お久しぶりです。8月の頭から20連勤→6連勤→13連勤→12連勤→8連勤という地獄を味わっておりました。おかげで何もする気がなく、休憩中もほぼほぼ待機という扱いで本を読むくらいしかやることがなく、そのおかげというか、ちょっとした活字中毒になってしまい本ばかり読んでました。そんな中、職場のジャニヲタからNEWSの加藤シゲアキが書いた小説を全部借りて読んだのでその感想でお茶を濁したいと思います。 『ピンクとグレー』 ジャニーズのタレントがはじめて小説を発表したとして話題になり、映画化もされた作品。「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」でも公言していたように今敏の『PERFECT BLUE』の影響がかなり大きく、あの映像の感じを文章で再現したクライマックスは圧巻で評価に値する。ポップカルチャーの引用しかり、あるキャラクターの死と、それを受けて残された人間は喪失感を抱えつつどう生きていく