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2011年12月30日のブックマーク (1件)

  • 理研、血小板の数や大きさに個人差がある理由をゲノム解析により解明

    理化学研究所(理研)の研究グループは、血球成分の個人差に関連する遺伝的背景の解明を目的とした国際共同プロジェクト「ヘムジェン コンソーシアム(HameGen consortium)」に参加し、血小板の数や大きさに関わる68個の遺伝子を発見したことを発表した。同コンソーシアムには、世界中に存在する36のゲノム研究施設が参加し、日人集団を対象とした研究は、理研ゲノム医科学研究センター 統計解析研究チームの高橋篤チームリーダー、岡田随象客員研究員が担当して発見した成果である。この成果は、英国の科学雑誌「Nature」(オンライン版)にて公開された。 血小板は、赤血球、白血球とともに血液中の細胞成分の1つで、血管が損傷した時に集合して、その傷口をふさぐ役割を担っている(血小板凝集)のと同時に、血液を凝固させる成分を放出し、出血を止める役割も担っている(凝固)。 血小板の数や大きさといった測定値は

    理研、血小板の数や大きさに個人差がある理由をゲノム解析により解明