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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (6)

  • 『ウェブで政治を動かす!』を読んで/激変はこれから起きる - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■津田大介氏の新著を読んだ ジャーナリストの津田大介氏の新著、『ウェブで政治を動かす!』*1を早々に入手して読み終えたので、感想を書き残しておこうと思う。最近、イベントに出かけることが少なくなって、私のこのブログも書評関連記事が多くなってきている。だだ、著者にはまったく失礼な話かもしれないが、私が書くのは、大抵はその著書の『要約』ではない。優れたに出会った時に去来するインスピレーションを書き留めておこうというのが、私が書評めいたものを書く主たる動機であり、書かれた内容は、あくまでそのインスピレーションに喚起された私自身の『語り』である。今回も、かなりそういう内容になりそうなので、予めお断りしておく。 ■歴史の転換点 すでに私のブログを読んで頂いているような方には説明するまでもないと思うが、津田氏と言えば、ソーシャルメディアの雄で、Twitterを非常にうまく使いこなすことでジャーナリズム

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  • マイケル・サンデル教授は荒廃した日本の政治思想の救世主か?  - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日でもベストセラーとなっているサンデル教授の著作 ずっと以前に買っていながら、なかなか読めないでいたを、お盆のお休みを利用しつつ、やっと読了することができた。日でも売れに売れて、ベストセラーになっている(2010年7月末までに、22万部の販売。すでに30万部を突破したという情報もある。)、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の『これから「正義」の話をしよう』*1だ。価格が二千円以上もする、難解な哲学書がベストセラーというのは昨今の日では異例のことに思える。何か転換点と言える現象が起きているのだろうか。違和感を感じながらも、非常に興味をそそられる現象ではある。解読というのも偉そうだが、少なくとも、自分なりに探りを入れて、あわよくば何がしかの「参考点」を得ることはできないものだろうか、そう思っていた。 ■知名度を上げる火付け役『ハーバード白熱教室』 日でサンデル教授の知名度を上げ

    マイケル・サンデル教授は荒廃した日本の政治思想の救世主か?  - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
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    lotus3000 2010/08/30
  • 日本という『巨大な不幸増幅装置』をどうすれば解体できるのか - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    勝間和代 vs 香山リカ 昨年秋のAERAでの対談記事以来、テレビの特番、そしてとしてまとめられることになり、大変話題になったのが、勝間和代氏と香山リカ氏の対談だ。私は、この対談は読んでいないし、どのような帰結になったのか実は余り詳しくは知らない。ブログ記事等から間接的になんとなく経緯を知っているだけだ。ただ、リーマンショックから民主党への政権交代へ世が流れていく中で、この構図、すなわち、勝間和代氏に、『小泉竹中改革』『新自由主義』『悪徳ファンドマネジャー』等、今回の不況の原因となったと巷間言われる『行き過ぎた資主義』の悪役イメージを被せ、それに対して物申すという構図は、読者や視聴者の強い関心を引きつけたことは想像に難くない。なにせ、この背後にあるのは戦後初の選挙による政権交代という劇的な結果を生んだ日人の大きな不満のエネルギーだ。 しかも、この両者を並べることで喚起される問題は

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    lotus3000 2010/05/13
  • 「勝間和代vsひろゆき」討論はとても大切なことを世に問うている - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■非常に興味深いトピック 重い政治課題が山積のまま突入したゴールデンウイークだったが、ビジネス関連では休業中の会社も多く、IT関連の情報も動いているのは海外関連ばかり、と思っていたら、何とも興味深いトピックが飛び込んで来た。勝間和代氏とにしむらひろゆき氏(言わずと知れた2ちゃんねるの創始者)の対談である。 5月2日にテレビ東京系列のBS放送「デキビジ」で放送されたようだ。ほぼ全編Youtubeに残っているので一渡り視聴することができる。 YouTube YouTube YouTube ■にしむらひろゆき氏の勝ちと言わざるをえない すでに続々とブログ記事も書かれているようだし、Twitterでの議論もまだ続いている。これからどのような議論に発展して行くのか予想もつかない展開だ。そのような中、場合によっては火中の栗を拾うようなことにもなりかねないが、この対談、私自身普段から考え続けていることの

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    lotus3000 2010/05/08
  • 日本人の苦悩は反グローバリズム/反新自由主義だけでは癒されない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■言いたい放題 リーマンショック以降、世論はグローバリズム/行き過ぎた資主義批判一色となり、特に日では新自由主義の旗頭としての『小泉・竹中改革』がやり玉に上がって、言論空間は百家争鳴状態になっている。グローバリズムに押さえつけられた反動もあるだろうから、当然とも言えないことはないが、気になるのは、そのグローバリズムや新自由主義に対する従前からの格的で正当な批判が前面に出て来ているというよりは、悪玉の『小泉・竹中改革』を一方において、言いたい放題になっていることだ。何やら感情にまかせたメチャクチャな議論まで、反『小泉・竹中改革』を唱えることで正当化された気分になるかのようだ。冷静な議論も何もあったものではない。その典型は大変残念なことだが現政権の政治家にも見られる。世のグローバリズムや小泉竹中改革批判のセンチメントを自らのルサンチマンのはけ口や権力闘争を有利に進めるための具とされてしま

  • 日本人の国民性の危うい部分を知るべき時が来ているかもしれない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日企業の『戦略性のなさ』 日企業にいると多かれ少なかれいつも感じるのは、『戦略性のなさ』だ。おそらく今では大抵の日企業が抱える問題として認識されてきているようにも思う。日の一番の希少資源は経営者、と言われるのもこれと同根の問題と言える。 ではお前には『戦略性』があるのか、と言われれば、身もふたもないところはあるのだが、少なくともキャリアのかなり早い段階から、自分の戦略性の不足を知って試行錯誤してきたことは確かだ。自分の『戦略性』の不足を何時も念頭において、反省を繰り返して来た。そういう意味では、ソクラテスの『無知の知』ではないが、普通の日のサラリーマンよりも、自分の『無知』は知っているつもりだ。どうにかしないと、といつも思って来たし、それゆえに、企業単位でも、国家単位でも戦略性がないことにはすごく敏感になってしまう。 これは、私自身のキャリアが、海外への商品導入であったり、海外

    日本人の国民性の危うい部分を知るべき時が来ているかもしれない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    lotus3000
    lotus3000 2009/11/17
    これも結構昔からいわれているけど、海外知っている人の主導もどう国内から知らない人の反発を抑えるかが、問われるね。
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