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2009年6月7日のブックマーク (2件)

  • 続・なぜなら、給料が安いから

    何だか不思議な体験をした。お茶の集まりに、「見せたいものがあって」と美術商の知人が、あるブツを持ってきたのである。リサイクルショップの棚でホコリをかぶっていたのだが「いや、ひょっとして薩摩切子じゃないかと思って買ってみた」などという。 残念ながら、薩摩切子のことはよく分からない。ただ、どんなものかは知っている。幕末の薩摩藩でごく短期間作られた、それは希少な、マニア垂涎の逸品である。リサイクルショップに転がっているような代物ではない。で、眉にツバをたっぷり塗って梱包が解かれるのを見守っていたのだが、それがちらりと姿を表した瞬間、背筋に何かが走った。「こりゃ大変だ、物だ」。そう確信したのである。それまで薩摩切子などというものを間近に見たことすらない。しかも「物などということは絶対にあり得ない」状況である。そんな逆境をもろともせず、頭のどこかが勝手に「物だ」という判定を下した。しかも瞬時に

    続・なぜなら、給料が安いから
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2009/06/07
    買った瞬間に、ニセモノであることが分かるんだ。結局、買うまではいいところしか見ていない。、買って自分のものになった瞬間からパッと欠点が目に入るようになる。ペコペコピラミッド
  • 『チョコレート・ファイター』を見たゼ! - 空中キャンプ

    新宿にて。タイ映画。ムエタイ少女が元気に大暴れ! 元気すぎてちょっとシャレにならないような格闘シーンはほんとうに痛そうで(殴られた人のうめき声が演技じゃない)、ここまでリアルに、フィルムに肉体性を刻印する意志はどこからくるのか、ふしぎになってしまいました。 すばらしいのは、家族のために戦闘モードに入ることを決意する少女が、まるで誓いを立てるかのように、自らの髪を短く切るところで、ひとりの少女が格闘家として変身する過程を、きわめて映画的に、ビジュアルとして見せている。少女が、自分の髪をはさみで無造作に切るわけです。観客たちも「ついに変身したか!」と気持ちがぐっと高まる。こうした王道の展開には唸ってしまう。 椅子、ロッカーなどを使った格闘、壁伝いのアクション、手すりや高低差を利用した攻撃など、あらゆるシーンに工夫がほどこされていて、圧倒されてしまう。とくに、ロッカーの使い方などとてもうまくて、

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2009/06/07
    倒れるロッカーの上を前転 ひざ蹴りした相手をダクトにぼこーん うひー。 阿部寛さんが――無意味におしり出したりしてたのしかったですね。