました。 はじめに 設計と開発プロセスの関係性 ソフトウェア設計の知識と技能 ① ソフトウェア設計の基礎知識 a. 基本課題 b…
何となくAWSでクラウド設計をしていませんか AWSを利用する際、多くの方が「設計」というプロセスを簡単に飛ばしてしまう傾向にあります。しかし、クラウド環境の効果的な活用には、適切なアーキテクチャ設計が不可欠です。世の中には、システム設計をする上で指針となる設計原則がいくつかあります。本記事では、以下の3つをピックアップをしてご紹介します。 本記事で取り扱う内容 ■ マイクロサービスアーキテクチャ ■ AWS Well-Architected Framework ■ The Twelve-Factor App 1. マイクロサービスアーキテクチャ マイクロサービスは、独立した小さなサービス群でソフトウェアを構築するアーキテクチャです。これにより、迅速なイノベーションと新機能の迅速な展開が可能となります。一方、モノリシックアーキテクチャは、全てが一つのサービスとして結合され、変更や障害が全体
こんにちは、NE会社で働いておりますきんじょう(@o0h_)がお送りします。 弊社ではPHPを用いてアプリケーション開発を行っています(Ruby, Go, Javaも領域によっては利用しております) さて、つい先日のことですが、社内にいるメンバーから「デザインパターンについて、勉強してみてるんだけど・・・」「ちょっとついていくのが難しくて」「どうしたらいいですかね?それとも、先にやっておくべきことが他にありますか?」なんて雑談をしました。 なるほど、コレは頻出質問になりそうだな・・・という気持ちにもなったので、今回はこの場を借りて「デザインパターン[1]、その前に〜個人的に思ったことをツラツラと〜」でお届けしていきたいと思います。 「デザインパターンを(から)勉強してみる」ことの、オススメ/オススメナイ いちおう、今回は「リーダブルコードくらいは読んでいる」「デザインパターンの勉強をしてい
Forkwell Library #14 2023.1.25 のスライドです。 https://forkwell.connpass.com/event/271212/
「未来はすでにここにある。まだむらなく流通していないだけだ」←グッとくる 最初のエモワードがSF作家ウィリアム・ギブスンの引用でイイ! サイバーパンク2077遊んでみた~い……じゃなかった、CloudFoundry.comのファウンダーでありMicroservices.ioの運営者、経験豊富なソフトウェアアーキテクトであるクリス・リチャードソンさんによる『Microservices Patterns』の翻訳本。 タイトルのようにアーキテクチャパターンやデザインパターンのようにマイクロサービスをパターンで体系化し、サンプルストーリーを元にした事例やコード例、OSS紹介を交えつつマイクロサービスを実践する設計方法を探求した本となっています。 Java文化圏で長く活動してきた方とのことでサンプルコードはほぼJava、Springフレームワーク、ご本人らによるマイクロサービス用のフレームワークEv
こんにちは、テックリードの夏です。 今年4月にCTOからテックリードに肩書が変わり、ガリガリコードを書くようになりました。 背景については、こちらをご覧ください。 www.wantedly.com 普段はプロダクト側の機能開発と、サーバ側の基盤開発を半々ぐらいの割合で仕事しています。 一口にサーバ側の基盤開発といっても定義が曖昧なのですが、基本的にはこんな感じのタスクをやっています。 インフラコストの最適化 不正なアクセスからの防御 障害の再発防止 新技術の導入やアーキテクチャの整備 今回はこのうち「新技術の導入やアーキテクチャの整備」の中で、サーバサイドをGo + Clean Architectureで再設計したことについてお話したいと思います。 背景 ミラティブは2015年春頃に開発が始まり、同年8月にサービスがリリースされ、2020年8月で5周年を迎えました。 その過程で組織やプロダ
キーポイント For object-oriented design we follow the SOLID principles. For microservice design we propose developers follow the “IDEALS”: interface segregation, deployability (is on you), event-driven, availability over consistency, loose-coupling, and single responsibility. Interface segregation tells us that different types of clients (e.g., mobile apps, web apps, CLI programs) should be able to inte
