国内外で活躍する神戸市出身のジャズピアニスト、小曽根(おぞね)真さん(59)が、新型コロナウイルスの感染拡大により自宅で過ごす人々に向けて、4月9日以降毎晩、自宅から演奏のライブ配信を続けている。演奏の最後には「ステイホーム、また会いましょう」で締めくくる。繊細華麗なプレーで、世界各地の音楽愛好家らの心を癒やし、愛と希望を届けている。 小曽根さんは1983年に米バークリー音楽大を卒業。近年はジャズだけなく、クラシック音楽など幅広いジャンルに取り組む。父は神戸ジャズ界の重鎮だったピアニストの故・小曽根実さん。 配信は、会員制交流サイト「フェイスブック」で、「私たちのリビングルームへようこそ」と題して行う。午後9時ごろから約1時間、自らのピアノ演奏の様子を無料公開している。 これまで、自作曲のほか、ヘンリー・マンシーニの「いつも二人で」「ピンクパンサーのテーマ」や、ディズニー映画「白雪姫」の挿