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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (12)

  • それでも出版社が「生き残る」としたら: たけくまメモ

    http://www.apple.com/jp/ipad/ ↑appleiPad」公式 ついに噂のiPadの全貌が公開されて、ネットもマスコミも上を下への大騒ぎであります。ここに来て、すでに報道されているアマゾンのKindleをはじめ「電子出版」を普及させるための役者(インフラとデバイス)が出揃った感があります。日ではまだ普及以前の段階ですが、昨今の出版不況を脱出するための突破口は、もはや電子出版しかないというのは、衆目の一致するところではないでしょうか。 さて、かねてから電子出版による「個人出版支援」に力を入れているアマゾンやアップル、ソニー(の米国法人)といった企業は、自社と出版契約を結んだ著者に対して、「印税35%を支払うぞ、いやうちは50%支払う、それならうちは70%だ」という具合に、「印税率競争」をヒートアップさせて著者を引き込もうとしています。日では印税率は通常8~10%

  • 「町のパン屋さん」のような出版社: たけくまメモ

    「町のパン屋さん」のような出版社ができないだろうかと、考えるのである。どこの町にも一軒くらいは「こだわりのパン屋」があるだろう。家族経営で、石窯で焼いた手作りパンを売っているような。宮崎駿の『魔女の宅急便』に出てくるグーチョキパン屋とか、そんな感じだ。ご主人が奥でパンを焼き、奥さんが店に立ってパンを売る。奥さんが身重になると、女の子をバイトに雇って店番を頼んだりして。 事業規模はとても小さい。売り上げも微々たるものだが、旦那と奥さんと生まれてくる子供が生活できるのなら、それで十分である。お客さんは町の住民に限定されるので、奥さんの対人会話能力が店の生命線である。うまく行けば、ただパンを売るだけではなく、地域のコミュニティセンターとして機能することもある。こうなれば、町の店舗の理想であろう。 パン屋さんでなくとも、八百屋さんでも魚屋さんでも、地域に密着した独立型店舗ならなんでもいいと思われる

  • 【blog考】2 mixiはパソ通の再来だ: たけくまメモ

    話がだいぶ横道に逸れた。とにかく44歳になる1ヶ月前に、私はmixiに誘われたのだった。ネットをやっている人にとっては自明のネットサービスであるが、これはネット未経験者や慣れてない人も読者に想定した文章なので、最低限の説明を加えたい。 mixiは、SNSと呼ばれるネットサービスの一種である。あらかじめ入会している人が、自分の友達に声をかけて登録用の招待メールでURL(ネットアドレス)を送る。送られた人はそのURLをクリックして、「はい」を押すだけで簡単に無料でmixi会員になることができるのである(サービスを拡張した有料コースもあるが、無料でもほとんどの機能を使うことができる)。 mixiの会員同士でも、別の会員を招待して「マイミク」登録をすることができる。こうして次々に「友達の輪」を広げていくというサービスである。 それまでのブログや個人ウェブサイトでは、会員パスワード制にでもしない限り

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    lovecall 2007/08/05
    私もid:suemeさんと同じこと感じた。パソ通って指摘もそうだけど、会員数も500万どころか5月に1000万人突破してるしなぁ。http://mixi.co.jp/press/press_070521.html
  • 負け組、勝ち組という言葉: たけくまメモ

    言葉はつねに移りゆくものであり、生まれたときは褒め言葉でも、何百年か経つと正反対の意味になってしまうこともあります。たとえば「貴様」という言葉。詳しい出自は知らないんですが、字面を見ればこれは敬語以外のなにものでもないですわね。「貴い」「様」なんだもの。もとは貴人に対して使っていた尊称なんでしょう。それがどういう経緯で今使われるような粗暴なムードの二人称になったのか、そういう方面に明るい方がおられましたらお教えください。 それでも、多くの人が現在は「悪い意味」で使っている以上、それに逆らってもどうしようもありません。ネットでは「“確信犯”はそのように使う言葉ではない」とか、いろいろありますけどね。呉智英先生が指摘して有名になった「すべからく」の誤用問題とか。あれは「すべからく○○すべし」と使うのが正しいので、「すべて」の上級表現ではないわけですね。「最近の若者はすべからく携帯電話を持ってい

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    lovecall 2007/07/13
    『本当は負けてるのに狂信的に勝ったと思いこんでいる人が「勝ち組」で、冷静に負けを認めている現実的な人たちを「負け組」と呼んだだけ』 そなんだ、知らなかった。
  • 「商材」で一攫千金?: たけくまメモ

