今回の地震で石川県珠洲市の自宅で被災して避難を余儀なくされ、地震発生の翌日の2日に赤ちゃんを出産した女性がNHKの取材に応じ、「多くの人に助けてもらって生まれてきたので、人との結び付きを大切にする子に育ってほしい」と話しました。 今回の地震で震度6強の揺れを観測した珠洲市に住む長松千晴さん(32)は、地震発生当時、家族とともに珠洲市の自宅にいましたが、強い揺れを感じたため、すぐ近くの高台に車で避難したということです。 自宅は大きく傾いていたため、車の中で一夜を明かしましたが、おなかに痛みを感じ、翌日の2日にドクターヘリで金沢市内の病院に搬送され、2336グラムの女の子の赤ちゃんを出産しました。 母子ともに健康だということです。 赤ちゃんの名前はまだ決まっておらず、地震直後に生まれたことを踏まえて家族とともに考える予定だということです。 長松さんは、当時を振り返って「避難したあとにおなかの張
新型コロナ禍でも話題になることが多い地方移住を巡り、福井県池田町が1月の広報誌に載せた「池田暮らしの七か条」が波紋を広げている。「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然」といった表現が批判を集めた。もともとは移住後のトラブルを避けるための親切心が出発点のようだ。正直すぎる移住案内をどう考えるべきか。 (岸本拓也) 池田町は、福井市の南東に位置し、町の9割が森林に囲まれた県内有数の豪雪地帯だ。人口は約2300人と、この30年でほぼ半減。高齢化率は45%で、全国平均の29%を大きく上回る。過疎化を食い止めようと町は森林を生かした街づくりを掲げ、地域おこし協力隊員を積極的に受け入れたり、町営住宅の提供や就労支援に力を入れたりし、例年20人ほどが県内外から移住しているという。 そんな中で物議を醸したのが、くだんの「七か条」だ。町によると、「移住者が雪かきや草刈りなどの共同作業に参加してく
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