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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (13)

  • 猛暑対策、時計はいじらず早寝早起きで済むのでは - 雑種路線でいこう

    世界で最初に夏時間を提案したのは米国の政治家ベンジャミン・フランクリンだと言われている。彼は駐仏大使だった1784年、”The Journal of Paris”に“An Economical Project for Diminishing the Cost of Light"というエッセイを寄稿した。 First page of Benjamin Franklin's anonymous letter to the editors of the Journal de Paris, April 26 1784 たまたま朝3時か4時くらいに帰った日、騒がしいので朝6時くらいに起きたら、もう明るい。それから何日も早起きして確かめたんだけど、やっぱり明るい。こりゃあ夏場に早寝早起きして日照時間を有効に活用できれば、結構な節約になるんじゃないか、というところまでは誰もが考えそうな話ではあるが、その

    猛暑対策、時計はいじらず早寝早起きで済むのでは - 雑種路線でいこう
    lenore
    lenore 2018/08/16
    建前のオリンピックのため、ならホントこれだけでいいと思う(←単に競技開始時刻をずらす対策)。ただ一般市民まで付き合う必要無い。一時的コストはかからないが健康を損う。
  • データ活用やら機械学習の時代に情シスとベンダーってどうなるんですかね - 雑種路線でいこう

    だらだらしていたら連休が終わってしまう。連休中に仕上げるはずだった、あの原稿も、火曜の講義資料も、さっぱりできていないのに困ったものだ。この連休中けっこうな時間を割いたのは、くだらないことに手元のラップトップをLinuxからWindowsに戻すことだった。 Blockchainの評価・デモと機械学習の勉強用に買った重いゲーミングノートで、LinuxのリハビリがてらfabricやirohaのビルドにDockerが欲しいし、TensorflowでGPGPUを使おうとするとUbuntuが良さげだというので入れてみた。2か月ほどいじってみる間にBlockchainを動かすだけならDocker for Windowsで十分だし、TensorflowやKerasもWindows版でGPGPUを扱えるようになり、Linuxは仮想環境だけで一通りの用事を済ませられそうなのでWindowsに戻すことにした。

    データ活用やら機械学習の時代に情シスとベンダーってどうなるんですかね - 雑種路線でいこう
  • 国策ITの敗因は癒着だけではない - 雑種路線でいこう

    今週の日経ビジネスが刺激的だ.「電子二等国ニッポン e-Japan 国策ITの敗戦」と題し,FNHを中心に政府主導で振興してきた国産IT戦略を完膚なまでに批判している.ゆうちょ銀行のシステムを日IBMが受注しそうだという下馬評を持ち出したり,内容の定かでない情報大航海プロジェクトで開発はベンチャー&大学の研究室中心,展開はユーザー企業中心となっているらしいという話を「FNH外し」といっている.けれども国策ITを仔細に追ってみると1970年代末から失敗への伏線はあったのではないか. だいたい前者は銀行の統廃合で廃棄の決まっている勘定系オンラインをゆうちょ銀が引き取ろうとすると結果的に日IBMが受注するかもねという風に取ることもできるし,後者はたかだか年間50億円の予算で国策を背負わされるのはFNHだって願い下げではないか.と考えると,これら状況証拠だけを持ち出してe-Japan戦略の失敗

    国策ITの敗因は癒着だけではない - 雑種路線でいこう
    lenore
    lenore 2006/11/28
  • 雑種路線でいこう - Web2.0を疑え

    (このエントリは近日中に予定されている講演の草稿です.事実関係や認識に誤りを見つけた方は,是非コメント欄や電子メール宛で指摘いただけましたら幸いです) この場の目的のひとつは,これからのIT産業がどうなっていくかという点について方向性を探り,どのような新しい市場が生まれる可能性があるかを洗い出すことと理解しております.しかし,そもそも未来を予測することは難しいのであります.1947年,IBMのThomas Watson Jr.は「世界には5台近くコンピュータ需要があるだろう」と宣いました.ミニコンで一世を風靡したDECのKen OlsonはApple ][の発売された1977年に「家庭がコンピュータを必要とするとはとても思えない」と述べています.1981年にMS-DOSを発表したBill Gatesは「将来的にもパソコンのメモリは640KBもあれば充分だ」といいました.彼がこの発言をした当

    雑種路線でいこう - Web2.0を疑え
    lenore
    lenore 2006/11/23
    「顧客から安心してデータを預けるというパーセプションを獲得するために,企業はWebサービスの利用を通じて蓄積されるデータが顧客のものであること,それを人質とする気がないことを表明する必要に迫られました.」
  • どうやったら情報大公開を防げるか - 雑種路線でいこう