    何年も前から気になってるんですが、よくスパムメールなんかで、 どんな商売をしてもダメで、大借金を抱えて一時は自殺まで考えた私ですが、ある人との出会いで人生が変わりました! その人からノウハウとともに商材を購入しましたところ、3ヶ月で1千万もの借金が返済できたばかりか、その年の収入が4千万を超え、今では年収が億に達して、豪華クルーザーでセミリタイア生活の毎日です。この幸福を貴方とも分かち合いたくメール差し上げました。私がそうであったように、きっと貴方も信じられないことでしょう。そんなうまい話があるのか?って。でも、あるんです!今なら、たった5万円で商材とノウハウを伝授いたします。この商材に触れたとき、貴方はきっと、今までの自分の人生はなんと無駄だったのかと思われることでしょう! 必要なのは、ほんの少しの発想の転換、それだけなんです。さあ、私のように貴方も幸福になりましょう! みたいな文章をあ

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    lovecall 2007/06/25
    『「別の人に同じ内容のメール出せば、貴方がそうしたように、貴方にも5万振り込んでくれる人がいるかもしれませんよ」』 買った人にしか分からない「商材」のひみつ
  • たけしは何度自殺すれば気がすむのか: たけくまメモ

    昨日は終日ヒマだったので、映画でも見ようと思い、南町田のシネコンで『スパイダーマン3』と北野武の『監督・ばんざい!』を見てきました。当は『監督…』と松人志の『大日人』を見ようと思ったんだけど、松のは時間が合わずに断念。 『スパイダーマン3』ですが、特撮はさすがによく出来ているんだけれども、シナリオがちょっと生煮えな感じ。2映画を無理矢理1にまとめたみたいな印象でした。監督は前2作と同じサム・ライミだけど、次は別の人が監督したほうがいいんじゃないかなあ。ライミは好きな監督だけに、もっと他の作品も見てみたいです。 それで『監督・ばんざい!』なんだけども、俺がこう書くのもなんなんですが、『サルまん』みたいな映画でした。少なくとも俺や相原君が最初の『サルまん』に持ち込んだコンセプトを、映画で展開したらこうなるのか、という作品になってます。まあ、たけしさんにその意識はないでしょうが。

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    lovecall 2007/06/21
    北野武のナルシズム
  • たけくまメモ : まだ最悪ではない

    たぶん俺は楽天的性格なのだと思う。昨年暮れ、2度目の脳梗塞を発症して開頭手術を行い、意識を取り戻して、最初に思ったことが「まだ最悪ではない」という言葉だった。なぜかといえば、とりあえずはまず、生きているということ。これだけでもう最悪ではない。そして病気は俺から歩行の自由を奪い発語もやや不自由になったが、それでも他人と不都合なく話せるし、論理的思考にも問題はなさそうだ。目も見え、手先も一応動くので、ワープロを打つこともできる。つまり俺にとって、、仕事やブログに復帰するための障害は何一つないということである。 こうなると、俺のもともとの性格である楽天性が首をもたげる。その次にかんがえたことは、なんとかして「たけくまメモ」を再開できないかということと、自分の病気をギャグにできないかということだった。ブログで「脳梗塞のラブリーな言い替え方募集」をしてみようと思ったり。俺もちょっと考えたが、「脳づま

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    lovecall 2007/01/31
    『楽観的な結末を思い浮かべるということ、それ自体は、必ずしも悪いことではない。ただそれと同時に「最悪の結果」も頭の一方で想定しておくことが必要なのだ』物凄く良かった。有難うございます。どうかお元気で。
  • 無惨!! 流星号がこんなことに!: たけくまメモ

    ついさっきマンション管理人から連絡あり、「あなたの自転車、えらいことになってるよ」とのこと。うぎゃー、と思って自転車置き場に駆けつけたら、流星号がこんなことになってました。 昨夜は11時に帰宅して、そのときはなんともなかったのを確認しているので、それから早朝にかけて何者かが自転車置き場に侵入し、俺の流星号の前輪を外して盗んでいった模様。 まあ、明らかにイタズラ目的でしょうが、考えられる犯人は(1)マンション内部の者か、または(2)外部の大馬鹿糞タワケ、のどちらかということになります。 もし(2)だった場合、うちの駐輪場は表通りから見えない場所にあり、たまたま通りかかった人がフラリと持って行くような立地ではありません。道具なしに前輪を外すのは困難ですので、計画性の高い犯行とも思われます。俺はこのブログでいろいろ住んでいる場所について書いてますので、地元民なら「ああ、あのマンションか」と分かっ

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    lovecall 2006/11/14
    ぜったいに許さんぞ大馬鹿糞タワケ!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!! だそうです。
  • オタクの老後問題(1): たけくまメモ

