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  • 個人情報含むアンケート用紙、「突風にあおられて」紛失:朝日新聞デジタル

    公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローは28日、イベントの来場者に記入してもらった個人情報を含むアンケート用紙を紛失したと発表した。紛失したのは29枚で、引き続き回収に努めると説明している。 財団法人や名古屋市によると、27日午後1時ごろ、名古屋市東区出来町で、アンケート用紙の管理を委託されていた業者の男性が、用紙2297枚が入った段ボール箱を運んでいる際に転倒。弾みで箱からアンケート用紙が飛び出し、折からの強風で飛ばされたという。用紙は、はがき大の厚紙。応援を呼び、10人ほどで日没まで捜したが、29枚が回収できなかった。男性は「アンケート用紙は突風にあおられて舞った」と説明しているという。 アンケート用紙は、3月16、17の両日、名古屋市内で開かれたイベント「旅まつり名古屋2019」で、来場者に氏名や住所、電話番号などを書いてもらったものだという。 名古屋地方気象台によると、当時

    個人情報含むアンケート用紙、「突風にあおられて」紛失:朝日新聞デジタル
    lummydays
    lummydays 2019/04/28
    『名古屋市東区出来町で、アンケート用紙の管理を委託されていた業者の男性が、用紙2297枚が入った段ボール箱を運んでいる際に転倒。弾みで箱からアンケート用紙が飛び出し、折からの強風で飛ばされたという。』
  • スリランカテロ、実行犯は富裕層 妊婦も警官めがけ自爆:朝日新聞デジタル

    350人超が犠牲になったスリランカの連続爆破テロで、実行犯の大半は裕福な家庭に育ち、高い教育を受けていたことが、当局の調べで分かった。富裕層がかかわるテロはアジアで目立つ。過激思想が浸透する背景に何があるのか。 コロンボ中心部から車で30分ほどの住宅街。高い塀に防犯カメラが並ぶ3階建ての白い洋館風の建物の周りで、武装した警官らが警戒を続けていた。 ここの住人は、特産のスパイスの貿易で財をなしたユスフ・イブラヒム容疑者。息子2人が21日、高級ホテル2カ所で自爆テロを起こしたとされる。うち1カ所で高橋香さん(39)が犠牲になった。 事件後に警察がこの住宅に踏み込んだ際、妊娠していた息子のが子らを道連れに自爆し、警官3人が死亡した。爆発の衝撃で住宅の窓ガラスは吹き飛んでいた。イブラヒム容疑者も、事件に関わったとして逮捕された。 住宅前に高級外車がとまって…

    スリランカテロ、実行犯は富裕層 妊婦も警官めがけ自爆:朝日新聞デジタル
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    lummydays 2019/04/27
    『事件後に警察がこの(自爆テロ実行犯である息子の)住宅に踏み込んだ際、妊娠していた息子の妻が子らを道連れに自爆し、警官3人が死亡した。』
  • アサンジュ氏、壁に汚物…「悪行に限界」大使館が追放:朝日新聞デジタル

    アサンジュ容疑者の亡命を取り消し、在英大使館から追放したエクアドルのモレノ大統領は11日、同容疑者について、「大使館の壁に汚物を塗りつけたり、警備員に殴りかかったりした」と強調。「エクアドルは寛大な国だが、限度がある」と述べて、追放に理解を求めた。 バレンシア外相も11日、国会でアサンジュ容疑者を追放した理由を説明。同容疑者の「不道徳で非衛生的な行動」や、キックボードで館内をうろつくなどの「悪行」を挙げた。さらに、繰り返し他国に内政干渉しようとし、「エクアドルの外交に悪影響が出るおそれがあった」と語った。 また、アサンジュ容疑者の大使館滞在中、同容疑者の警備費用に581万9千ドル(約6億5千万円)、費や医療費に40万ドル(約4400万円)を負担したことも明らかにした。(サンパウロ=岡田玄)

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  • 元号、今や世界で日本だけ 地震や噴火で改元した歴史も:朝日新聞デジタル

