何も知らずに来た人なら、こんな山間部になぜかくも立派な駅が佇んでいるのかと、不思議に思うでしょう。 コンビニはおろか、最寄りの自動販売機すら徒歩15分の所にある、ここ備後落合駅は、かつては陰陽連絡のターミナルとして機能しており、鉄道関係者が100人以上いたそうです。 今や鉄道で訪れるのは難しい秘境駅を、随所に残る過去の面影を感じながら探訪しました。 芸備線の比婆山方面からの列車より備後落合駅を望む 昔の様子を伝える備後落合駅 立派な配線とホーム 長いホームに停まる単行気動車。 手前に見えるのが売店の跡。 かつては名物の「おでんうどん」も販売されていた売店があり、乗り換え客でごった返していたホームは急行列車が停車するために、今からすると異様に長くなっています。 典型的な「昔栄えた駅」ですね。 戦前は跨線橋がありましたが、物資調達のために撤去されました。 ちなみに「おでんうどん」ですが、駅から
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