(CNN) 米カリフォルニア州で1匹の白黒猫を巡って2人の女性が所有権を争っている。一方の女性はこのオス猫を「ワイリー」と命名。もう1人は「デービッド」と呼び、互いに正当な飼い主は自分だと主張して一歩も譲る構えはない。 争いは同州ソノマ郡の裁判所に持ち込まれ、裁判官は公平を期すためにこの猫を「DW」と呼ぶことにした。この裁判は、保護された動物の里親探しを巡る深刻な問題も露呈している。 デービッドの飼い主のティファニー・メスタスさんは、子猫だったDWを2005年に引き取り、哺乳瓶でミルクを飲ませて育ててきた。ところが07年に引っ越した際に逃げ出して行方が分からなくなり、あちこちに張り紙を出して1000ドルの賞金をかけるなどして必死に探したが、見つけることができなかったという。 しかし2014年になってマイクロチップ会社から連絡があり、マステスさんの猫の登録情報を変更しようとしている人物がいる
![不明の猫を7年ぶり発見、新旧飼い主で所有権争い 米](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f1b7de41272cd4cb3e0c7470a6288aa8b4e02f7b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2015%2F07%2F21%2Ffd5bc919904542353460afaa5f05e91d%2Fcalifornia-cat-custody-fight.jpg)