信子(堀北真希)への恋心と彼女を人気者にするということとのジレンマに苦しみ、“プロデュース”をやめたいと言い出した彰(山下智久)。それを受けいれた修二(亀梨和也)は、かつてのように他のクラスメイトたちと過ごす生活に戻るのだが、どことない空虚さを覚えるようになる。『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)は5月23日に放送された第7話から、ガラリと物語のテイストが変容する。自分を偽る“仮面”を被ってきた、桐谷修二というキャラクターの内面が徐々にあらわになる、起承転結の“転”の部分にあたるエピソードだ。 空虚な生活に追い討ちをかけるように、まり子(戸田恵梨香)から曖昧な2人の関係について問い詰められてしまった修二。そんな中、プロデュースをやめて放送部に入部した彰と信子が、「私の好きなもの」をテーマにした映像を作るというので修二も手伝うことに。互いのカメラで撮った映像を見せ合い、修二が撮影したク