任天堂の宮本茂氏の「引退」にまつわるニュースが世界中を駆け巡った。 実際のところは「任天堂を退職する」というわけでもなく、いわば「後進に道を譲る」というニュアンスが最もふさわしいようだ。長編映画作品を徐々に若手監督に委ね、ご自身は短編の制作といった仕事に携わっている、スタジオジブリの宮崎駿監督の動向に近いのかもしれない。 12月8日のWall Street Journalのインタビュー記事「Nintendo Game Chief Sees Better Times Ahead」では、この「引退」をめぐる宮本氏の発言が掲載されている。話題は「スマートフォンの好み」という意外なところにまで及んでいる。 宮崎駿監督は今後も長編の制作を続けられるという。宮本氏が再び任天堂の大作タイトルの制作に返り咲く日は来るのだろうか。まずは、現在企画中という「小規模な」作品の発表に期待したい。 以下、一部引用し