銅を含む金属合金がノロウイルスを破壊するようだ。 胃腸炎の原因として、冬を中心に問題となる感染症で、うまく金属を活用できるのかもしれない。 銅合金を使って検証 米ノースカロライナ州立大学のクライド・マニュエル氏らの研究グループが、アプライド・アンド・エンバイラメンタル・ミクロバイオロジー誌において2015年5月15日に報告している。 ノロウイルスは感染力のある病原ウイルス。下痢などの症状を引き起こす。 研究グループによると、米国ではクルーズ船、レストラン、高齢者施設などで集団感染が起こる場合があるようだ。日本でも、飲食店や福祉施設などで起こることはある。 研究グループは、5種類の銅合金とステンレスの板に、ウイルスを含んだ人間の大便か、ノロウイルスではないものの、増殖するウイルスと同じ性質を持つ粒子を載せて、その後の変化を調べた。 フリーラジカルが効果 その結果、銅の上ではノロウイル
![銅はノロウイルスを破壊する、しかも素早く | Medエッジ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f5bf9378a00937499514c101b258f697a488dbe7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fmededge-nc.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F03%2F150304_YH_noro.jpg)