モンゴルのメディアは2日までに、大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が1日、同国首都ウランバートル市内で開かれていたパーティーで参加者を殴り、その後、相手からサラダナイフで反撃を受けて顔を負傷したと報じた。同氏は「そうした事実は一切ない」と全面否定したという。 報道によると、ダグワドルジ氏は酒に酔って口論となった参加者を数回殴った。相手は殴り返した上、ナイフで攻撃したという。パーティーはハロウィーンを祝うためで、10月31日夜から開かれていたとみられる。 ダグワドルジ氏は2010年1月の初場所中に一般人を相手に起こしたとされる暴行問題で引退。昨年5月にもウランバートル市内で酒を飲んで警察官に暴行、公務執行妨害の罪で罰金を支払った。