「できるかできないか」なら、まあできなくはないと思うけど、「向いているかどうか」だと、向いていないと思います。
![Scrapboxでの執筆 - 西尾泰和のScrapbox](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d777b269771fcdc3ceef7e29a87190beed3dbf63/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fscrapbox.io%2Fassets%2Fimg%2Fcontent-logo.png)
こんにちは! プロダクトマネージャーをしている奥原 (@okutaku0507) です。前までサーバーサイドのリードエンジニアをしていました。 delyの開発ブログが長らく更新されておらず、不甲斐ないです。これからは活発にdelyが取り入れている最新技術や実際にあった事例、取り入れているアーキテクチャなどを中心に発信していきたいと思っています。 久しぶりの今回は、delyが運営/開発しているレシピ動画サービスであるkurashiruの涙あり、笑いありのキャッシュ戦略について歴史と実際の事例を元に書いていきたいと考えています。最後には、僕が作成したクラシルに用いられているキャッシュ戦略をgemにしたライブラリを紹介いたします。 はじめに サーバーサイドチームはクラシルの開発から1年半程度まで、主に僕一人しかいませんでした。TVCMによる急激なユーザー数増加や新機能開発、社員100人を支える管
曖昧検索は便利なものである。「ピテカントロプス」の綴りは難しいが、最近のGoogle検索は曖昧検索対応しているようで、「pitekantoropusu」で検索してもちゃんと直立猿人(Pithecanthropus)がみつかる。しかし「musogurusuki-」でムソルグスキーを検索できないようなので、改良の余地はあるのかもしれない。 Unix系の計算機システムやプログラミング言語では曖昧な検索を行なうために正規表現を使えるものが多い。正規表現とは検索パタンとして文字列の繰り返しや文字列の選択を指定できるもので、a*という表現で「0回以上のaの繰り返し」というパタンを指定したり、(abc|def)という表現で「abcまたはdef」を指定したり、a.cという表現で「aac, abc, acc, ...」を指定したりできる。たとえばpi.*ca.*puのような曖昧なパタンを指定すれば辞書からP
_ [debian] secure apt、再掲 常時SSL化が普及する中、Chromeの新しいバージョンでhttpsでないと「保護されていない」と怒られることが多くなったそうで、そういえばftp.jp.debian.orgなどのDebianのミラーで「保護されていない」と出ると心配になる人が多そうだな、と思った。 Debianのミラーは商業CDNで配布されているわけではなく、有志のHTTP/FTPサーバで運用されている都合上、IPアドレスもサーバ設定もバラバラで、すべてをDebianプロジェクトのメンバーが直接管理しているわけでもない。そのため、「Let's Encrypt使えばいいじゃん」と簡単にはいかないし、おそらくTLSの仕組み的にもできないのではと思う。 そこで、どうDebianではパッケージの整合性を保護しているか、ということについて2006年に別の日記に書いていた古い記事を拾
ipfs.io IPFS とは / BitTorrent とどう違うのか P2P の分散ファイルシステム BitTorrentがトラッカーファイルと呼ばれる単位でファイル共有を行うのに対し、IPFS は内部が別のオブジェクトを指し示すポインタ(ディレクトリ相当) or またはバイナリ(ファイル相当)のものがDAG構造をとっていて、それぞれにユニークなキーが振られている。 IPFSの内部構造は Git の内部オブジェクトと非常に似ている。分散ファイルシステムとしての Git との概念的な差はほとんどなくて、両者ともにコンテンツアドレッシング方式の Merkle DAG 構造ということができる。調べた感じ各種ツリーフォーマットの表現の差や、オブジェクトの圧縮方法が違うだけ、といっていってよさそう。 IPFSで配布する際は、URLのような名前空間に対して保存するのではなく、オブジェクトまたはその
Ubuntu Weekly Topics 2018年7月27日号Ubuntu Communitheme "Yaru"・PowerShellのSnapパッケージ・オープンソースカンファレンス2018 Kyoto Ubuntu Communitheme "Yaru" Ubuntuのデスクトップテーマ[1]が「新しい」世代のものに切り替わろうとしています。しかも名前は“Yaru”。日本語話者には少しだけ奇妙に思えるこの命名が、投票の末に確定したことがdidrocks(Canonical/UbuntuのDesktop担当)のblogで伝えられています。 Ubuntuでは、かつての“Human”テーマ(オレンジ色を主体にした、9.10まで使われていたデザイン)から10.04で“Light”テーマへ切り替え、Light系列のテーマ(黒主体のAmbienceと明るい色のRadiance)が
