魔術的リアリズム―二〇世紀のラテンアメリカ小説 (水声文庫) 作者:寺尾 隆吉水声社Amazon 20世紀ラテンアメリカ文学のとっても手際よい紹介。シュルレアリズムに連なる流れとして魔術的リアリズムを位置づけて、超現実主義のパリに行ったアストゥリアスとカルペンティエール(とぼくの知らないもう一人)を通じて新しい書き方がだんだん醸成されてきて、という流れ。魔術的リアリズムというものの本質についてもきちんと考察され、それをもとに繰り出される作品評価も鋭い。 『百年の孤独』は魔術的リアリズムの動力を組み尽くして無時間的永遠へと到達するのに対して『族長の秋』は、偽の魔術的リアリズムに強いられた無時間的停滞を真の魔術的動力によって打ち破るのである。(p.176) ちなみにこの著者は、フエンテスの翻訳で彼のこけおどし無内容小説をちゃんと論難できる人なので、鑑識眼と率直さはぼくは信用している。 それがう
現在は6名(物についてはその責任者を1名とする)が受賞している。 2001(平成13)年8月: 第一回ゴールデンラズベリー賞 (H-ⅡA・F1) 2002(平成14)年2月: 第二回ゴールデンラズベリー賞 (H-ⅡA・F2) 2002(平成14)年12月: 第一回準ラズベリー賞 (H-ⅡA・F4) 2006(平成18)年12月: 第一回特別賞 (H-ⅡA・F11) 2007(平成19)年9月: 第三回ゴールデンラズベリー賞 (H-ⅡA・F13) 2009(平成21)年9月: 第四回ゴールデンラズベリー賞 (H-ⅡB試験機)
(CNN) 地球の表面を覆う地殻を掘り進み、内部の「マントル」まで到達しようとする10億ドル(約800億円)規模のプロジェクトに、科学者らの国際共同チームが取り組んでいる。日本が建造した地球深部探査船「ちきゅう」の活躍に期待がかかる。 マントルは地殻と核の間にある岩石の層。地球の質量の7割近くを占め、大陸移動や火山活動の原動力とされる物質だが、人類史上まだ実際に手に取った者はいない。生のサンプルが採取できれば地球の成り立ちを解明する鍵となり、その価値はアポロ11号が持ち帰った月の石にも匹敵するだろうといわれている。 だがマントルまで到達するためには、長さ10キロメートルもあるドリルで硬い地殻を掘り続ける必要がある。プロジェクトを率いるリーダーの1人、英サウサンプトン大学のデーモン・ティーグル氏はこれを「地球科学史上の最難関」と呼ぶ。 掘削地点としては、太平洋の海底が選ばれる見通しだ。地殻の
色々考えてみたのだが、作中読み取る限り「バラモスが非モテだから」という結論が一番妥当なのではないかと考えざるを得ない。 ドラクエ3にはポルトガという街があり、そこにはカルロスとサブリナというモブキャラがいる。 そして、カルロスは昼には馬になってしまい、サブリナは夜には猫になってしまう呪いがかけられている。 ここの神父によると、 「バラモスが あいしあうふたりに のろいを かけてしもうたのじゃ。 そのため ふたりは……。 かわいそうな はなしじゃて。」 ということらしい。つまり、ゲーム中から読み取れる限りにおいては、完膚なきまでに単なるモブキャラであるところの町民二人に、わざわざ大魔王であるバラモス本人が手のこんだ呪いをかけている、ということになる。 なんでやねん、ということを考えるに、少なくともゲーム中読み取れる要素の範囲内で推理する分には、「バラモスが非モテだから」という以外の結論が導け
映画『コクリコ坂から』 - (C) 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT 現地時間2日、第85回アカデミー賞長編アニメ賞の審査対象作品が発表され、日本から『コクリコ坂から』『神秘の法』の2作品が出品されていることが明らかになった。 ノミネートなるか? 映画『コクリコ坂から』場面写真 本年度の同部門に出品されたのは計21本。ただし、現時点ではアカデミー賞対象作品の規約を満たしていない作品もあり、それらの作品は投票開始日の前にノミネート条件を満たす必要がある。5本の最終ノミネート作品は、来年1月10日に発表される。 ADVERTISEMENT 審査対象作品は以下の通り。 『アドベンチャーズ・イン・ザンベジア(原題) / Adventures in Zambezia』 『メリダとおそろしの森』 『デリー・サファリ(原題) / Delhi Safari』 『ロラックスおじさんの秘密の種』
はてなブックマークでは厳しいコメントが多いけど、この記事は研究者および専門家にとって、科学コミュニケーションの普及にとって、新聞の読者にとってとても有意義な記事だと思う。叩かれたり、批判されるから隠してしまうようになる方がよくない。 産経新聞:若手記者が行く】 科学取材…専門用語飛び交い理解不能の世界、頭が真っ白に 〜前略〜 吉岡助教は筋力余裕度計を持参した。よし、準備万全。取材するぞ。そう意気込んでいた。ところが…。説明が始まったとたん、言葉が全く頭に入ってこない。 「最小下肢関節モーメント」「インバースダイナミクス解析値」「物体の回転速度を計測するジャイロセンサ」「膝と股関節で生み出されるトルク」…。 淡々と専門用語を使って説明する吉岡助教。単語の意味が分からず、言葉というより機関銃の弾のようにも感じた。私大文系卒の私にはほとんど理解不能の世界だった。 〜中略〜 説明が終わり質疑応答に
