タグ

ブックマーク / number.bunshun.jp (4)

  • 「雪崩で行方不明の可能性も」冬のアラスカで”遭難”して…ある世界的登山家が「引退」を決断した瞬間(中村計)

    史上最年少でデナリ(6190m、米アラスカ州)の冬季単独登頂を果たした世界的な登山家、栗秋正寿(48)が、事実上の「引退」を表明した。九州工業大の山岳部時代の後輩である河原畑健の言葉が忘れられない。「結婚と子どもの誕生は山を辞める二大チャンス。でも栗秋さんは結局、(山へ)行っちゃいましたからね」。一流の登山家たちは命を落としかけても、再び、何事もなかったかのように山へ向かう。彼らが山を辞めるとき――。それは命を落としたときなのではないか。そんな不吉な思いにかられることがある。栗秋も同じだった。しかし、栗秋は無論、まだ生きている。彼はなぜ山を辞める決断をしたのか。きっかけは、2016年の人生初の遭難だった。(全3回/#2、#3へ) 「救助を要請するときは山を辞めるとき」 ――2016年4月、栗秋さんは、アラスカ州のデナリ国立公園にあるハンターという山で遭難し、救助されました。アラスカの山中で

    「雪崩で行方不明の可能性も」冬のアラスカで”遭難”して…ある世界的登山家が「引退」を決断した瞬間(中村計)
    mEGGrim
    mEGGrim 2021/02/02
    “遭難を回避するために救助を要請した、というのが正確なところです。雪崩の危険性が高まり、最後は、動かないという決断をしました。なので、ひどい凍傷を負ったり、衰弱していたということはまったくありません”
  • 札幌圏内でヒグマが人間を殺して腹部、臀部などを食べて…持っていれば生存確率が上がるものとは(伊藤秀倫)

    登山の際、気をつけるべきヒグマに関する記事の後編です(前編はこちら。記事最終ページ下の「関連記事」からもご覧になれます)。 2001年5月6日午前、札幌市の会社員Bさん(53・当時)は、定山渓の豊羽鉱山付近に「アイヌネギ(ギョウジャニンニク)を採りにいく」と行って出かけたまま、行方不明となった(Bさんの車は、その日の夕方、Bさんの家族によって発見された)。翌日、地元の警察や消防、猟師などからなる捜索隊がBさんの車があった付近を中心に捜索したところ、山中でヒグマ1頭を発見し、射殺。その近くでBさんの遺体を発見した。 遺体はうつぶせの状態で、腰から下が土で覆われ、頭部と上体部は裸出し、両手は胸の前に交差するように組まれていた。腹部、臀部、上下肢などを中心に害された痕があった。 “札幌の奥座敷”で起きた特異な事件 「このケースは典型的な害目的、つまりヒグマが人間をべるために襲ったケースです

    札幌圏内でヒグマが人間を殺して腹部、臀部などを食べて…持っていれば生存確率が上がるものとは(伊藤秀倫)
    mEGGrim
    mEGGrim 2020/12/16
    “一般人が生還したケースは35件あるが、うち12件において、生還者は武器を携帯していた。逆に死亡事故に至った18件のうち、武器を携帯していたのは、わずか3件にとどまっている”
  • 生涯賃金を部員に考えさせる野球部。沖縄・美里工の一風変わった文武両道。(氏原英明)

    時計の針は22時を回っていた。 4月27日の神宮球場。春季東京都大会決勝は早稲田実が18-17で日大三高を延長12回サヨナラで下した。ホームラン7発が出る大打撃戦だったが、平日のナイター開催という異例の試合に対して疑問の声が少なくなかった。 早実の清宮幸太郎という高校野球界のスターがいるため、通常使用することが多い神宮第二球場では観客が入りきらない。混乱を避けることも考慮に入れ、神宮球場で執り行うことになった。その日程が平日夜となったわけだったが、18時開始の試合は想像以上に長引くことになった。それを受けて、高校生がこの時間帯までプレーしてよいのかという声が上がったのだ。 高校生の分が勉学であるということを考えれば、たしかにそこには難しい問題がある。 「生きる力をつけるのが、高校教育仕事である」 批判者の多くは部活動が教育の一環であることを指摘していたが、今回は早実と日大三というビッグ

    生涯賃金を部員に考えさせる野球部。沖縄・美里工の一風変わった文武両道。(氏原英明)
    mEGGrim
    mEGGrim 2017/05/19
  • 稲本潤一「札幌をJ2には落とさない」過去2回は最下位降格、3度目の正直。(佐藤俊)

    今年、5シーズンぶりにJ1リーグの舞台に帰ってきた北海道コンサドーレ札幌。 2008年、2012年と2度昇格しているが、どちらも1年でJ2に降格しており、その教訓を踏まえて今年は兵藤慎剛ら即戦力をしっかりと補強した。J1残留という目標に向けて着々と準備を進めている。 そのJ1での挑戦をひと際、愉しみにしている選手がいる。プロ20年目のシーズンを迎える稲潤一だ。 「J1は3年ぶりやし、上のレベルでやれるのはいいよね。それに同世代の選手にも会える。実は'79年組のLINEがあるんですよ。満男(小笠原)とかヤット(遠藤保仁)とか、みんな入ってるんですけど今年は対戦があるし、会えそうなんで集まりたいね」 楽しそうに話す稲だが、今シーズンの始まりはリハビリだった。 「開幕戦は無理やけど、3月中には」 昨年6月、千葉戦で負った右膝前十字靭帯断裂は全治8カ月の重傷だった。 「けがした時は、別に悲観的

    稲本潤一「札幌をJ2には落とさない」過去2回は最下位降格、3度目の正直。(佐藤俊)
    mEGGrim
    mEGGrim 2017/02/17
  • 1