    元号は東アジアの漢字文化圏に特有の制度だ。世界を見渡せば、時間を計る尺度として西暦やイスラム暦、仏暦などが広く使われている。これらは君主の交代などで改元する元号とは異なり、宗教的指導者の死去などを基点に一列の数字で年を数える紀年法だ。 元号は紀元前2世紀、中国・前漢の武帝が定めた「建元」が最古とされる。中国の歴代王朝が定めたほか、漢字などの中国文化の広がりとともに、朝鮮半島などの周辺諸国でも用いられた。朝鮮半島などでは経済的な利益を求めて主に中国の元号を使ったが、日やベトナムのように独自の元号を定める国もあった。日の元号は、近現代に至る国づくりが中国からの影響を受けながら、一定の距離のもとに独立と統一を果たしてきたことも示す。 日では、645年の「大化」に始まるとされる。権勢をふるった蘇我入鹿を中大兄皇子(後の天智天皇)らが殺害した事件を受けて、皇極天皇(天智・天武天皇の母)が史上初

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  • 読み、題材…「令和」に違和感 専門家「りょうわでは」:朝日新聞デジタル

    新しい元号となる「令和(れいわ)」は、1300年以上ある日の元号の歴史の中で初めて「国書」が典拠とされた。出典から外れた中国古典の専門家はどう受け止めているのか。中国思想史が専門の小島毅・東京大教授は、いくつもの違和感を指摘する。 政府は新元号の出典を『万葉集』巻五「梅花(うめのはな)の歌三十二首并(あわ)せて序」の「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、(後略)」と発表した。小島さんが最初に違和感を指摘するのが、新元号の読み方だ。「令」を漢音で読めば「れい」だが、比較的古い呉音(ごおん)なら「りょう」だ。小島さんは「当時の法制度は『律令(りつりょう)』。皇太子や皇后の出す文書は『令旨(りょうじ)』。大宰府で『万葉集』の観梅の宴を主催した大伴旅人(おおとものたびと)が想定したのは呉音だっただろうから、『りょうわ』でもよいのでは」という。アルファベット表

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  • 「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた:朝日新聞デジタル

    大きな研究成果を上げて将来を期待されながら、自ら命を絶った女性がいる。享年43歳。多くの大学に就職を断られ、追い詰められた末だった。 西村玲(りょう)さん、2016年2月2日死去。 東北大学で日思想史を学んだ。江戸中期の普寂(ふじゃく)という僧侶に注目した仏教の研究で、04年に博士(文学)に。都内の多摩地区にある実家に戻って両親と同居しながら、研究に打ち込んだ。 翌05年、日学術振興会の「SPD」と呼ばれる特別研究員に選ばれた。採用された人に月額約45万円の研究奨励金を支給する制度だ。「これで(研究で使う)がバンバン買える」と、両親に喜びを伝えた。「もらったお金の分は、研究成果で返さないといけない」 年に論文2、学会発表4。自らにノルマを課し、経典などを大量に運び込んだ2階の自室にこもった。数少ない息抜きは両親と囲む卓。箸を動かしながら、研究の内容を早口で熱く語った。「覚えたこ

    「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた:朝日新聞デジタル
  • 文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル

    仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。

    文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル
  • 地方のドン、国会議員をしのぐ 「数は金、ひいては力」:朝日新聞デジタル

    <div class=\"Section videoranking\" id=\"VideosSlide\">\n<div class=\"Title\">\n<h2><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video#ranking-list-wrap\">動画ランキング</a></h2>\n<ul class=\"SubLink\"><li class=\"Fst\"><a href=\"//www.asahi.com/video/?iref=com_rnavi_video\">動画一覧</a></li></ul>\n</div>\n<div class=\"VideosSlide cFix\">\n<div class=\"VideosListOuter\">\n<ul class=\"VideosList cFix\">\n<

    地方のドン、国会議員をしのぐ 「数は金、ひいては力」:朝日新聞デジタル
  • 北方領土、意外な国で関心 「ロシアにだまされないで」:朝日新聞デジタル

    風 ミュンヘンから 「ロシア! クリル(千島列島)の島は日固有の領土だ」 「北方領土の日」の7日、ロシア大使館前に日の丸と横断幕が並び、若者約10人が雪の中に立った。日ではない。ウクライナの首都キエフでのことだ。 主催したのは、20代を中心に昨年結成された小さな市民団体。リーダーのヤロスラフ・シャマティエンコさん(29)は「ウクライナを助けてくれる日に連帯を示さなければと思い、呼びかけた」と言う。 北方領土問題はウクライナでも関心を呼んでいる。もちろん、ロシアによるクリミア半島の不法占拠という自国の問題と重ね合わせるからだ。ウクライナにとって、日は国の再生に18億ドルを投入する最大規模の支援国でもある。 それだけに、安倍政権が4島のうち事実上歯舞群島と色丹島の2島に絞って返還交渉を進める方針に転換したとのニュースは、複雑な反応を呼んだ。 シャマティエンコさんは、安倍晋三首相がロシア

