[2日 ロイター] - 米交流サイト(SNS)大手のフェイスブックFB.Oは、実名登録を義務付ける利用規約を変更する意向を明らかにした。芸名で登録しているドラッグクイーン(女装パフォーマー)を含む実名以外の数百人のアカウントを投稿禁止としたことに対し、ユーザーの激しい怒りを買ったことに対応した。 フェイスブックの製品担当部門の責任者、クリストファー・コックス氏は2日、投稿で謝罪し、影響を被ったユーザーに対し、実名以外の使用を認める方針を明らかにした。 フェイスブックはこの数週間、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルのほか、性自認が身体的性別と一致しないトランスジェンダーなど数百人を含むアカウントを投稿禁止にしていた。 コックス氏は実名登録の利用規約を批判した2人のドラッグクイーンの名前を挙げて「フェイスブックの考え方は、すべてのユーザーが実生活で使用している真正な氏名を使うということだ。シス