ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (316)

  • ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう レフト3.0の政治経済学』(亜紀書房)をお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=852 日リベラル・左派の躓きの石は、「経済」という下部構造の忘却にあった! アイデンティティ政治を超えて、「経済にデモクラシーを」求めよう。 すごくざっくりいうと、「リベサヨ」批判のです。 言うまでもなくネット上で用いられるこの言葉の99.9%で意図されている意味(リベラル=サヨク=バカ)ではなく、左翼のくせにリベラルに近寄る変な奴らというほとんど用いられることのない、しかしこの言葉を発明した人はそういう意味でこしらえたはずなのに、とぶつぶつつぶやき続けている意味でですが。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.c

    ブレイディみかこ・松尾匡・北田暁大『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    lcwin
    lcwin 2018/04/27
    ピケティさん頭いいから三部会の第一身分といわずにバラモンといったのかなあと。/あとやはり出来る人の能力主義と新自由主義みたいなのは気になる
  • バラモン左翼@トマ・ピケティ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    21世紀の資で日でも売れっ子になったトマ・ピケティのひと月ほど前の論文のタイトルが「Brahmin Left vs Merchant Right」。「バラモン左翼対商人右翼」ということですが、この「バラモン左翼」というセリフがとても気に入りました。 http://piketty.pse.ens.fr/files/Piketty2018.pdf Brahmin Left vs Merchant Right:  Rising Inequality & the Changing Structure of Political Conflict (Evidence from France, Britain and the US, 1948-2017) 冒頭の要約によると: Using post-electoral surveys from France, Britain and the US,

    バラモン左翼@トマ・ピケティ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    lcwin 2018/04/23
    三部会と言わないあたりにまた味わい
  • 東方三賢人のブラックフェイス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これも労働法政策とは直接関係のない雑件ネタですが、EUネタの端っこくらいに配置するかもしれません。 新年早々、ネット上ではダウンタウン浜田雅功がテレビ番組で黒人の真似をして顔を黒塗りにして登場したことが黒人差別だとして炎上しているようです。 そのすぐ後に、たまたまテレビで衛星放送を見ていたら、スペインの平和なニュースとして、1月6日の東方三賢人の日(子供にプレゼントをあげるクリスマスみたいな風習)の映像が流れ、その三賢人の一人がまさに黒塗りの顔で練り歩いていたものですから、こっちはどうなんだろうと思ったわけです。 いやもちろん、黒人の顔にもそれぞれの社会にはそれぞれの文脈というのがあるのであって、アングロサクソン系の白人たちがアフリカから連れてきた黒人を奴隷として酷使したアメリカにおける文脈と、中世以来のヨーロッパにおける東方三賢人では文脈が違う。 まあそもそも、聖書には三賢人の内訳など書

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    lcwin
    lcwin 2018/01/08
    大航海時代やって乳香や没薬がアラビアや東アフリカの特産品と知るとこういういろんな人種が混ざる妄想になるのかなと
  • 自分の子孫だけが幸福になる社会など存在しない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『生活経済政策』9月号が届きました。特集は「子ども・子育て支援を巡る政策動向 ― 子ども保険や奨学金政策をどう評価するか ―」です。 http://www.seikatsuken.or.jp/monthly/ 今まさに話題のトピックでもあり、興味深く読みました。 •はじめに/駒村康平 •[総論]子ども・子育て支援を巡る政策動向 — 子ども保険や奨学金政策をどう評価するか/駒村康平 •育児支援政策の歴史的展開と今後の方向性 — 「子ども保険」の構想を受けて/ 福田素生 •「こども保険」による幼児教育無償化の問題点/池美香 •奨学金受給は大学進学、大学卒業後の収入・正規就業に寄与しているのか/萩原里沙 総論の駒村さんは、幼児教育無償化は高所得層の親たちの負担を減らすだけでデメリットが大きい、子ども子育て支援の拡充は必要だが、まず消費税の引き上げを再開すべきだと、かなり辛口の批判をしています。

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    lcwin 2017/08/30
    せやな
  • 10年経っても残業代ゼロけしからん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    連合の神津会長が、昨日安倍首相に労働基準法改正案について要請したことが、各紙に報じられており、連合HPにも載っています。 https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/news_detail.php?id=1299 神津会長から、継続審議となっている労働基準法等改正法案に関して、企画業務型裁量労働制の対象業務の拡大や高度プロフェッショナル制度の創設については、現在でも導入すべきでないと考えているが、少なくとも、①裁量労働制が営業職全般に拡大されないことの明確化、②高度プロフェッショナル制度で働く方の健康確保の強化、という点からの是正が不可欠であることを述べました。 また、現在の裁量労働制の問題点として、裁量労働制で働く者は、仕事の進め方や時間配分に関して主体性を持ちたいと思いつつも、実際には、労働時間(在社時間)が長かったり、取引関係における短納期などの要因により業務

