東京都の北に位置する埼玉県。中でも現在のさいたま市・川越市・所沢市など南寄りの地域は、江戸・東京の発展と共に都市化が進みました。特に川越は、江戸期から地域の中心都市として発展し、大正期には埼玉県で最初の市制を施行、2022(令和4)年には市制100年を迎えています。この地域は養蚕・製糸・織物といった繊維産業も古くから盛んで、現在もその伝統や名残を感じることができます。近年は東京近郊のベッドタウンとしても発展。人口の増加とともに商業も充実するようになりました。
東京都の北に位置する埼玉県。中でも現在のさいたま市・川越市・所沢市など南寄りの地域は、江戸・東京の発展と共に都市化が進みました。特に川越は、江戸期から地域の中心都市として発展し、大正期には埼玉県で最初の市制を施行、2022(令和4)年には市制100年を迎えています。この地域は養蚕・製糸・織物といった繊維産業も古くから盛んで、現在もその伝統や名残を感じることができます。近年は東京近郊のベッドタウンとしても発展。人口の増加とともに商業も充実するようになりました。
この東葉勝田台駅、東西線を使っている人なら必ず目にしたことがあるはずだ。電車の中やホームでの案内放送でも、「東葉高速線直通、東葉勝田台行きです」などと言っている。その存在を改めて意識することはなくとも、東西線ユーザーの深層意識に刷り込まれているに違いない。 そもそも、“東葉”ってのがよくわからない。東京の“東”と千葉の“葉”を取ったのかしらと推察するが、1文字目と2文字目の合体とはなんともアンバランス。まあ、2文字目どうしを合体させた京葉線が既にあるし、1文字目どうしでは“東千”となっていかにも語呂が悪い。で、そんな東葉高速線の終点の東葉勝田台駅。うーむ、まったくどんなところなのか想像がつかない。まさしく、ナゾの終着駅である。
(本記事は、小川裕夫氏の著書『ライバル駅格差 「鉄道史」から読み解く主要駅の実力』イースト・プレス、2018年7月2日刊の中から一部を抜粋・編集しています) 日本一の繁華街といっても過言ではない銀座。 銀座のブランド力は抜群で、あの日本マクドナルドでさえ1号店は銀座三越に出店して銀座の威光にすがりつくほどだった。 銀座には高級店が立ち並び、老舗も多く軒を連ねる。新興の店は銀座に店を出してようやく一流店として認められる。 近年では海外の高級ブランドも店を構えるようになったが、日本一の繁華街・銀座の歴史は比較的浅い。 徳川家康が江戸に入府した1590年時点で、銀座一帯はまだ海のなかだった。 家康が積極的に江戸の街づくりを進めるようになるのは1603年。 手始めに大規模な海岸線の埋め立て工事が着手され、そのための土砂は駿河台、御茶ノ水一帯の神田山を削ることで捻出した。 このときの埋め立て事業は銀
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