野菜は甘かったり、苦かったり、赤かったり、青かったり。それぞれ特徴的な味わいや色があって、同じものはひとつとしてありません。こうした甘み・苦味・色の成分を栄養学的に見てみると、私たちの健康を支えてくれる効果があることをご存知でしょうか。栄養は野菜にとって個性のひとつ。その個性を知ることで、毎日の野菜生活が意味のあるものとなります。ここでは野菜の栄養のハナシと上手に食べるコツを紹介しましょう。 ■たんぱく質 大豆、そら豆、枝豆、いんげん豆などの豆類に多く含まれているたんぱく質。豆類のたんぱく質は、良質なたんぱく質として知られ、食品から摂取しなくてはならない必須アミノ酸を多く含んでいます。 ■ミネラル カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、葉酸など、野菜には体の維持や調整に必須なミネラルを多く含んでいます。一日の必要量はごくわずかなので、毎日野菜を食べていれば摂取できると言われています。 ■