アドビシステムズはPDF作成ソフトの新バージョン「Acrobat 8」シリーズを投入する。最大の特徴は,パンフレットや広報文,あるいは見積書など,複数人がかかわる文書作成の支援機能を盛り込んだこと。11月下旬から順次出荷する予定だ。 目玉となる新機能の一つが,PDFフォーマットの文書を使ったアンケート機能である。自動認識機能を使いながら,PDF文書に入力フォーム欄を指定し,そのフォームのデータ項目名を設定。そのPDF文書を関係者に配布する。返送されてきたPDF文書を収集すると,各関係者がフォームに入力したデータを,表の形で一覧できる。Excelファイルなどに出力することも可能だ。 同社は小規模なグループ内で手早くデータを集めたいときや,PDFフォーマットで作成した見積書の記入内容を集計するときに適しているとアピールする。米澤香マーケティング本部ナレッジワーカー部長は「Webアプリケーション
![PDFでグループの生産性を向上,アドビが新ソフト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)