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    lcwin
    lcwin 2017/07/15
    政府や経営者への信用問題でもあるんだけどね。年間104日は少ない気もしなくもなく。
  • 必要なのは国家主権の進歩的なビジョン - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例によって、ソーシャル・ヨーロッパ・マガジンから。 https://www.socialeurope.eu/2017/05/needed-progressive-vision-national-sovereignty/ What Is Needed Is A Progressive Vision Of National Sovereignty The last year has seen the Right and extreme Right capitalise on the dissatisfaction and despair fostered by neoliberalism – and usher in a ‘post-neoliberal order’. Their success is based on championing and monopolising the ide

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    lcwin 2017/05/21
  • 左翼の文化闘争? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ここんとこ、ソーシャル・ヨーロッパ・マガジンはこの手の記事を繰り返しよく載せていますね。 https://www.socialeurope.eu/2017/03/kulturkampf-left-extremes-gone/ 17日付のこれは「Kulturkampf Of The Left? Extremes, Be Gone!」(左翼の文化闘争?極端派よ、去れ)です。クルトゥールカンプフ? Kulturkampf Of The Left? Extremes, Be Gone! With ongoing hyper-globalisation, but especially since the beginning of Europe’s migration crisis, European society as a whole, including the Left, has seen t

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    lcwin 2017/03/20
  • 反動的労働者階級? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて注目されていたオランダの下院選挙は、右翼の自由党は議席を伸ばしながらも第2党にとどまり、与党の自由民主党が議席を減らしながらも第1党に踏みとどまった、と報じられていてその通りなのですが、選挙結果を良く見ると、最大の敗者は38議席を一気に9議席に激減させた労働党であることが分かります。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu170316.pdf オランダ労働党といえば、労働組合出身のウィム・コックがむしろ福祉国家の見直し路線を進め、EUレベルではフレクシキュリティの唱道役を務めたことで記憶が鮮烈ですが、むしろ足下の労働者の支持を失い、その票が右翼に流れたという面があるようです。 例によって、ソーシャル・ヨーロッパ・マガジンには、「反動的労働者階級?」(Reactionary Working Class

    反動的労働者階級? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    lcwin 2017/03/17
  • 「ガンバリズムの平等主義」@『労基旬報』2016年2月25日号(再掲) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    発達障害就労日誌」というブログに、「残業禁止は強者のルールなのでは、という話。」というエントリが書かれて話題になっているようです。 http://syakkin-dama.hatenablog.com/entry/20170224/1487937935 ・・・上に引用したエントリはまぁ、正しいと思うんですよ。そう思う。当に思うよ。みんなスパっと働いてスパっと帰宅する。そして家に帰ってシェスタする。そういう世界が美しいと思う。当に思う。僕もそうしたい。そうしたいんだ…。(パソコンの前で「記事を書く」画面を睨んで2時間が経過しようとしています) 僕がかつて勤めていた職場の雰囲気もこれでした。その昔は常に残業カーニバルが開催され、人々は踊って暮らしていたそうです。でも、ある日マッキンゼーって額に刺青した部族がやってきて全てを蹂躙したとのことです。それ以来、残業は罪となり、罪は塩の柱となりま

    「ガンバリズムの平等主義」@『労基旬報』2016年2月25日号(再掲) - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
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    lcwin 2017/02/27
    障害者雇用はみんながエリート社会から外れて生き延びる手になるのかどうか少し考えたいところであります。
  • 労働者階級と知的文化的左翼の永すぎた春の終焉 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「ソーシャル・ヨーロッパ」にオックスフォードのロスステインさんが「The Long Affair Between The Working Class And The Intellectual Cultural Left Is Over」というエッセイを寄稿しています。 https://www.socialeurope.eu/2017/02/long-affair-working-class-intellectual-cultural-left/ 「affair」ってのは「love affair」つまり恋愛とか情事という意味なので、「long affair」を「永すぎた春」と訳してみましたが、これは凝り過ぎかも知れません。 なにが「恋愛」かというと、 Sometimes love comes to an end. The glow fades, the couple has grown “a

