火山たん/三原あかり/地学系Vtuber @volcano_tan さて、さっき予告していた火山と農業についてゆっくり話していくよ。まずは火山性の土壌の特徴についてだよ。 2014-01-07 21:16:43 火山たん/三原あかり/地学系Vtuber @volcano_tan 火山性の土壌ってのは、火山灰や火砕流が堆積してできた土壌なんだよ。特徴は、水はけの良さと栄養の無さ。実は、これでもかってくらいに普通の作物を育てるのに適してない土壌なんだ。 2014-01-07 21:22:52
![火山と農業の関連](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea5780e7af076c6fdf8ffcc4cb923eb444496ca2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fe6d1c448fa284bc1be995d9f7f80b33e-1200x630.png)
昨日ナショナルジオグラフィックのサイトに「イネの起源は中国・珠江の中流域と判明」(参照)という記事があった。話はタイトル通りでもあるが、発表媒体はNature誌で、原文も公開されていた(参照)。内容の評価についてだが、研究チームが「長い論争に終止符を打つことができた」と自負するほどの価値があるかは私にはわからないが、ナショナルジオグラフィックの記事、および該当論文の概要を読む限り、妥当な見解であり、さほど驚きもなかった。 というのは、最近、といっても7月だが、子ども向けの科学入門書である岩波ジュニア新書で「知ろう食べよう世界の米」(参照)を読んで、話の概要は知っていた。論文概要は次の通り(参照)。 作物の栽培化は長期にわたる選択の実験であり、これがヒトの文明を大きく進歩させてきた。栽培イネ( Oryza sativa L.)の栽培化は、歴史上最も重要な進歩の1つに位置付けられるが、その起源
藤原辰史『稲の大東亜共栄圏──帝国日本の〈緑の革命〉』(吉川弘文館、2012年) 価値中立的で没政治的のように思われる科学技術。しかし、それが置かれたコンテクストによっては逆に支配/被支配の関係性を固定化させる政治的道具となりかねない逆説をどのように考えたらいいのか。本書は、近代日本における稲の品種改良に着目し、それを植民地へ普及させていく上で農学者の果たした役割と言説を分析している。 植民地各地にも農学者が赴任して品種改良に着手していたが、朝鮮半島ではあまりうまくいかなかったらしい。本書で取り上げられる永井威一郎(荷風の長兄)は農学者としてだけでなく科学啓蒙書でも知られていたそうだが、「米食民族」対「パン食民族」といったレトリックで「大東亜共栄圏」のイデオロギーを振りかざしていたことが際立つ。科学技術への自負と植民地の現場における厳しい現実との深い溝に直面したとき、それを無理やり乗りこえ
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