reStructuredTextをWord(docx)形式に変換してみました。 試した環境は下記です。 Windows 8.1 pandoc Word 2013 目次 Sphinxはお仕事向きではないこともありますSphinxではdocx出力できないまとめSphinxはお仕事向きではないこともあります reStructuredTextで原稿を書いてSphinxでHTMLに変換して、それを同僚に公開して情報の共有をしていたりします。日常的にプログラミングをするような職場や、LinuxやBSDなんかでお仕事する職場であれば、reStructuredTextとかMarkdownで文書を書いて共有するというのは特に抵抗感無いのかもしれません。 ただ、どこでもこういう環境というわけではありません。Markdownなんて見たことないという人が大多数の職場もあるし、それでも業務は成り立つのです。最終的に
概要 最近はデータ分析などのためにPython環境を手っ取り早く構築する際にAnacondaがよく使われているようです。 Anacondaおよびそれを最小構成にしたMinicondaでは、付属のパッケージマネージャcondaを用いてPython本体を含む環境全体を管理することができます。 従来のPython開発では、次のように用途に応じて個別のツールを使い環境を構築することが必要でした。 pip: パッケージの管理 virtualenv | venv: 複数のパッケージを含む環境の管理 pyenv: Python本体の管理 Anaconda/Minicondaではこれらをcondaのみで行うことが可能です。 conda create でPython本体を含めた環境を作成 conda install でパッケージを追加 チーム開発を行っていたり、成果物を本番サーバで稼働させるような場面では、
この記事はWindowsにてSphinxによるドキュメントを執筆する環境構築の手順を記載します。 Sphinxを利用するプロジェクトに新規メンバーが増えた際に説明が必要となったため書いた記事です。 基本的な文法などはユーザーグループサイトに記載がありますので、本記事では割愛します。 Sphinxとは reStructuredText形式で記述した文章をHTMLやePub、PDF(LaTeX経由)へ出力できる素敵なツールです。 Pythonのドキュメントを作成するために作られたツールのため、Pythonで動作します。 詳細は日本のSphinxユーザグループにより和訳されたオフィシャルページを確認しましょう。 http://www.sphinx-doc.org/ja/stable/index.html なにがいいの? 例えば、Wordと比較すると以下のようなメリットがあります。 文章を記述する
Steven J. Vaughan-Nichols (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2018-07-28 08:00 世界で最も人気のあるプログラミング言語「Python」の開発を指揮しておよそ30年、その生みの親で「Benevolent Dictator For Life(優しい終身の独裁者:BDFL)」のGuido van Rossum氏が、意思決定プロセスから完全に退くことを決断した。 しかしながら、Pythonから完全に離れるわけではない。「ただのコア開発者としてしばらくとどまるつもりだ。そして、引き続きメンターとして支援していく--おそらくこれまでよりは対応できるはずだ」(同氏) van Rossum氏の声明から組織運営にうんざりしている様子が明確に読み取れる。「PEP(Python Enhancement Proposal)のために一生懸命戦い、とても多くの人から自
Terraform職人の @minamijoyo です。 クラウドワークスではAWSのインフラ構成管理にHashiCorpの Terraform を利用しており、 日々Terraformの設定ファイルを書いてるわけですが、 コード書いてると、リソースタイプの名前がうろ覚えとか、属性値の名前のスペルに自信がないとか、この属性値って必須項目だっけ? とか、なんだかんだで公式ドキュメントを見ながらコードを書いてることが多いです。 Vimのプラグインで補完してくれるやつがあるのは知ってるんだけど、 あらかじめリストファイルを持っているアプローチだと、バージョンに合わせてリストファイルの更新しないといけなくて、仕組み上の限界があるし、サポートされてない自作プロバイダとかだとそもそも使えない。 なんかもっといいかんじにできないかなぁと思って、趣味でTerraformのソースコードを読んでたら、最近入っ
自己分析 どうやったらスイッチが入るか コーヒー飲む 作業机に着席する エディタが開いてある 次にやることが自明 => やる 集中継続の仕方 取り組んでる対象が面白い いい音楽がある 通すべきテストがあったり、タスクが明確だったりで、なんらかのリズムがある 課題が小さい(小さく分割してあるという状態) スイッチの切れ方 コンテキストスイッチのタイミングで開発環境の再セットアップしてると萎えてくる 対象がそもそも気が重くて逃げる(タスクが分割されていない) Twitter で気になる話題が流れてきて別のスイッチが入ってしまう 定期的に腰の調子が気になる 定期的に肩の調子が気になる 定期的に首の調子が気になる 音楽 飽きっぽいので常に新しい音楽がほしい 昔はメタルやプログレッシブ・ロックが好きだったが、最近は作業を害さない程度のエレクトロニカに寄ってる Spotify はいい感じなのだが、た
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く