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    lcwin 2017/02/12
  • そんなに「近代」が嫌いなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日の1面左側のでかい記事に、例の『日会議』の菅野完さんが噛み付いていますが、これは完全に同意。 http://www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html(経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」) https://twitter.com/noiehoie/status/816430449266343936 しかし今日の朝日は酷いな。購読辞めたろかなと思うほど酷い。・・・「経済成長はえいえんなのか?」とかいう記事は酷すぎる。「朝日的なものが経済成長に懐疑的であること」の社会的罪悪を完全に理解してない。最低だよこれ。 https://twitter.com/noiehoie/status/816430986594422785 朝日の論説委員・原真人氏の記事らしいのだが、「経済成長してないとはいえない」として挙げられる事例が

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    lcwin 2017/01/05
    ミクロとマクロ/サステイナブルな成長とさいうならまだ
  • 低賃金カルテル異聞 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨年末からネット上で「低賃金カルテル」なる言葉が流行っていたようですが、あまり口を挟む必要もなさそうな議論が多いようなので静観しておりましたが、そういえばそういう概念って欧米でもあるのだろうかと思って検索してみたら、一昨年の英紙「ザ・ガーディアン」の記事にこういうのがありました。 https://www.theguardian.com/commentisfree/2015/sep/21/lidl-living-wage-low-pay-cartel-british-business-model (Will Lidl’s living wage smash the UK’s low-pay cartel?) 「リドルの生活賃金はイギリスの低賃金カルテルをたたき壊すか?」 「low-pay cartel」は文字通り「低賃金カルテル」ですね。リドルというスーパーマーケットが時給を8.2ポンド(ロ

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    lcwin 2017/01/03
  • 水島治郎『ポピュリズムとは何か』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    時宜に適したという言葉が、今現在これほどどんぴしゃに当てはまるはないでしょう。水島治郎さんより新著『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』(中公新書)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。 http://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/12/102410.html イギリスの国民投票でEU離脱が多数を占め、アメリカではトランプが大統領に当選するという「アヌス・ホリビリス」の年末を飾るにふさわしいですが、例によってすっぽこすっぽこ刊行される粗製濫造新書と違って、そこはさすが中公新書、かつて『反転する福祉国家』でオランダモデルともてはやされるオランダの「影」の部分と、しかしそれが「光」と表裏一体であることを見事に浮き彫りにして見せた水島さんの手により、現代ポピュリズムを論じる際に必携の一冊となっています。 イギリスのEU離脱、反イスラム

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    lcwin 2016/12/21
  • 貧困と「政治」のデジャビュ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ほっとぷらすの藤田孝典さんのツイートをめぐって稲葉剛さんが「反論」し、ネット上でプチ論争になっているようですが https://twitter.com/fujitatakanori/with_replies 左翼やリベラルは、貧困問題を政治利用しないでほしい。「貧困を解消するために政治に働きかけるのではなく、政治を変えるために貧困問題を利用する」という転倒した構図が散見される。だから、政治活動は支持や力を持ちえないし、失敗してきているではないか。いつになったら自省するのか。 政治家や政党が貧困問題を利用するのは、百歩譲って理解する。しかし、現場の実践者や支援者までも目的を忘れて、政治を変えることのために貧困問題を利用するなら末転倒である。思想・信条を押し付けず、真剣に貧困問題を解決するために考えてほしい。 左翼やリベラルが現場に軸足を置き、上部構造の政治と連結して「有機的知識人」であった

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    lcwin 2016/12/20
  • exit >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> voice - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    https://twitter.com/ph89arwgarg/status/805256409096957952 会社を辞めるという選択肢を選ばずストライキするあたり狂気を感じる そうか、もはやexitを選ばずvoiceを選ぶのは「狂気」と評価されるくらいにまでこの日社会の『空気』は変わり果ててしまったのだな、という感想。 (参考) http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_3c8e.html(フリードマンとハーシュマンと離脱と発言) たまたま言い出しっぺのフリードマンが死んだので、改めてハーシュマンを取り出してみました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もともと経済学者は、自らのメカニズムが遙かに効率的で、実際上、真剣に取り扱われるべき唯一のものと思いこむ傾向にある。こうし