    情報漏洩対策の予算要求に対するスラドでの議論ひとつみても,つくづく技術政策の質が下がっている.提案書を入手していないので誤解かも知れないが,スラドに垂れ込まれた途端に5秒で論破されてしまうような技術的に無駄な提案に対し,減額されても申し訳程度に数億〜数十億円の予算がつき,粛々と数年計画で遂行されるとしたら如何なものか.まだ要求段階なので,技術的な精査に基づき厳格な査定をお願いしたい. 相変わらず猛威を振るうWinny/Antinnyに限れば,漏洩データを構成するパケットの特徴をシグニチャで識別して遮断できるだろうが,毎回異なる鍵でファイルを暗号化するとか,プロトコルを識別しがたいよう偽装するとか,遮断技術といたちごっこでファイル共有技術の方も進歩するのだろう. 今は被害が特定できるWinny/Antinnyばかり話題になっている一方で,ピンポイントでデータを盗むボットやマルウェアの方がビジ

    どうやったら情報大公開を防げるか - 雑種路線でいこう
    lenore
    lenore 2006/08/24
  • イノベーション・バトン - 雑種路線でいこう

    最近イノベーティブ社会基盤フォーラムという研究会を準備し,有志で集まってイノベーションについて議論し始めたのですが,話しているとコンテクストによってイノベーションというコトバの意味が違っていたり.これは定義を固める前に色々な見方を出し合った方がいいという話になってイノベーション・バトンを回すことに. イノベーションって何 新しくて周囲に影響を与えたり広まったプロダクト・プロセス・コンセプトとか.実際のところ,商業的に成功した製品・サービスと,イノベーションを育む環境と,好事家に影響を与えるアイデアと,それぞれに別の仕掛けがあるにも関わらず,成功した製品・サービスばかりに着目してミスリードしている人々が多い気がする. イノベーションを生む要因 責任の求められるあぶく銭.あと,必要は発明の母とか.必要なアイデアが身内からは出てこない状況で,アイデアによって状況が好転するときに,環境を揺さぶった

    イノベーション・バトン - 雑種路線でいこう
    lenore
    lenore 2006/08/21
  • AJAXの本質と次の課題 - 雑種路線でいこう

    いまさら確認するのも何だがAJAXって別に新技術ではない.DHTMLが設計された頃から念頭に置かれていたし,細々とあちこちのサイトで実装されていた.びっくりしたことに,僕が最近通った自動車学校のWeb予約システムもAJAXになってた.MyWebOSなんて99年だっけ.AJAXという造語というか,そういう定義を生んだGoogleの戦略がすごいのは,gmailやgoogle mapでAJAXを奇貨に市場をひっくり返した点だ.けれどもAJAXにも限界はあるし,次の課題へ向けて面白い競争が展開されることになるだろう. だから日のベンチャーが「サービスのAJAX対応をしたいのだが,技術者がいなくて」的にコボすのは二重の意味で恥ずかしい.即ち既存の技術者がAJAX程度に枯れた技術にもキャッチアップできない*1ことと,既存のビジネスでAJAXをフォローアップしようとしているだけで,Googleのように

    AJAXの本質と次の課題 - 雑種路線でいこう
    lenore
    lenore 2006/08/07
  • 機会を与えてくれない大企業にジタバタ踏み留まる価値 - 雑種路線でいこう

    id:yukihondaさんのところやid:romuyaさんのところで企業の採用行動のあり方について客観的な職業能力でいくべきだとか、いや組織に順応できるかの主観的判断だという議論が展開されているけれども、最近になって実は採用基準なんて質的には重要じゃないんじゃん、と考えるようになった。 理由は2つあって、ひとつは新卒労働市場の需給ギャップが大きい以上、いくら面接を受けても落ちるヒトは落ちるし、落ちたら疎外感や割り切れなさを感じることに変わりないだろうし、受かったひとについても企業側に彼らの職業能力を認めて活かせるだけの器がなければ、優秀であればあるほど入社してから「自分の能力を活かせていないのではないか」「給料分も働いていないのではないか」「こんなところで足踏みしていることが人生の中で正しい選択なのか」といった焦燥感に駆られることもあろうということだ。 引き続き、ゲマインシャフト的な組

    機会を与えてくれない大企業にジタバタ踏み留まる価値 - 雑種路線でいこう
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    lenore 2006/02/09
  • 技術を活かすための競争戦略 - 雑種路線でいこう

    id:mkusunok:20060129:techstrategyで触れた内容について少し掘り下げてみる。これは歴史の勉強をした後の感想のようなものに過ぎないので、今後もこの通りにやれば成功するという意味ではない。ただ、何をやってはいけないか、という参考にはなるだろう。ベンチャーにとって大事なことは、先行する大企業に先行優位性を発揮させないこと、そしてより大きな技術力や資力を持った後続企業に真似されても差別化し続けられる仕組みをつくることだ。 価格はマーケットインで決めよ これは大企業のイノベーションでよくあることだが、R&Dに大変な金額をかけた割に市場がそれほど大きくない、だから価格を上げてしまおうという失敗である。Xerox StarとかToken RingとかHiSWANaが典型的だ。これらは研究開発予算を正当化するために商品化され、それが素晴らしい革新的なものであることを社内に説

