2021年9月以降を「第二創業」と位置づけ、改革を進める良品計画。従来は月に1回程度だった「無印良品」への来店頻度を週1回に引き上げ、日常使いできる店を目指す。ただ足元では10カ月連続で客数が低迷。似たような商品を扱う他のブランドが増えるなど、無印で買う理由が弱まっているようにも見える。消費者1000人調査で見えた無印の課題とは。 「無印の雰囲気は好きなんだけど、インテリアを全部そろえるにはちょっと高い。だから似たような物をネットとかで見つけて買っています」。都内の会社員、菅野優梨菜さん(26)の部屋は白と茶色で統一され、無印の店舗を思わせる。ただ、家具やインテリアの大半は、別の家具店や電子商取引(EC)サイトで購入したものだという。
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