16日夜、山梨県甲斐市のJR中央線で上りの普通電車が停車駅を通り過ぎ、非常ブレーキをかけておよそ3キロ先で停止するミスがありました。運転士は「考え事をしていた」と話しているということです。 16日午後6時40分ごろ、山梨県甲斐市にあるJR中央線の塩崎駅で、松本発大月行きの上り普通電車が駅を通り過ぎ、非常ブレーキをかけておよそ3キロ先で停車するミスがありました。 電車は6両編成でJR東日本によりますと夕方の帰宅ラッシュと重なっておよそ180人が乗っていましたが、けがをした人はいませんでした。 この電車はおよそ8分後に次の竜王駅に向け運転を再開し、塩崎駅で降りる予定だった乗客は、下り電車で戻ってもらったということです。 電車を運行していたのはいずれも20代の男性運転士と女性車掌で、車掌が駅を通過したことに気づき非常ブレーキをかけたということです。 運転士は「考え事をしていた」と話しているという