Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...

Cloudflare、NGINXに代えて自社開発のRust製HTTPプロキシ「Pingora」をグローバルCDNに採用。性能向上しつつCPUとメモリ消費を3分の1に CDNプロバイダのCloudflareは、同社のグローバルなCDNの基盤として長らく利用してきたNGINXに代えて、同社自身がRust製のHTTPプロキシである「Pingora」を開発し利用していることを明らかにしました。 Pingoraはすでに同社のCDNに採用され、毎日1兆回以上のリクエストを処理し、性能向上や数多くの新機能の提供を実現しつつ、従来と比較してCPUとメモリリソースの消費はいずれも3分の1程度に収まっているとのこと。 Pingoraは現時点でコードなどは公開されていませんが、いずれオープンソース化の計画についても明らかにするとCloudflareは説明しています。 Today we are excited t
これは何 以下記事のアンサーブログです。 qiita.com 以下のことはコメントに書いたんですが、書ききれなかった部分もあったり整理したほうがいいなと思い記事に起こしています。 現代のアプリケーションではC10K問題よりも先にDBやアプリケーションのボトルネックが先に来るため、C10K問題に遭遇するよりも先にやることがある ミドルウェアとしての成り立ちから設定ファイルの書き方に至るまで、それぞれのソフトウェアで思想が根本的に異なるので、単なるパフォーマンス比較をしてもあまり意味がない NginxとApacheの違いをC10K問題を中心に語るのは時代が違う この記事に限らず、多くの「Nginx vs Apache」系記事では「ApacheはC10K問題を抱えている」という論理をベースにそれぞれの違いを表現しています。 が、これは2022年においては(実際にはもっと前からですが)既に事実では
軽量なWebサーバのNGINXが、QUICとHTTP/3に対応するテクニカルプレビューを発表しました。 Introducing a Technology Preview of #NGINX Support for #QUIC and #HTTP3 https://t.co/BEFSH96Emy pic.twitter.com/cxHB8e4C9x — nginx web server (@nginxorg) June 10, 2020 Nginxのブログに投稿された記事「Introducing a Technology Preview of NGINX Support for QUIC and HTTP/3」から引用します。 We are pleased to announce the technology preview of QUIC+HTTP/3 for NGINX at a spe
ALB経由で公開するAPサーバに(リバースプロキシ用の)Webサーバーを利用する意味はあるのか?立ち止まって考えてみた まずは、リフト&シフトのリフトだ。オンプレ環境の構成を変えずにAWSでリプレイスするぜ。 静的コンテンツの処理はWebサーバーに任せてアプリケーションサーバーの負担を減らす構成だな。 次はシフトだ。だが大きくは変えない。静的コンテンツを外だしするところから始めよう。 あれ?Webサーバー(Nginx)っているんだっけ??ALBではログも取れるし最近はでできることも多いよね? [新機能] HTTPヘッダーやクエリ文字列などなどでルーティングができちゃう!!AWS ALBで高度なリクエストルーティングが可能になりました! 待てよ待てよ。将来的にはSPAで実装する方法も検討しているんだった。その場合はいらないでいいよね? ということを社内チャットで呟きました。いくつか意見が出て
NGINX、F5による買収を正式発表。F5のロードバランサとNGINXのプロキシなどにより総合的なアプリケーションサービスを提供 オープンソースの軽量なWebサーバなどを提供しているNGINXが、F5 Networksによって買収されたことを発表しました(プレスリリース、NGINX CEO Gus Robertson氏のブログ)。 Today @F5Networks Acquires #NGINX to Bridge NetOps & DevOps https://t.co/ZUXcfXKCBe pic.twitter.com/3m4YsKW2C2 — NGINX, Inc. (@nginx) 2019年3月11日 F5は負荷分散を実現するロードバランサのBIG-IPやアプリケーションファイアウォールなどで知られる企業。大規模システムにおけるネットワーク構築やインフラ構築の分野で有名です。