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  • 与謝野馨氏、死後に1億3千万円 対応に追われる遺族ら:朝日新聞デジタル

    政治家が死去した後、政治団体に残された金をどう扱うか――。そんな課題が長年、積み残されている。政治資金規正法が残金処理のルールを定めず、実態もほとんど知られていないためだ。遺族も、どう対応すべきか試行錯誤している。 2017年5月21日、与謝野馨(かおる)元財務相が肺炎で亡くなった。歌人の与謝野鉄幹・晶子夫の孫で、東京を地盤に衆院議員を10期、官房長官も務めた。死去の直前、与謝野氏の政治団体「駿山会(しゅんざんかい)」には約1億3千万円が残っていた。元秘書(70)や政治資金収支報告書などによると、駿山会の主な収入はセミナーの事業費や寄付など。都選挙管理委員会の担当者も「これだけの残金は聞いたことがない」と驚く金額だった。 総務省によると、政治団体の…

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  • 英EU離脱「ノルウェー型」案が浮上 本家は「迷惑だ」:朝日新聞デジタル

    欧州連合(EU)からの離脱が3月末に迫るのに、どんな抜け方をするのか、当に抜けられるのか、英国では議論が続き、先が見えてこない。そんな中、一部の政治家がノルウェーをモデルにした抜け方に光明を見いだそうとしている。EUには加盟していないが、EUと密な関係をもつノルウェーは、英国の理想の姿になりうるのか。 英国は2016年6月の国民投票で離脱派が残留派を上回り、17年3月から抜け方を決める交渉をEUと続けてきた。交渉期間はEUの基条約の規定で2年間。英国時間の3月29日午後11時、英国はEUから抜ける。 ところが、残り2カ月を切っても、英議会の中で意見が割れたままで、どんな抜け方をするのか決められていない。EUからの抜け方にはいくつものパターンがあり、「離脱度合い」には幅がある。形の上ではEUメンバーではなくても、法律やルールはほとんどEUと一緒という道もあれば、完全に決別する道もある。ど

    英EU離脱「ノルウェー型」案が浮上 本家は「迷惑だ」:朝日新聞デジタル
    lummydays
    lummydays 2019/02/12
    EFTA=EEC(EUの前身)に対抗/EEA=EFTA加盟国(除スイス)がEUの単一市場に自由に参加できるようにする枠組/『南北に長い国土全体に一定の人口を保ち、ロシアの脅威から国を守る意味もある』
  • 中国人富豪を苦渋の「国外退去」 米中間で板挟みの豪州:朝日新聞デジタル

    オーストラリアで手広く事業を営んできた中国人の富豪に対し、豪州政府は事実上の「国外退去」処分とした。中国共産党との関係を問題視したとされ、米国の「対中強硬策」に同調した形になる。ただ、豪州にとって中国は最大のビジネス相手国で、微妙な外交バランスを求められている。 豪紙シドニーモーニングヘラルドによると、豪州政府は今年に入って、豪州に社を置く不動産開発企業の創業者で、中国人実業家の黄向墨氏から出ていた国籍取得の申請を却下し、永住権も取り上げた。黄氏は豪国外に出ていたため、自身の豪邸があるシドニーに戻れなくなった。同紙は、政府の判断が、情報機関と入管当局による2年以上の調査に基づき、黄氏と中国共産党とのつながりを分析した結果だと報じている。 豪州では近年、中国系の人物…

    中国人富豪を苦渋の「国外退去」 米中間で板挟みの豪州:朝日新聞デジタル
    lummydays
    lummydays 2019/02/12
    そういう隙につけ込むしたたかさが欲しい
  • 中国が会議場つくってくれたが…島国「電気代払えない」:朝日新聞デジタル

