【北京=竹内誠一郎】中国河南省のニュースサイト「中原網」などは17日、同省洛陽市郊外の村で15日に原因不明の豚の大量死が発生したと伝えた。 村民の間に鳥インフルエンザ(H7N9型)の影響を疑う声もあったが、地元政府は調査の結果、無関係と判断しているという。 村内の養豚場で死んだ豚は410頭。また、村内の各所で犬122頭が死んでいるのも見つかった。洛陽市政府によると、動物間の疫病である可能性は低い。 村内では、地元の化学工場からの排水や排ガスを原因とみる指摘もあるが、大気や水質に著しい汚染はみられていないという。