freeeでSREをしている河村(at-k)です。 freeeでは、既存・新規サービスのマイクロサービス化を推進しており、効率的なマイクロサービスの運用を実現するためにKubernetesを積極活用しています。Kubernetesはコンテナのオーケストレーションツールであり、コンテナ化されたマイクロサービスを管理・運用していく上で大きな効果が期待されます。 Kubernetesでは、複数のノード(例えばAWS EC2 Instance)を組み合わせてクラスタを構成し、そのクラスタ上にコンテナが指定された構成(manifest)で配置されます。Kubernetesはコンテナ構成を自律的に維持する機能を持ち、運用コストや耐障害率を改善します。また、クラスタに配置されたサービスに対しては、具体的などのノードにコンテナをスケールするか、といった詳細にとらわれることなく、宣言的にサービスを定義し、細
おはようございます、ImageFlux開発責任者のharukasanです。3日前の4月14日、ピクシブではPawooが急にリリースされることになりまして、ここ数日はずっとPawooサーバにログインしていました。このPawooサーバ、既にピクシブの監視体制に入っており、アラート受信後インフラエンジニアが障害対応できる仕組みを整えています。案の定、リリース直後の15、16日は週末にもかかわらずアラートを受け取ることになり、サーバにはりつくことになったわけです。どんなシステムであろうとアラートを受け取ったら対応する、それが我らインフラエンジニアです。 pawoo.netの構成 さて、それではまずPawooの構成を見ていきましょう。digすればわかりますがpawoo.netはAWS上に構成されています。数百台以上の物理サーバを常時運用しているピクシブであっても、さすがにこんなにはやく物理サーバは用
PHPcon 2016での発表資料です。
はじめまして、技術基盤部の相原(kaihar4)です! 今回は、アプリケーションのクラウドサービスへの移行の一環で、 Amazon S3から取得した画像URLを含むファイルを元に、そのURLの外部画像を取得して返す機能 をmrubyで書き直してAWSに移行した話をしていきたいと思います。 この機能は元々モノリシックなアプリケーションの一機能として動いていたもので、これを切り出してAWSに移行するというのが今回私に与えられたミッションでした。 このアプリケーションは歴史が長く、その間ほとんどメンテナンスされていませんでした。 ディストリビューションは古くPHPのバージョンも4系、したがってそのまま持っていくという選択肢はなく、AWS上に新規にインスタンスを構築することになります。 弊社にはAPI部分をPHPからRubyに移行する方針があるということもあり、Amazon Linux上にRuby
Docker してますか! 実は実験的に Docker で Web アプリを数ヶ月運用しており、色々と試行錯誤してきたので、少しずつアウトプットしていきます。 ちなみに Ruby 製のアプリで、AWS の EC2 上で運用している、小〜中規模ぐらいのものです。 2014-06-16 16:00: 追記あり Docker イメージのビルドについて Dockerfile を普通に書いてます。 今のところ、2層構造にしていて、 ベースとなるイメージ Ruby アプリケーションサーバー (Puma) アプリケーションのソース (git clone) bundle install デプロイされるイメージ (ベースイメージを元に作る) git pull してソース更新 bundle install し直してベースにない gem を入れる asset の precompile という感じでやってます。
東京でウェブオペレーションエンジニアをしている id:dekokun です。 ここ数年、HTTP/2 or SPDYが話題ですよね。nginxが1.9.5からSPDY対応を切ってHTTP/2の設定ができるようになったり、はてなでも以下ブログにも記載されているように、SPDY or HTTP/2も積極的に導入していっています。 developer.hatenastaff.com 先日、AWSの環境にてSPDYを導入したのですが、導入していくまでにはやはり若干の苦労がありました。そこで、SPDY or HTTP/2をどのように導入していったか及びそこで起きた問題点の解決策等をまとめようと思います。 なお、この記事では"HTTP/2 or SPDY"と書いていますが、SPDYはHTTP/2にその座を譲ろうとしている立場となっています。具体的には、今年の5月にChromeがSPDYのサポートを切る
何の因果かわかりませんが、お仕事でちょっと賢いリバースプロキシサーバ(以降、RPサーバ)を作る機会が2回ありました。 HTTPヘッダの内容によってプロキシ先のサーバを動的に切り替えるようなものです。 この要件を満たすため、RPサーバには以下のようなプログラムが必要になります。 HTTPヘッダの内容を知るためにHTTPリクエストをパース プロキシ先のサーバへHTTPリクエストをプロキシ プロキシ先のサーバはRedisから取得 レスポンスをクライアントへ返す 大量のリクエストも捌ける 1回目はRubyとI/O多重化のライブラリを使ってイベント駆動型のRPサーバを自作してみました。 が、振り返ってみるとこれは失敗でした。 なぜ失敗だったのか? Rubyでイベント駆動型のサーバを書こうとすると様々なものが途端に大変になります。 イベント駆動型サーバではほとんどの箇所でブロックする処理を書けません。