    中国に造ってもらったけれど、お金がない――。南太平洋の島国バヌアツのサルワイ首相が、中国の無償支援でできた大型会議場について、維持する予算がなくて困っていると認めた。電気代すら払えないという。地元紙デイリーポスト(電子版)が11日、伝えた。 首都ポートビラにある会議場は、中国が約1500万ドル(約16億5千万円)かけて建設し、2016年に完成した。1千人を収容するメインホールのほか、200人収容の会議室、100人収容の記者会見室、厨房(ちゅうぼう)などを備える。首相府が管理している。 だが、サルワイ首相は地元紙に対し、維持する予算がなく、電力・水道会社への未払いが数百万バツ(数百万円)に上っていると認めた。企業や官庁がイベントを催す際、この会議場ではなくホテルを使いがちだとも説明。今年7月にポートビラで国際電気通信連合(ITU)が開く国際シンポジウムも「残念ながら、会議場はこの重要なイベン

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  • 名古屋城天守、木造化より解体許可 河村市長、国に提案:朝日新聞デジタル

    名古屋城天守の木造化を巡り、河村たかし名古屋市長は、現在のコンクリート製天守の解体許可を先に出すよう、文化庁に提案した。2022年末に木造天守を完成させるため、文化庁の許可が得られていない木造化計画から現天守解体を切り離し、先に進める狙いがある。 河村市長は文化庁訪問後に取材に応じ、「現天守は震度6強の地震で倒壊する可能性が高い。(解体すれば)石垣も調査しやすくなる」と話した。河村市長によると、文化庁側は「石垣にダメージを与えない工法が示されれば、受理して可否を検討する」と答えたという。 天守木造化計画を巡っては、江戸時代から残る石垣の調査結果について市の有識者会議が了承せず、文化庁の許可も得られずにいる。河村市長は22年末完成を「死守する」としているが、今春までに文化庁の許可を得られなければ、完成時期の見直しを余儀なくされる可能性が高まる。市の担当者は「解体を先に進め、新天守の復元工事に

    名古屋城天守、木造化より解体許可 河村市長、国に提案:朝日新聞デジタル
  • 幻のリーマン予想「証明」 ニュートン以来の数学者とは:朝日新聞デジタル

    数学の超難問「リーマン予想」を証明したと発表した、英エディンバラ大名誉教授のマイケル・アティヤ氏が、1月11日に亡くなった。論文は撤回され、「証明」は幻に終わった。「英国でニュートン以来の偉大な数学者」とたたえられたアティヤ氏とは、どんな人だったのか。 アティヤ氏は1929年、英国・ロンドンで生まれた。公表された資料によると、幼少期は父の仕事の関係でスーダンで過ごし、16歳で英国に戻ってからは数学に没頭した。数学者の結婚し、プリンストン高等研究所やオックスフォード大などで教授を務めた。 専門は、図形や空間の性質を研究する幾何学やトポロジー。数学者として名声を勝ち取ったのは、1960年代に発表した「アティヤ=シンガーの指数定理」の証明だった。解析学と幾何学という異なる体系同士を結びつける業績で、弦理論や量子論など物理への応用も広がった。「20世紀の数学の金字塔」と高く評され、超弦理論を先

    幻のリーマン予想「証明」 ニュートン以来の数学者とは:朝日新聞デジタル
  • 千葉大、海外留学を必修化 2020年度から全入学者に:朝日新聞デジタル

    国立千葉大学は24日、2020年度以降の学部・大学院の全入学者を対象に、原則として1回の海外留学を必修化すると発表した。千葉大によると、学部生は計約1万人、大学院生は計約3500人。文系・理系をとわず「全員留学」を義務付けるのは、全国の大学でも極めて先進的な取り組みだとしている。 千葉大は、発信力や自己表現力・コミュニケーション力を備え、世界で活躍する「グローバル人材」の育成を進めたいとしている。そのために、16年度に設けた国際教養学部で必修化した「全員留学」を全学に広げることにしたという。 学部生の留学期間は、最長2カ月程度。同大は現在も海外留学用のプログラムを備えているが、「全員留学」に合わせ、語学や異文化学習から専門研究まで新たなプログラムを拡充する。大学院生は、研究内容を中心に自分でプログラムや期間を考えるようにする。留学を支援するため、担当教職員を設けるほか、外国人教員を新たに配