    そんなわけでオタクの老後問題なんですけど。 春先にちょっと予告したときにも書きましたが、オタク人生最大の問題とは、第一に「死後のコレクションの行方」ということになるんじゃないでしょうか。まあ俺自身はとっくの昔にコレクションを諦めた人間なんで、気楽なんですが。しかしなまじ密度の高いコレクションを所有している濃い人の場合、自分が死んでからあの膨大なマンガやDVDやフィギュアはどうなるのかと、密かに心配している人も多いことでしょう。 ご安心ください! 過去の例からすれば、途方に暮れた家族が困り果てて古屋さんを呼んでですね、もう二束三文で綺麗に売り払ってくれます! ときどき古書市場に、ある特定の傾向を持ったマニアックなが大量に出ることがあるんですが、たいていそんなケースだと考えて間違いないです。ハヤカワのポケミスの貴重ばかりとか、サンリオSF文庫が揃って出るとかですね。 ← http://w

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    lovecall 2006/04/29
    オタじゃないけど、日記と思春期のポエム集を始末するまでは死ぬわけにはいかない。と常々思っています。
  • 【文春】Google(暗黒?)特集: たけくまメモ

    ※4/23追記 来このエントリのタイトルは「【文春】Google暗黒特集」だったのですが、ちょっと僕のほうに誤解があり、記事著者の森健氏によれば「暗黒特集ではない」とのことです。直接、ご人から抗議が来たわけではありませんが、誤解が生じるといけないのでタイトルをの一部を(暗黒?)」と訂正しました。これはあくまで竹熊が取材を受けた際の個人的印象を記した、ということであります。 それで昨日「月刊文藝春秋」のGoogle関係取材を受けたのですが、なんか複数の記者であちこち取材かけてるみたいで、俺のコメントが最終的に載るかはわかりません。ですが、とにかく取材を受けましたよ。なお記事そのものは、森健さんというジャーナリストの署名原稿になるようです。 そういえばつい昨日、文春新書から『グーグル 既存のビジネスを破壊する』(佐々木俊尚)が出たばかりで、もしかしてこれのタイアップ企画? と思ったわけです

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    lovecall 2006/04/20
    Google八分リンク集・・・・・
  • 【驚】Google AdSenseからの契約破棄通知: たけくまメモ

    いや、さっき帰宅しましてメールをチェックしていましたら、当ブログからリンク広告を貼っているGoogle AdSenseから「広告出稿契約」の一方的破棄のメールが届いていてビックリ! 一瞬、誰かの悪戯かと思ったんですが、Google AdSenseの当方のアカウントページに入ろうとしたら「無効なアカウントです」と表示されました。どうやらマジらしい。 さて、俺がなんか悪いことやったかな、と胸に手をあてて考えたがよく理由が思いつかない。自分で広告をクリックしてしまったことは、この半年間にうっかりミスで3回ほどあるんですが、それが理由なのでしょうか。 一応先方のは法人格によるメールであり、すでにGoogle AdSenseと当方の契約関係は失効しているとかんがえられますので、先方のメールとともに、私の返事を全文アップさせていただきます。 ●Google AdSense様からのメール 送信者:Goo

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    lovecall 2006/04/20
    AdSense狩り((;゚Д゚))ガクガクブルブル
  • たけくまメモ: 西村博之氏という存在

    前回のエントリで書き忘れたんですが、俺にとって、昔からどうにも不思議なのは、「実名」を晒すことを、多くの人が過剰に恐れすぎているんじゃないかということです。 実名だろうが匿名だろうが、他人に非難されるようなことを書かなければいいだけの話なんじゃないでしょうか。 俺、実名さらして、時には顔写真まで載っける文章書いて20数年ですけど、身の危険を感じるほど他人から恨まれたり、ストーキングされたことって一度もないですよ。(小さなクレームはしょっちゅうですし、ネットでつっこまれることはよくありますが)。 まあ仕事の原稿の場合、編集のチェックが入ることも大きいですけどね。でもライター個人としても、その文章を発表したことで生じるいろんな可能性をあらかじめ考えてから書くようにしていますけど。一方でネットでは自分の判断で発表しますが、こちらも特にこれといったトラブルはないなあ(どこまでトラブルと考えるかによ

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    lovecall 2006/03/16
    『世界最大の匿名掲示板の管理人が自らは実名も住所も携帯番号も公開しているということの意味をもっと考えたほうがいいのではないか』 『2ちゃんでただひとり実名を晒すことで名声という貯金を貯めているのが彼』
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