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    lenore 2006/01/31
    「素人目に美しくない配線をしていた先輩は、もっと大事な何かの優先順位を守っていたのだろうか。」
  • ライブドアが上場後、買収&金融にシフトしたのは正しい - 雑種路線でいこう

    マスコミはホリエモンが上場後に変質したことを問題にしているけれども、僕はそこまでは彼は賢かったのだとおもう。企業買収や金融事業をマネーゲームと罵るのは易しいけれども、マネーゲームにシフトせざるを得ない経済的基礎条件を無視している。 そもそも、オン・ザ・エッジの業であった受託ベースのWeb構築は、小資で始められる労働集約型の事業であって、だからこそ学生ベンチャーでも成長できた。一方で資を突っ込んだところで、業の延長線上で成長路線を描くことは極めて難しい。案件も技術者も、カネに明かして山ほど買えるものではないからだ。 一方でネットバブル最盛期には異常な株価がついて、そもそも使い切れないような上場益を得て、時価総額から換算すると有り得ないようなスピードの成長を期待されてるんだよと脅かされる訳だ。で、近い業態で傾いた会社を買って建て直したりするだけじゃ間に合わず、手っ取り早く数字を嵩上げで

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    lenore 2006/01/31
  • さまざまな憂鬱とわたし - 市場価値と仕事能力

    ぼくの場合は部下がいないので上のように書いたけれども、自分で採用する立場になると、ひとが育ってないというのは大問題だろうな。予算とか管理とかは苦手なので、部下なんかいないに越したことはないのだけれども、経験した方がよいことなのかも知れないし、まぁ直属の部下がいなくたって周りの人々に動いてもらわなきゃならないことに変わりはないのだから、人間関係の苦労とかもない訳ではない。今は周りは賢いしリーズナブルな問題が多いので、色々と愚痴をいいながらも、恵まれてるんだろうなと思ったり、これだけの環境を与えられている割には大したアウトプットが出てないなーとか、周りよりも自分に対する不満が大きい。だいたい享楽的な人間なので、自己嫌悪に陥ることがあっても、挽回しようと死ぬほど仕事したりはしないのだが... ところで自分なりに市場価値なるものを意識し始めたのはいつごろだろうか。大学に入るなり個人事業主となりライ

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    lenore
    lenore 2005/12/19
  • サラリーマンが「ボイス・エグジット」を行使できる条件 - 雑種路線でいこう

    『日型サラリーマンは復活する (NHKブックス)』は面白そうだし、これを読んでからコメントした方がいいのかも知れないけれども、3年前に前の会社でボイス・エグジットを行使した者として、ここはひとつコメントせずにはいられない。 田さんの懸念はたぶん正しい。正社員サラリーマンにとって「ボイス・エグジット」を確保する条件というのは、ミクロ的には次の行き先をみつけられるかどうかではないか。パラサイトシングルで固定費が小さかったり、遺産やストックオプションで多額の貯金があればいざしらず、わたしのように子と住宅ローンを抱えてろくすぽ貯金もないと、兵糧攻めに遭ったら何ヶ月と持たない。転職のときも、残った有給は消化したけれども、すぐに次の会社に就職した。というか退職を決めた時点で次の行き先は決まっていた。 で、次の行き先をみつけられるかの条件として、すごく具体的には自分のスキル・ポートフォリオが生かせ

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    lenore 2005/12/19
  • 情報サービス産業のミクロとマクロ - 雑種路線でいこう

    インドに行って思ったこと。技術者は若く、高いモチベーションを持ち、訓練され、マネジメントは欧米流。やっぱり数字に強く交渉ごとが大好きで、大学でコンピュータ・サイエンスを学んだ人材も多い。CMM Level 5を取得している企業の半分以上がインドだとか、とことん属人性を排した開発・運用だとか、聞いてはいたけど安い賃金とか、職場というよりライフスタイルごと技術者に提供して囲い込もうとするところとか。自信を持ってるし勢いが違う。 これまでは素直にEAとかITSSは進めるべきだし、日版CMMが頓挫したのは国内SI業界の甘えだと思い込んでいた。しかし各企業が当に文書を整備して適切な開発方法論に沿って標準化された方法でシステムを開発するようになると、これまでよりも業務が切り分けられ、実装工程の多くはインドあたりに外注したほうが経済的ということになりそうだ。しかも、その土俵に乗っても却って日企業は

    情報サービス産業のミクロとマクロ - 雑種路線でいこう
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