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日も早い更新になります。 今日の内容は、 先日とある大学教授の先生の講演で、 お聞きした話です。 たとえばメタボのおばちゃんがいて、 運動不足で膝の痛みもあり、 無理のない運動を勧める、 というような場合、 概ね推奨されるのが、 水泳や水中歩行です。 しかし、 その方針は本当に正しいものなのでしょうか? スポーツ種目ごとの突然死の危険率を計算したデータがあり、 それによると、 水泳の突然死リスクは、 ウォーキングの7倍以上になる、 という結果が得られています。 また、 フィットネスクラブの死亡事故の統計では、 死亡事故の75%は、 水泳中かその前後に起こっています。 こうしたデータを見る限り、 水泳は安全ではないばかりか、 他の運動より、 むしろ急死や死亡リスクの高い種目である、 ということになります。 それでは、 何故水泳がメタボの状態などの運
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 人材マネジメント業界?、人材育成業界!?(そんな業界あるの?)でよく聞かれる、典型的、かつ、象徴的な「二分法(ダイコトミー)」は、これです。 人は「育てる」のか、「育つ」のか? どっちなんだ、オラオラ? たぶん、今までこの10年で、僕は「3万6000回」くらい、この問いを耳にしてきました(笑)。 居酒屋で、口角泡をとばして議論している様子も耳にしました。 コンセプトをねりあげる会議で、これが議題として持ち出されることもありました。自分の経験を、涙ながらに語る人にも出会いました。 人々を魅了してやまないのが、この「育てる or 育つ」のダイコトミーです。 大人なのに「育てる」のか、「大人は勝手に育つ」のか? どっちな
タイトルは半分本気、半分冗談。 http://anond.hatelabo.jp/20091020061931 政治を簡略化したものとして思いつくのが、歴史シミュレーションゲームだ。どのゲームでもだいたい「開発」「施し」「人事」「軍事」「商人」のような行動選択肢がある。日本の現政権は今のところ「施し」、つまり国民の忠誠度を上げることに特化しているように見える。 施しは急いで国民を味方につけるのには最適の選択だが、この手のシミュレーションゲームでは「開発」をチマチマ行うことが長期的に国を強くする基本だ。開墾、治水、商業投資…などなど。(治水、つまりダム工事はホットな話題のひとつではあるが、個々のダムの効果・影響についての議論があまり出てこないところを見ると、パフォーマンスに分類されているように感じる。迷惑な話である) 予算が限られている以上、企業経済ではなく国民へ直接に施した分のお金に相当す
地域での調査・実習を通じた学生のフィールドワーク活動(高大連携事業の奥入瀬マップ作成事業、平成24年10月20日実施)において、マイナスイオン(空気イオンカウンターで測定した数値を使って)マップ作成を行う予定でおりましたが、マイナスイオンそのものが明確な定義のない用語であるため、マップ作成は行わないことと決定いたしました。 また、過去に実施したフィールドワークで作成した「奥入瀬渓流 マイナスイオン物語乙女の記録」は配布先より自主回収を行い、今後、マイナスイオンの調査・実習は実施しないことと致します。 今回及び過去の奥入瀬渓流における実習活動において誤解を生む用語を使ったことをお詫び申し上げるとともにマイナスイオンは明確な定義のない用語であることを合わせてお知らせ致します。 平成24年11月2日 八戸大学学長 大谷真樹
01«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.»03 科学取材…専門用語飛び交い理解不能の世界、頭が真っ白に とりあえず思ったのは ・研究者はこういう形で発表するのなら原稿というか言葉を広報にチェックしてもらうべきでは? こういう場での発表なら正確に伝えることと同時に分かりにくさを排除する努力はして然るべき。 ・記者は事前に資料は配付されてるだろうからとりあえず読んで下調べぐらいはしようよ。 プレスリリースっぽい詳細みたら記事中に分からないと挙げられてた用語の一部は説明が一応なされていた。 ・「専門的な単語は原稿に必要ないことがわかってきた。」内容によると思います、はい。 てところですかね。 記者さん自身は記事を書く際の注意点などは分かってるように思いますし、研究の取材を甘く
満員御礼 申し込み締めきりました どうしたら図書館に自社の本を知ってもらえるのか、どんな本をどこにどうやって売り込むのか、日頃の努力としてどんなことを続けていくべきなのか。 書店相手とは異なり経験のない出版社には少し分かりにくい図書館に対する営業活動について、まずは知っておくべき基礎を学びましょう。 おおよその全体像の解説と、実務経験に密着した現場からのお話を、お二人の講師の協力で届けます。 質問時間も多めに取る予定です、ぜひご参加下さい。 ●日時 11月22日(木) 18時から20時(開場17時30分) ●会場 会議室内海1階教室(交通アクセス) 千代田区三崎町3-6-15(JR水道橋駅西口徒歩1分) 03-3261-0017 ●講師 岡田圭介(笠間書院) 池田茂樹(スタイルノート) ●参加申し込み 版元ドットコム会員は無料 以下の専用申し込みフォームよりお申込み下さい お申込み確認の返
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