一年半ぐらい前にアプリケーションエンジニアからSREにコンバートした筆者が、いま役に立ってるなぁっていう本を紹介します。アプリケーションコードを書いてるときは下のレイヤの技術に興味なかったんですが、改めて勉強してみると楽しいです。 コンピュータシステム クラウド全盛とはいえ、コンピュータの仕組みはおさえておくと役立ちます。コレ系の本はわりと小難しいものが多いですが、個人的に楽しく読めた本を紹介します。 Raspberry Piで学ぶコンピュータアーキテクチャ Raspberry Piと銘打たれてますが、コンピュータアーキテクチャの歴史的な背景も踏まえて解説されています。プロセッサ・メモリ・ストレージ・ネットワーク・OS・プログラミングなど、コンピュータ単体の基本的な知識を学べます。 歴史をあわせて知ることができるため、知的好奇心がおおいに刺激され、楽しく読むことができます。この本が難しく感
本項は「C# Tokyo オンライン「世界一わかりやすいClean Architecture」他」による発表の登壇原稿となります。過去に発表した.NET版の記事はこちらにアーカイブしています。 本稿のサンプルコード・PPTはこちらで公開しています。 「CC BY-SA 4.0」で公開していますので、気に入っていただけたら営利目的含め、ライセンスの範囲で自由に利用していただいて問題ありません。 github.com また動画を以下で配信しています。よろしければご覧ください。 世界一わかりやすいClean Architecture はじめに まず初めに、クリーンアーキテクチャの誤解されがちな二つのことについてお話させていただきます。 その上で、クリーンアーキテクチャの本質とは何か?押さえておくべき、本当に重要だと考えている三つの事について、お話しします。 注意事項 さて本題に入る前に、少し注意
書籍「Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計」を読んだので大事なポイントを自分のためにまとめてみたGo初心者まとめアーキテクチャCleanArchitecture はじめに Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計を読んだ。 なぜソースコードを綺麗に書くのかから始まり、オブジェクト指向、コンポーネントの原則、アーキテクチャと体系的にまとまっている良い内容だった。 この記事では、本書の内容の引用を踏まえながら自分の考えの振り返りをまとめたものである。 実際にGoで実装したりしたので、なにか間違いなどあれば指摘していただきたい。 クリーンアーキテクチャの書籍を読んだのでAPIサーバを実装してみた 対象読者 ・Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計を読むか迷ってる人 ・Clean Architec
Google App Engine上でアプリを作りはじめて約二ヶ月。いろいろと分かって来たこともあるので、自分へのメモも含めてまとめてみる。まずは、Datastoreの話から。 なによりも大切なのはデータベースの設計 あたりまえと言えばあたりまえの話だが、App Engine上でアプリを作る上でもっとも大切なこと(=頭を使うべきところ)は、データベースの設計である。特にリレーショナル・データベース(RDB)上でのアプリ作りに慣れた人には、大きな「発想の転換」が必要なので、ここは注意が必要。 特に絶対にやっては行けないのは、 将来RDB上へ移行できるようにレイヤーを作って、その上にアプリを作る RDB上に作ったアプリをデータモデルを大幅に変更せずにApp Engine上に移植する RDBを前提に設計されたフレームワークをApp Engine上に載せて、その上にアプリを作る など。App En
最近、増井君と私でアーキテクチャの話をすることが多いのだが、そんなディスカッションの中で気に入っているのは左の図のようなアーキテクチャ。 もちろん、核となるのはビジネスロジックを含んだModelの部分。そこをしっかりと実装し、内部構造を隠す粒度の荒いインターフェイスを定義し、外から何をされてもデータの整合性が壊れない様にすることは何よりも大切。 そして、そのModel層へのインターフェイスを特定の言語に依存したクラスやAPIではなく、HTTP上でJSON(XMLでもかまわない)をやりとりするだけの RESTfulなWeb Serviceにすることがミソ。こうすることによりにより、どんなに締め切りに負われようが、誰がControllerを実装しようが「ずるができない」ように作っておく(ずる=本来使うべき外部インターフェイスだけでなく、Model内部に直接アクセスして依存関係を作ってしまう事)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く