2015年12月15日に、Angular v2.0.0-beta.0がリリースされました。Angular2の発表から実に1年です。まだβ版ではありますが、1つの区切りとして現状のAngular2についてお伝えしていきます。 何が変わったのか 以前から言われているとおり、かなり大きく変わっています。これまでのJavaScriptフレームワークではMVCやMVVMと呼ばれるデザインパターンが多く採用されてきました。 しかし、Web Componentsの仕様策定が進んでいる今、この仕様と共存できるようなコンポーネント指向のフレームワークが求められてきています。そういった背景から、MVW(hatever)という思想で開発されていたAngular1に対し、Angular2はコンポーネント指向で設計されています。 Angular2は、以下のような特徴をもっています。 処理速度・パフォーマンスの向上