スマートフォン(高機能携帯電話)など携帯電話の操作に没頭するあまり、目の前で起きた殺人事件に乗客の誰一人気づかなかった。今年9月、米サンフランシスコの通勤電車で実際にあった話である。日本でも、歩きながらスマホを使用する「歩きスマホ」をめぐり、通行人とぶつかったりするなど危険性が指摘されている。動画にゲーム、つぶやき…。ヘビーユーザーにとってスマホは手放せないのだろうが、そんなお楽しみも、事件や事故が起きてしまっては元も子もない。(篠田丈晴)銃声で初めて知った ロイター通信や米ABCテレビなどによると、西部カリフォルニア州サンフランシスコで9月23日、混雑する通勤電車の車内で地元の男子大学生が拳銃(けんじゅう)で撃たれて死亡するという事件が起きた。まもなく逮捕された犯人の男は事件直前、大胆にも車内で銃を振り回していた。 米CNNテレビは、地元検察当局者の話として、被害者から1メートルも離れて
![【大阪から世界を読む】乗客は皆スマホをいじり、目の前で大学生が射殺されるのに気付かなかった…異常な光景、人間らしさが崩壊していく(1/3ページ) - MSN産経west](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0280f835b71fe12a058e109f431e1a8fa8275717/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fimages%2Fnews%2F131125%2Fwaf13112507000000-n1.jpg)