国内どこでも居住可能、月15万円までなら飛行機通勤もOK——。ヤフーが1月12日に発表した通勤手段の制限緩和が話題となった。 これまでヤフーでは、交通費の上限を1日あたり片道6500円、月あたり15万円としていたが、2022年4月1日から片道上限を撤廃。特急や飛行機、高速バスでの出社も可能となった。 この新たな働き方について、ネットでは「ガチで羨ましい」「転職殺到だね」と好評だったが、気をつけなければいけないこともあるようだ。1月17日にこんなツイートが話題となった。 「意外と見落とされがちだが交通費も標準報酬月額の計算に含まれるため、毎月15万まで交通費使ってると単純に月収がその分増えた扱いになり、翌年から社会保険料がかなり上がる」 一体どういうことなのだろうか。蝦名和広税理士に聞いた。 ●所得税には影響がないが、社会保険料は増える可能性 所得税については、公共交通機関利用の場合月額15