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    lcwin 2016/12/06
    一揆、愁訴、逃散みたいな話/上尾事件や首都圏国電暴動はやはり転機だったのかなあ
  • 明日のメシを満足に食べられる連中 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    朝日新聞の「Globe」が、「トランプがきた」の特集。 http://globe.asahi.com/feature/2016113000011.html 「中流が溶けていく」など、アメリカ社会の分析はだいたいこの間論じられているところに沿っていますが、興味深いのはあえて橋下徹前大阪市長にインタビューしているところ。 http://globe.asahi.com/feature/article/2016113000007.html?page=3 「負けたのは知識層だ」というタイトルで、インタビュワの突っ込みに対してむしろそれを上回る突っ込みを入れているやりとりが、いろんなことを考えさせます。 国末 かつて政治家の条件だったポリティカル・コレクトネスを、尊重しない人が出てきている。なぜでしょう。 橋下 有権者が政治家のきれいごとにおかしいと思い始めてきたんですよ。口ばかりで気で課題解決をし

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    lcwin 2016/12/05
  • 鈴木亘『経済学者 日本の最貧困地域に挑む』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    鈴木亘さんの『経済学者 日の最貧困地域に挑む 』(東洋経済)をいただきました。お送りいただいたのではなく、奥様の周燕飛さんから直接お渡しいただきました。 http://store.toyokeizai.net/books/9784492444344/ 日最大のドヤ街「あいりん地区」の再生はこうして始まった。大阪市特別顧問という当事者中の当事者である著者の筆によって描く。 このは、中身を読まずに想像すると、橋下市長の下で特別顧問になったネオリベ経済学者が、労働者やホームレスたちの声を踏みにじってスラムをクリアしようと企むけしからんストーリーかと思うかも知れませんが、さにあらず、ある意味で全く逆です。 西成特区構想の仕掛け人がすべてを語る。 日最大のドヤ街で、脱貧困の闘いが始まった! 書のはじめの方で、特別顧問となった鈴木さんが集めた有識者座談会の面々は、マンガ「かまやん」で有名なあ

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    lcwin 2016/10/19
  • 奨学金破産の解消法 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    西川純さんのブログで、「奨学金破産の解消法」というエントリが上がっています。なかなかに刺激的に表現も含まれていますが、物事の質をズバリと斬り込んでいますので、一服の清涼剤として是非服薬することをお奨めします。 ちなみに私はここまでラディカルではなく、中長期的にはいったん社会に出て就労してから大学進学というスタイルが一般化することを展望しつつも、当面は「18歳主義」は簡単になくならないだろうという前提で、いかに教育の職業的レリバンスを高められるかという生ぬるい考え方でいますが。 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20160829/1472423090 ・・・奨学金破産の原因は奨学金ではなく、大学を卒業しても正規採用にならない点です。その原因は正規採用に値する能力、つまり、採用後直ちに給料分稼げる能力を大学が与えていないからです。 ・・・大学進

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    lcwin 2016/08/31
  • それってますますインターンじゃなくなる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いつぞやの(○○さん、お元気でしょうか?)呼びかけの必要もなくと思いながら、心より「はまちゃん先生!はりきってどうぞ~」と思っておりましてエントリには喜ばしく存じました。 「・・・仕事を覚えるためには・・・」は、供給側に責任があるのか?需要側に責任があるのか? すくなくとも「今」を絶対値される供給側に説教しても、それはそれを生業とできる情報時代となった証左を示しただけのセールストークでしょと?理想主義を使った対立のポジショントークに思えてしまう残念さ藻感じるのはわたくしだけでしょうか? 云わんとされることは重々承知しているますが、相対ですから。 しかし、これこそ情報ツールに依存する「今」なのでしょう。 念のためご参考まで、非日系企業でよく見られるインターンシップ(学生アルバイト)は次の2種類です。 ①サマー・インターン(夏休みの2-3ヶ月を利用してフルタイム就業。短期間だが格的な実務経験

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    lcwin 2016/08/30
  • 新入社員が定時になると即帰る、アイツはだめだ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    いろんな所に呼ばれて日型雇用となんたらかんたらとかいうテーマでお話しするときに、だいたいはじめの方は定番のパターンがあって、そこでは、 http://hamachan.on.coocan.jp/roujun1107.html(どのような社会をめざすのか?ヨーロッパと日(上)) ・・・さらに、日の正社員には労働時間の制限がありません。もちろん、日には最低労働基準を決めた労働基準法があり、この32条に「使用者は労働者に1日8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはならない」と書いてあります。法律があるのだから、日には労働時間の上限があるだろうと思うのが自然です。労働法の教科書にもそう書いてあります。 しかし、日で働いている正社員たちは、そういうものはないと思っています。1日8時間働いたから「俺は帰ります」と言ったら、「こいつは何を考えているんだ。馬鹿じゃないか」と言われます。皆さ

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    lcwin 2016/08/18