@harukasanと共同で「nginx実践入門」を執筆しました。2016年1月16日発売です。 nginx実践入門 (WEB+DB PRESS plus) 作者: 久保達彦,道井俊介出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/01/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 電子書籍版もあります。 gihyo.jp 本書について 本書はnginxの実践的な入門書です。nginxをはじめて利用する方や既にnginxを利用しているけれどもっと使いこなしたいという方に向けて実践的なノウハウを数多く解説しています。以下が本書の章構成になります。 第1章 nginxの概要とアーキテクチャ 第2章 インストールと起動 第3章 基本設定 第4章 静的なWebサイトの構築 第5章 安全かつ高速なHTTPSサーバの構築 第6章 Webアプリケーションサーバの構築 第7章 大規模
2015-12-07 WebアプリをDocker構成にした場合にフロントエンドリソースを扱うためのデザインパターン Docker Frontend この記事はCyberAgent エンジニア Advent Calendar 2015の7日目の記事です。 www.adventar.org 6日目はkaelaelaさんの「なぜデザイナーとエンジニアは分業するのか」でした。 弊社のAdvent Calendarは2年連続の参戦です。思えば昨年も12月2週の月曜だった気がしますね。 普段何をしているかというと、業務中のTwitterだったり、プロジェクトメンバーを煽ったり、事業部長が連発する80年代の死語を矯正したり、競馬予想をしたり、新しくできた頭のおかしいエンジニア評価制度をボロクソに批判したりというのが主であります(完全にクズですね)。 とはいえたまには真面目に弊社エンジニアブログに寄稿した
オープンソースのWebサーバー「Nginx」開発チームは4月21日、最新版となる「Nginx 1.8」をリリースした。1年ぶりの最新安定版となり、バックエンドSSL証明書の検証などの機能が加わった。 Nginxは軽量かつ高速な処理をうたうHTTPサーバーおよびリバースプロキシサーバー。モジュラーアーキテクチャを持ち、FastCGI、uwsgi、SCGI、memcachedサーバーのサポート、負荷分散、gzippingなどのフィルタのサポート、SSLとTLS SNIのサポートなど多数の特徴を備えるほか、IMAP/POP3プロキシサーバーの機能も持つ。Linuxや各種UNIXのほかWindowsでも動作する。ライセンスは二条項BSDライセンス。Netflix、WordPress、GitHubなど多数のサイトで利用されており、Netcraftが発表した2015年4月のWebサーバーシェアは14%
こんにちは。インフラチームの野島です。 最近、cybozu.com はロードバランサを Apache から nginx に置き換えました。 (参考: cybozu.com のリバースプロキシを nginx にリプレイス) 置き換えの一環として、Apache に実装していた DoS 対策の仕組みを nginx の拡張モジュールにする形で移植しました。今回、この拡張モジュール nginx-maxconn-module を OSS として公開しましたので紹介します。 背景 DoS 対策 秒間リクエスト数 v.s. 瞬間同時リクエスト数 実装方針 nginx-maxconn-module 基本的な使い方 高度な使い方 インストール おわりに 背景 本題に入る前に、cybozu.com において、HTTP リクエストがどのように処理されているかを説明します。 cybozu.com では、負荷分散のた
Tengineはアジア最大級のECサイト「淘宝網」が公開しているWebサーバです。 The Tengine Web Server alibaba/tengine Nginxをベースにいくつかの機能拡張を行い、また開発も続いていて最新のstableバージョンに追従しているようです。 主な機能拡張は上記のサイトにも上がっていますが、興味があるところを上げると、 nginx-1.6.2をベース。nginxと100%互換性がある ダイナミックなモジュールの読み込みをサポート。モジュールの追加にTengineの再ビルドが必要ない SO_REUSEPORT をサポート。接続がnginxの3倍高速化 SPDY v3をサポート upstreamの負荷分散方式の追加。consistent hashやsticky session、upstreamのヘルスチェック、リクエスト処理中のホスト名の名前解決 acce
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