ブックマーク / soundrope.com (8)

  • 多彩なスタイルが存在するテクノの定義と進化の歴史【100% CD HATA視点の音楽史 Vol.9】

    soundropeをご覧の皆さん、こんにちは!Dachamboのシンセサイザー担当CD HATAです。このコーナーは「100% CD HATA視点の音楽史」ということで音楽機材や音楽文化に関して、あくまでもCD HATA視点ですが歴史ストーリー仕立てに紐解いていくというコンセプトではじめました。 そこで今回は「テクノの歴史」という壮大かつ奥深いテーマに踏み込んでみようと思います。おそらく一回では語りきれないテーマですので、今回は「その1」ということで、また改めて別の視点から解析していくことになるのではないかと思っています。 CD HATA視点の「テクノ」とは!? さて、そもそも「テクノ」とは何でしょう?カタカナで「テクノ」とアルファベットで「Techno」でも、指しているニュアンスが違ってくる気がします。一旦、ここでは「テクノ」にポイントを置いて思索してみましょう。 皆さんは「テクノ」と聞

    多彩なスタイルが存在するテクノの定義と進化の歴史【100% CD HATA視点の音楽史 Vol.9】
  • アナログ回帰は止まらない。カセットテープブームを支えるアメリカ最後のオーディオカセット製造工場『NAC』

    アナログ回帰は止まらない。カセットテープブームを支えるアメリカ最後のオーディオカセット製造工場『NAC』 レコードブームにより、これまで多くのレコードに関するニュースが取上げられてきました。そしてTechnicsがターンテーブルの生産を復活させるというニュースから、ブームの域を超えて文化として認知され始めたように感じます。レコードと共にアナログのメディアとして多くの人々に活用されてきたのがカセットテープです。レコードブームの影響であまり目立っていませんが、同様に人気が復活しています。この現在のカセットテープの盛り上がりについて、アメリカ最大のカセット製造工場National Audio Company(以下、NAC)の社長Steve Steppが語った動画を紹介します。 海外メディアBloomberg Businessにより制作された動画では、Steve Steppやスタッフのコメントと共

    アナログ回帰は止まらない。カセットテープブームを支えるアメリカ最後のオーディオカセット製造工場『NAC』
    lbtmplz
    lbtmplz 2015/09/05
    もうメーカーの事情に振り回される時代は終わった
  • ターンテーブルの可能性を追求した実験的なスタイルで魅了するアヴァンギャルドなターンテーブリスト達

    東京を中心に、オルタナからノイズ、果てはアニソンまで、様々なフィールドで活動するDJ MEMAIがお届けする、特殊音楽ガイド。第一回は、一般的なクラブDJとは違い、ターンテーブルをまるで楽器のように操り、様々なプレーヤー達とセッションを行う「アヴァンギャルドターンテーブリスト」を紹介します。 大友良英 この方の場合、説明はいらないでしょう。NHKの「あまちゃん」の作曲家で、「紅白歌合戦」や「題名のない音楽会」でもノイズサウンドを披露してしまった、あの大友良英です。GROUND ZEROやONJQ、Filamentなどのグループでの活動や、劇伴作曲家としても多くの作品をリリースしています。アヴァンギャルドシーンでも90年代頃から広く活動していて、このシーンでも世界的に非常に有名です。私も個人的に大好きな作曲家の一人です。 出典:YouTube https://www.youtube.com/

    ターンテーブルの可能性を追求した実験的なスタイルで魅了するアヴァンギャルドなターンテーブリスト達
  • 1930年代のソビエトで映画の効果音に使われていたシンセサイザーとその斬新な再生方法 | soundrope

    映画には欠かすことのできない効果音。現代の映画には、シンセサイザーから作られた効果音が多用されていますが、1930年代にはこのサウンドを使用したトーキー映画がすでに存在していました。まだ音声を合成する技術が確立されていなかった時代に、これを可能にしたシンセの斬新な手法とは?この開発に関わった3人の人物が、海外メディアの「Dangerous Minds」で紹介されています。 トーキー映画をヒントにしたシンセサウンド 1929年にソビエト初のトーキー(音声が同期した映画)「The Five Year Plan for Great Works」が製作されました。このトーキーの音と映像のシンクロの可能性は作曲家のArseny Avraamov、アニメーターのMikhail Tsihanovsk、そしてエンジニアのEvgeny Sholpoの3人の先駆的人物に影響を与えます。彼らは光学式のサウンドト

