海江田万里経済産業相は17日午後、厳しい寒さのため電力需要が供給力の限界に迫る勢いで上昇しているとして、同日夕方から夜にかけて「予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と警告した。 そのうえで国民や経済界に「最大限の電力使用の抑制、不要不急の電気機器の使用停止など、これまで以上の節電へのご協力をお願いしたい」と要請した。 経産省によると、東京電力管内で17日に見込まれる電力供給力は3350万キロワットなのに対し、同日午前中の需要量のピークは3292万キロワットまで上昇したという。
海江田万里経済産業相は17日午後、厳しい寒さのため電力需要が供給力の限界に迫る勢いで上昇しているとして、同日夕方から夜にかけて「予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と警告した。 そのうえで国民や経済界に「最大限の電力使用の抑制、不要不急の電気機器の使用停止など、これまで以上の節電へのご協力をお願いしたい」と要請した。 経産省によると、東京電力管内で17日に見込まれる電力供給力は3350万キロワットなのに対し、同日午前中の需要量のピークは3292万キロワットまで上昇したという。
巨人・渡辺会長25日開幕を厳命!開幕問題一刀両断 激励会を終え腕を組んで引き揚げる長嶋終身名誉監督(右)と渡辺読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆=東京都内のホテル 巨人・渡辺恒雄球団会長が16日、3・25のシーズン開幕を厳命した。都内ホテルで行われた燦燦会で「明るい活力を持って、国民の大衆に見せることができるのはプロ野球選手」と、被災地復興のために全力プレーをみせるよう選手に要望した。 「東日本巨大地震復興支援」として会を始め、壇上に立った渡辺会長。開幕問題に触れ「開幕を延期しろとか、プロ野球をしばらくやめろとか俗説がありましたが、大戦争のあと、3カ月で選手から試合をやりたいと声があり、プロ野球を始めました。フェアプレー、緊張した試合をすれば見ている人は元気が出て、エネルギーが出て生産力が上がる」と力説した。 燦燦会には約200人の財界人が集まった。大震災に配慮し、選手へのサインや記
◇関電「注入方法は対策済み」 東京電力福島第1原発の使用済み核燃料プールで、水位が低下して爆発が起きたことを受け、県内でもほぼ同じ構造のプールの安全性に不安の目が注がれている。 通常、プールでは臨界が起きないよう核燃料を一定の距離で水中に並べ、水を循環させて冷ましている。だが福島第1原発4号機のプールでは、水が循環しなくなって沸騰し、核燃料が露出したとみられている。 経済産業省原子力安全・保安院によると、プールの核燃料が原子炉から取り出されたばかりで高温の場合に核燃料が露出すると、核燃料が溶けて放射性物質が出てくる恐れもあるという。プールと外界を遮へいするのは原子炉建屋の壁だけで、放射能量が大量であれば外部へ漏えいする危険性があるという。 県内に11基の原発をもつ関西電力は「仮に電源喪失してもプールには十分な水があり、温度上昇は緩やか。沸騰するまでに各発電所に配備しているディーゼル駆動の消
政府は東日本大震災で避難所生活を送る40万人にのぼる被災者への救援物資の輸送に全力を挙げている。被災地外での物資買い占めをしないよう繰り返し呼びかけ物資の確保に努めるとともに、物資が被災地になかなか届かない状況を改善するため15日から物資の収集・輸送などを自衛隊に一元化して迅速化を図っている。輸送手段の確保が被災地支援のカギを握る。 政府の緊急災害対策本部によると、17日午前0時時点で、パンや即席ラーメンなど食料146万個、飲料水110万本が既に避難所や病院などに輸送済み。さらに、毛布21万枚、おむつ3万枚などのほか、被災地で起きた大規模停電に対応するため病院などに燃料130万リットルを供給した。 また、輸送中また輸送準備中の物資は、パンや即席ラーメンなどの食料154万個▽飲料水72万本▽毛布14万枚−−などで、各省庁などを通じて集めた救援物資の総量に比べ、実際に届いた物資はまだ少ない
大相撲の横綱白鵬(宮城野)が16日、被災地に具体的な支援策を表明していない協会に対し「協会が先に動いてくれないと動けない。力士会が先に動くと、何か言われそうだし…」と戸惑いを口にした。都内の大島部屋での出稽古後に話した。 協会は17日に両国国技館で臨時理事会を開き、支援策を決める。ある理事は「もっと早く決めなければいけない。相撲界としての姿勢を一日も早く示す必要がある」と話した。 放駒理事長は対応が遅いという指摘について「そうは思わないけどね。準備があるし、考え方もいろいろある」と困惑した様子。協会としては被災者に義援金を送る方向だ。白鵬は既に個人としてカップ麺などの救援物資を送る意向を示している。 【関連記事】 白鵬、被災地へカップラーメン!ちゃんこ作りたい 朝青龍「日本に募金を」モンゴルで呼び掛け 福島出身・巨東「もしかしたら、最悪…」 協会、式秀部屋&立浪部屋の他県への
福島県立いわき光洋高校(いわき市)の避難所で、病院や介護施設から避難してきた高齢者ら入院患者14人が死亡していたことが17日、分かった。 亡くなったのは、男性6人、女性8人。全員が要介護者だったという。 県災害対策本部などによると、福島第1原発の20キロ圏内で避難指示が出たことを受け、14日に双葉病院(大熊町)などから128人の入院患者が、自衛隊のバスでいわき光洋高校に避難。別の病院などに移るために一時的に避難所で待機してたが、16日までに14人が亡くなった。そのうち2人はバスの移動途中で亡くなったという。 当時、避難所には医師1人、看護師2人など医療スタッフがいたが、医療機器が最低限しかなく、畳の上に毛布を敷き、寝ていたという。ヒーターで暖はとっていた。16日までにほとんどの患者は別の病院などに移ったという。 同校の校長は取材に対し、「とにかく異常なことが次から次へと起きている。今はまだ
東日本巨大地震で燃料不足が深刻化しているなか、茨城県内で駐車中の乗用車やバイクからガソリンが抜き取られる窃盗事件が3件発生していたことが、県警への取材でわかった。 津波で壊滅的な被害を受けた北茨城市では、住民が避難し留守の民家を狙った空き巣事件なども発生しており、県警では「困っている人を狙う非常に悪質な犯罪」としてパトロールを強化している。 県警によると、14、15の両日、坂東、牛久両市内の駐車場に止めてあった乗用車や軽トラック、原付きバイクからガソリンが盗まれたとの通報が3件あったほか、未遂事件が1件あった。いずれも給油口のふたがこじ開けられる手口で計29リットルが盗まれた。 北茨城市内では、地震発生後から16日にかけて空き巣事件などが5件相次いだ。高萩署によると、同市大津町の避難所で自動車1台が盗まれたほか、同市磯原町では留守で無施錠の民家からノートパソコン、液晶テレビなど(計約20万
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