なぜ、データが必要とされているのか?「データはシステムが記録した結果であり、人々の行動そのもの。データを理解するのは、その向こう側にいる人を知ること」とKT氏は話す。そしてデジタルデータは、時空間を超えて即時共有でき、理解できるという特性がある。 データが必要とされている理由として、KT氏は次の3つをあげる。 理由1 業務がデジタル中心に記録されるようになったかつては手作業で行われていた業務の多くがデジタル化されたことで、大量のデータが蓄積されるようになった。同時に、大規模なデータ処理によりたくさんの人に同時に販売するようなビジネスも可能である。反対に小規模ビジネスの迅速な展開も可能で、個人がハンドメイド作品をECサイトで限られた数だけ販売するような、店舗なしで個人のビジネスを実現できるようになった。 理由2 リアル世界の事象もデジタルデータ化が進んでいるWebサイトに限らず、人流データ、
マイクロモーメントをデータでとらえてバナー広告の価値を上げ、よりWebユーザーに喜ばれる仕組みを作り、提供を開始したのだ。 デモグラフィック情報に加えて、天気、場所、降水量、花粉飛散量、POSデータなどなど、オフラインのデータを自由に取り込み、インプレッションごとに最適なバナー広告を自動的に作って配信する仕組みだ。 クリエイティブのパーツを用意しておけば、各データ状況に対応するパーツをリアルタイムに組み合わせて、数万種類のバナー広告を自動生成するこの仕組み。名称は、「リアルタイム・データドリブン・クリエイティブ(RDC)」。 実は日本のグーグルが主導して開発したこの新しい広告ソリューション「RDC」について、立ち上げや提供開始に携わったグーグルの後藤果奈氏に聞いた。 日本マクドナルドで2万5000種類のバナーを自動生成、CTRは通常の3倍―― 「リアルタイム・データドリブン・クリエイティブ
こんな質問をされたら、あなたはどのように答えるだろうか。おそらく、ほとんどのWeb担当者は、その目的を、 企業、商品、サービスの情報を発信するためブランディングをするため見込顧客を醸成するためだと答え、さらに目標としては、 流入数やPV数を向上させること滞在時間を長くすること閲覧ページ数を増やすことといったことを挙げるのではないだろうか。しかし、果たして本当の目的はそうだろうか。 企業とは、さまざまな事業で売上を生み出し利益を獲得することが最大の目標であり、Webサイトの運営を含むデジタルマーケティングも、この目標の実現に貢献することが本来あるべき姿なのではないだろうか。 極端かもしれないが、毎日の訪問者数やPV数、滞在時間をチェックしてKPIの進捗を追いかけたり、これらの数値が向上するように広告手法を見直したり、熱心にSEOに取り組んだりしても、最終的にこれらの施策が企業の経営や事業の業
Webページの表示を高速化するために無料ツールWebPagetestを使って表示パフォーマンスを確認する方法を解説しているこの記事は、前後編の2回に分けてお届けしている。後編となる今回は、「ウォーターフォールの高さを縮める」「レンダリングの開始時間を早くする」方法や、「サーバーの速度」「CDN」などについて解説する。 ウォーターフォール図やWebPagetestについては、前編を参照 高速化ポイント2 ウォーターフォールの高さを縮めるウォーターフォール図が縦に長い場合は、ブラウザがページを読み込むのに大量のリクエストを行わなければならないことを示している。リクエストの数を減らす最善の方法は、ページに含まれているすべてのコンテンツを見直して、そのすべてが本当に必要かどうかを判断することだ。例を挙げてみよう。 CSSファルやJavaScriptファイルがたくさんある場合。 以下はAOLサイトの
今日は、マーケティングや企画に携わる社会人なら知っておきたい、というよりは、知らないと恥ずかしい、無料で利用できる公的統計データのポータルサイト「e-Stat」の情報と、新しい統計データが自動的に飛んでくる「統計メールニュース」の情報をお届けします。 すでに6月も下旬。新入社員の方も配属部署が決まってバリバリ働いていることだと思います。 マーケティングや企画の仕事をする人にとって、調査データというのは大切なもの。 ネット上で発表される「○○のサービスのユーザー数が○○万人」なんて調査データ、みんな好きですよね。Googleトレンドのような検索ボリュームの情報や、どのブラウザがどれぐらい使われているかといった調査データも人気です。 どれも無料で入手できるデータですが、実は税金でちゃんとした手法でつくられている、質の高い調査データというのが、あるのです。 それが、政府の出している統計データ。
「良いWebサイトの例を教えてください」「どんなサイトが良いWebサイトなのですか?」……仕事柄、こんなことを、たまに聞かれます。今日は、「良いWebサイトとは何か」「良いWebサイトを作るためには何が必要か」の原則を解説します。 「良いWebサイト」とはどんなサイトのことでしょうか。 キレイなデザインのサイト?情報がたくさん詰まっているサイト?便利なサイト?表示が早いサイト?使っていて楽しいサイト?スマホで見やすいサイト?マーケ寄りの人は、「人がたくさん集まるサイトが良いサイトだ」「コンバージョンが多いサイトが良いサイトだ」と言うかもしれません。 でも、本当にコンバージョンが多ければ、すべて「良いサイト」なのでしょうか。 結論から言うと、「良いサイト」とは、「特定のユーザー層が、特定の状況で、特定のゴールを達成しやすいサイト」だと思っています。 だから、良いサイトを作るために定めておくべ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く