人事部で仕事をしている関係上、“ルール”と向き合う機会が非常に多い。 労働基準法という法律レベルのルールから内規という社内限定ルールまで、様々なルールのもとで組織が成り立っている。 普段ルールを意識することはあまりないかもしれないけれど、何かトラブルがあった時に頼りになるのはルールであり、無意識のうちに行動の基準になっているのもルールである。 社会人になり、人事部で仕事をするようになり、私の中でルールの捉え方は大きく変わった。 子どもの頃は、「ルールを守りましょう」「ルールを破ってはいけません」と教わる。 ルールを破る人は“問題児”であり、ルールを守ることは“優等生”であるための条件の1つだった。大学に入るまで、私にとってルールは絶対的なものだった。破るなんてありえない。 宿題は必ずやるし、校歌は必ず歌うし、遅刻は絶対にしない。髪を染めたりスカートの長さを変えたりするなんて言語道断。それこ
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