    1930年代のソビエトで映画の効果音に使われていたシンセサイザーとその斬新な再生方法 | soundrope
  • 即興パフォーマンスが加速する!LAビートシーンの匠「Daedelus」がプロデュースしたガジェットサンプラー

    即興パフォーマンスが加速する!LAビートシーンの匠「Daedelus」がプロデュースしたガジェットサンプラー ガジェット的でユニークなミュージックツールをリリースするブランド「Bleep Labs」と、ロサンゼルスのビートシーンのパイオニアの一人「Daedelus」がコラボして作られた注目のサンプラー/ディレイの「Delaydelus」が限定でリリースされます。 Daedelusは、老舗ビートレーベルのNinja TuneやPlug Research、Mush Recordsをはじめとする複数のレーベルからリリースを重ねるアーティストです。MIDIコントローラ「Menome」を使ったアグレッシブでユニークなライブパフォーマンスでビートマニアから大きな支持を集めています。 出典:YouTube このDaedelusのアイデアを基に作られたのが、サンプラー/ディレイの「Delaydelus」で

    即興パフォーマンスが加速する!LAビートシーンの匠「Daedelus」がプロデュースしたガジェットサンプラー
  • 機械ノイズによる独特なリズム。自作電子音楽家が生み出すインダストリアルなエレクトロニカ

    電子音楽家でサウンドアーティスト、そして音楽技術の研究者としての顔も持つMo H. Zareei。mHz名義でリリースするノイジーなエレクトロニカトラックからひと際センスを感じさせる彼は、モーターや駆動装置などの非音楽的な機械を用いた音楽装置を制作し、この装置から発せられる雑音でリズムを生み出し、来は音楽目的に作られていない機械などを音楽表現のためのツールに変化させます。 出典:vimeo Mo H. Zareeiが制作した装置は、オープンソースハードウェアのArduinoを用いたカスタムメイドのドライバー・ボードを使って操作されたサウンドと蛍光灯が同期するオーディオビジュアルアート作品です。彼の作品の「Mutor」では、モーターのノイズがサウンドを作り出しています。 出典:YouTube 「Rasper」のサウンドは、モーターで回転するプラスチックディスクとバネの摩擦音がベースになって

    機械ノイズによる独特なリズム。自作電子音楽家が生み出すインダストリアルなエレクトロニカ
  • マトリックス風の画面にタッチするだけでグリッチノイズを作れるアプリ『Hexaglyphics』

    映画マトリックスをイメージさせる独自の16進数アルファベットを使用したユーザインターフェイスにタッチするだけでグリッチノイズを生成してくれる13ビット・ノイズジェネレーター・アプリ「Hexaglyphics Noise Generator」(以下Hexaglyphics)。Hexaglyphicsはパッドのジェスチャー・コントロールで、広範囲のノイズスイープ、ザップ/クリック、スクエア・オシレーションなどを可変させて、アブストラクトなサウンドを生み出します。 こちらの動画では、Hexaglyphicsのサウンドを使用したトラックを試聴できます。 出典:YouTube こちらの動画は、Hexaglyphicsの使用方法を説明したユーザーガイドです。 出典:YouTube X軸はノイズオシレーターの周波数を、Y軸はアンプのカーブをマルチタッチでコントロールすることができます。さらに、サイドのマ

    マトリックス風の画面にタッチするだけでグリッチノイズを作れるアプリ『Hexaglyphics』
  • 秘かに盛り上がりをみせるカセットテープ・カルチャーの歴史と海外カセットレーベルの現状

    レコードへの関心が高まる中、秘かに盛り上がりをみせているメディアがあります。それはカセットテープです。カセットテープは一般の人々が手頃にレコーディングできるメディアとして、CDでのライティングが主流になるまで活用されてきました。 このカセットテープの歴史と現状について、40年間レコーディングエンジニアとして活躍し、現在はShellacのメンバーでもあるSteve Albiniが行った講演が、海外メディアの「THE 405」で掲載されていたので、以下に紹介します。 カセットテープから生まれたサブカルチャー 1970年から1990年頃までは、「録音産業」と「音楽産業」という言葉は同義語でした。そして、音楽をリスナーに届ける手段としてレコードとラジオが最も重要なメディアとして存在していました。80年代から90年代には、これらのメディアにMTVとビデオが加わりました。当時の全てのバンドは、このよう

    秘かに盛り上がりをみせるカセットテープ・カルチャーの歴史と海外カセットレーベルの現状
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