    千葉大、海外留学を必修化 2020年度から全入学者に:朝日新聞デジタル
  • リーマン予想「証明」の数学者死去 論文の扱いどうなる:朝日新聞デジタル

    数学の超難問「リーマン予想」を証明したと、昨年9月に発表した、英エディンバラ大名誉教授のマイケル・アティヤ氏(89)が今月死去していたことがわかった。科学誌に投稿中だった論文はどうなるのか? 160年前に提案された謎の行方は――。 リーマン予想は、ドイツ数学者ベルンハルト・リーマンが1859年に提案した素数に関する未解決問題。2、3、5、7……と無限に続く素数の不思議な性質の解明につながるとされる。名だたる数学者が試み、証明の名乗りも何度もあったが、その度に誤りが判明し、160年間挑戦をはねつけている。 アティヤ氏は、幾何学とトポロジーが専門で、20世紀の数学の金字塔と言われる「アティヤ=シンガーの指数定理」で名をはせた。数学の「ノーベル賞」と称されるフィールズ賞(1966年)やアーベル賞(2004年)などを受賞し、世界で最も偉大な数学者の一人に挙げられる。英王立協会などによると、1月1

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  • 子どもに多い急性中耳炎 耐性菌で治りにくいことも:朝日新聞デジタル

    急性中耳炎は、鼻の奥の鼻咽腔(びいんくう)に付着した細菌が、耳管(じかん)と呼ばれる、鼻咽腔と耳(中耳腔(ちゅうじくう))をつなぐ管を介して、中耳腔に感染することにより起こります。乳幼児(0歳~6歳ころ)では、鼻と耳をつなぐ耳管が大人に比べて水平で短く、太いため、鼻咽腔で増殖した細菌が大人よりも容易に中耳腔へ侵入、感染し、急性中耳炎を引き起こします。子どもが急性中耳炎にかかりやすいのは、このためです。 急性中耳炎の原因菌は、肺炎球菌やインフルエンザ菌などが多いのですが、小児の鼻咽腔には高い割合でこれらの細菌が存在しています。これらの細菌がかぜなどのウイルス感染の後に鼻咽腔で増殖し、耳管を介して急性中耳炎を起こす機会が多くなるのです。 急性中耳炎の治療は抗菌薬の投与が中心となりますが、近年、抗菌薬が効きにくい薬剤耐性菌による中耳炎が増えています。耐性菌により急性中耳炎が治りにくく、また反復す

    子どもに多い急性中耳炎 耐性菌で治りにくいことも:朝日新聞デジタル
  • お餅の窒息事故、防ぐポイントは 消費者庁が注意喚起:朝日新聞デジタル

    お正月にべる機会が多くなるお。これからの時期は例年、のどにつまらせての窒息事故が多くなるとして、消費者庁が26日に注意を呼びかけた。 同庁が東京消防庁管内の事故を分析したところ、2016年はによる窒息で年間88人を救急搬送。1月が約3割にあたる27人で最も多く、12月も8人いた。高齢者は、かむ力やのみ込む力が弱くなるため、より危険が高まるという。 消費者庁は、べる際は、小さく切っておく▽べる前にお茶や汁ものを飲んで、のどを潤しておく▽よくかんで、唾液(だえき)とよく混ぜ合わせてからのみ込む――ことなどを呼びかけている。(野村杏実)

    お餅の窒息事故、防ぐポイントは 消費者庁が注意喚起:朝日新聞デジタル
  • 先生の採点全て抗議、培った発想力で東大 森永卓郎さん:朝日新聞デジタル

    経済アナリストや大学教授、テレビ番組のコメンテーターなど、多くの顔を持つ森永卓郎さん(58)。現役での東京大学合格には中学・高校時代に培われた「発想力」がありました。さらに、この頃の幅広い知識の習得が、様々な分野で活躍する原動力になったそうです。大学受験を控える人たちへ、「知識の幅を広げて」と呼びかけます。 ◇ 昨年、東大生が集まるテレビのクイズ番組に出演してすごく驚きました。大学生のみんなに聞いたら、1日10時間も受験勉強をしているんですよ。少ない人でも5時間。そんなに勉強しないと東大に入れないんだとびっくりして。 私も勉強しましたけど、せいぜい1日2時間。それも、いわゆる参考書を使って覚える受験勉強はやっていません。代わりに予備校の模擬試験を片っ端から受けまくりました。模試を受けると、問題を間違えるわけですよ。そこで「何で100点取れなかったのか」と見直して、「ああ、そっか」と理解して

    先生の採点全て抗議、培った発想力で東大 森永卓郎さん:朝日新聞デジタル