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2021年12月7日のブックマーク (3件)

  • ノア・スミス「中国のキャッチアップ型成長は終わった?」(2021年11月22日)

    [Noah Smith, “Is China’s catch-up growth over?” Noahpinion, November 22, 2021] 中国のキャッチアップ型成長が世界史でも指折りにめざましい経済発展の偉業だった点はまちがいない.これに匹敵するのは産業革命そのものくらいだろうね.中国では,たった40年で,極貧状態から平均的な所得の地位にまで,数億もの人々が引き上げられた. ▼極貧状態にある人々の数(2030年までの予測を含む) これがどれほど巨大な達成か,いくら強調してもそうそう言い過ぎにはならない.この達成には,市場基盤の各種改革,効果的な統治,(大半は局所的な)産業政策がからんでいる.中国が成し遂げたキャッチアップ型成長は世界の産業の地勢をつくりかえ,世界史を永遠に変えてしまった. でも,なにごとにも終わりはくる.中国以外を見てみると,これまでに急速な発展を遂げた

    ノア・スミス「中国のキャッチアップ型成長は終わった?」(2021年11月22日)
  • モデルナを甘く見る人が知らない驚くべき正体

    新型コロナウイルス・ワクチンをファイザーなどのビッグファーマーと並んで世界へ供給する、2010年に設立されたばかりのベンチャー企業モデルナ。 モデルナは「製薬業界のアマゾン」である、私はそうみています。 拙著『モデルナはなぜ3日でワクチンをつくれたのか』でも詳しく解説していますが、例えば、モデルナは創業以来、自動化やロボティクス、アナリティクス、データサイエンス、AIなどに1億ドル以上を投資してきた、最先端のテクノロジー企業であること。また、製品・サービス単独ではなく、それらを生み出すプラットフォーム戦略に注力していること。これらはいずれも、アマゾンが既存のEC(電子商取引)小売りと一線を画し、世界最強のエブリシングカンパニーへと成長したポイントと重なります。 そして、何より私が強調したいのは、モデルナの企業としてのポテンシャルです。 オンライン書店として創業したアマゾンですが、その後は家

    モデルナを甘く見る人が知らない驚くべき正体
  • 「親ガチャという概念は正しい」アメリカ人経済学者が"人生の宝くじ"を否定しない理由 生まれも育ちも、親の影響を受ける

    親を選べないことを景品のガチャにたとえた「親ガチャ」という言葉がある。なぜ最近になって「親ガチャに外れた」と嘆く若者たちが日で目立つようになったのか。同じことは米国でも起こっていないのか。NY在住ジャーナリストの肥田美佐子氏が、早期幼児教育による格差縮小を唱える米シカゴ大経済学部特別功労教授のジョン・リスト氏に聞いた――。(第1回/全2回) 「日生まれ」は人生の当たりくじを引いている ——子供は親を選べないことを意味する「親ガチャ」という概念が日で話題を集めています。格差が拡大する中、親ガチャを深刻視する人がいる一方で、自分の人生を生まれのせいにすべきではないという、親の立場からの反論も聞こえてきます。どう思いますか。 アメリカにも同様の考え方があります。政治家は決して口にしませんが。のダナ(シカゴ大学医学部小児外科教授のダナ・サスキンド医師)と私は、「Lottery of Lif

    「親ガチャという概念は正しい」アメリカ人経済学者が"人生の宝くじ"を否定しない理由 生まれも育ちも、親の影響を受ける
    lqgq
    lqgq 2021/12/07
    アウトプットではなくインプットを褒めるのが大切。/アフリカとの競争で有利だからガチャ成功と言ってるわけではなく、日本には整備された教育制度と市場があるからガチャ成功、ということ。