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2011年9月29日のブックマーク (8件)

  • 中二化の時代? - Living, Loving, Thinking, Again

    現代という時代の気質 (晶文選書) 作者: エリック・ホッファー,柄谷行人出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2002/11メディア: 単行購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (11件) を見る またもやエリック・ホッファー『現代という時代の気質』からの抜書き。 第1章「未成年の時代」から。 (前略)とくに二十世紀にはほとんど全世界的な規模で少年化の現象がみられる。共産主義、ファシズム、人種的偏見(クー・クラックス・クラン団)、その他世界の低開発地域で現在勃発している大衆運動の少年的性格は誰にでもすぐわかるだろう。新興国あるいは復興国の指導者はほとんどすべてがその性格形成にきわだって少年的な要素をもっている。(pp.16-17) (前略)少年性というのは年齢の問題というよりもむしろ精神の状態ではないだろうか。ティーンエイジャーはどの年齢層にもいるのではないだろうか。一五

    中二化の時代? - Living, Loving, Thinking, Again
    lotus3000
    lotus3000 2011/09/29
  • 個人主義でも共同体主義でもなく - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/kechack/20070219/p1 曰く、 個人主義批判言説がここ最近よく聞こえるようになった。面白いことに右派は個人主義をサヨクだと言い批判し、これからは共同体主義だと言い、左派は個人主義を新自由主義の所産だと批判しこれからは共同体主義だと言う。 結局日の古い右派も左派も実は共同体主義、悪く言えば全体主義であって、個人主義は70年以降のアメリカのラディカルカルチャーの影響を受けた穏健左派と80年代以降に入った新自由主義によってもたらされたものである。個人主義を右か左といった二分律で説明するのは不可能である。 いくら何でも、「共同体主義」と「全体主義」を同一視してしまうのは乱暴かと思う。 確認しておくと、大まかにいって、政治哲学的には、一方では政府へ参加・介入する権利を強調する人たちがいて、他方では政府から介入されない権利を強調する人々がい

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    lotus3000 2011/09/29
  • 理数系武士団の研究‐‐‐竜馬が行く」の面白さは本当はどこにあったのか

    さてこれまでの話で、竜馬を竜馬たらしめたものが、実は彼が「理数系武士団・第4タイプ」であったことにあると述べましたが、そう考えると、なぜ司馬遼太郎の「竜馬が行く」が、他の凡百の竜馬評伝に比べてあそこまで突出して面白かったのか、ということの謎が一つ解けてきます。 つまりずばり言うと、実は「竜馬が行く」は、そのバックの理数系武士団の存在を初めて明確に描いた作品ではなかったかということです。 そしてちょうど大河の「竜馬伝」が終わったこともあり、両者を比較して総括する意味でも興味深いので、今回はこれについてちょっと見てみましょう。 ところで今でこそ、誰に聞いても幕末ヒーローNo1は竜馬ですが、何十年か前の大衆歴史小説の世界では(特に司馬「竜馬が行く」の登場以前には)、どうも幕末ヒーローの代名詞としてそのトップに君臨していたのは、意外にも必ずしも竜馬ではなかったようなのです。 では一体誰が当時その座

  • 芸スポまとめblog : 【芸能】地上波放送のなくなった宝塚 新規ファン取り込めず危機に 「“15年後にはなくなるのでは”といわれるほど危機的状況」 - ライブドアブログ

    1 名前:依頼@発狂くんφ ★[] 投稿日:2011/09/17(土) 17:08:15.81 ID:???0 根強いファンがいることで有名な宝塚歌劇団だが、ここ数年、入場者数は減少している。 今年2月12日付の読売新聞は、2010年度の大劇場の来場者数が100万人を割り込み、 2月段階で約80万人にとどまっていると報じている。2014年には初公演から数えて100周年を迎える宝塚宝塚ファンで作家の草葉達也氏はこういう。 「実は宝塚は“15年後にはなくなるのでは”といわれるほど危機的状況にあるんです」 天海祐希(44)や真矢みき(47)などがトップスターだった1990年代は、入場券は「プラチナチケット」と呼ばれ、 団員の家族でさえ入手困難だったほどだ。それがなぜ近年になって空席が目立つような状況に なってしまったのか。前出・草葉氏はこう指摘する。 「ひと言でいうと、宝塚

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    lotus3000 2011/09/29
  • 映画『人生、ここにあり!』観にいった - Freezing Point

    ヒューマニズムがどうとか、そういうイデオロギーはどうでもいいから、 チャンスのある人はぜひ。 【上映館】 個人的に、ジージョの顛末が・・・

    映画『人生、ここにあり!』観にいった - Freezing Point
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    lotus3000 2011/09/29
  • 在日コリアンのウリマル (1) 朝鮮学校出身者のウリマル観

    在日コリアン、特に朝鮮学校出身者の話すことばは、韓国で話されるものとは語彙やイントネーション等多くの面で違いがあります。 そのことに対する当事者による内省(or 音?)はこれまであまり聞くことができなかったのではないでしょうか。 韓国語・朝鮮語ネイティブスピーカーとの交流や、メディアを通して韓国の情報を得る機会は、以前とは比較にならないくらい増えました。 在日コリアンの話す継承語が、今後どのように変化してゆくのか楽しみです。

    在日コリアンのウリマル (1) 朝鮮学校出身者のウリマル観
  • 笑いを擁護する – sociologbook

    以下は、2011年1月9日に奈良女子大でおこなわれたシンポジウム「社会運動で語ること/伝わること/繋がること」で私が話した内容をもとに書いて、シンポの報告書に掲載してもらった文章です。一部細かい間違いは直しましたが、だいたいそのままです。 このシンポジウムは、奈良女子大の鶴田幸恵さん、名古屋大学の渡辺克典さんたちが中心になって企画されたもので、それぞれ関西の有名な運動家(という言い方が正しいのかどうかいまだにわからないけど)の、土肥いつきさんと上野久美さんのお話を中心にして、それになにかコメントしてくださいということだったので、だいたい以下のようなお話を……するつもりが、土肥さんのトークに引きずられて結局あっちゃこっちゃ脱線し、自分自身のカミングアウトもおりまぜながら、何かようわからん話になっちゃったので、以下に文章をあげときます。 テーマは「関西らしい社会運動について語る」ということだっ

    lotus3000
    lotus3000 2011/09/29
    多分この笑いの中にヘイトスピーチと何かを分けるものがあるのだろう。かと言って言語化すれば趙括の愚もありうるし難しい。
  • 人類は、麺類「ヌードルの文化史」

    人類史ならぬ麺類史、読むと無性にラーメンべたくなる。 小麦や米、稗など穀物の栽培の歴史をはじめ、穀類を挽く道具の発明や製造手法の開発史を追い、さらには「粉」の流通路を制する覇権争いを眺める。いっぽうカメラを引いて、衛星の視点から、「麺」がシルクロードに沿ってユーラシア大陸を行き来した構図を見る。身近なのに壮大な、麺の歴史。 いちばん面白かった視点は、蕎麦とパスタ。シルクロードを軸として、日の蕎麦とイタリアのパスタは、驚くほど相似形だ。どちらも当初は、貴族がべるぜいたく品だったが、時とともに階級を移動して、一般的なべ物となったという。時代も同じで、江戸の庶民に蕎麦が広まったのは、ナポリにパスタの屋台が出回ったのと同じなんだって。 新興都市・江戸も、国際都市・ナポリも、当時は職を求めて流入してきた労働者にあふれていた。そして、地方で作られた穀類を都市で消費する「街のべ物」となるべく

    人類は、麺類「ヌードルの文化史」
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    lotus3000 2011/09/29