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ブックマーク / kojinkaratani.com (1)

  • 岡崎乾二郎【見ることの経験】

    ……岡崎さんは「経験の条件」(雑誌『批評空間』連載)という論文で、ブルネレスキの透視装置の意味について言及されておられました。ルネサンス期に確立したとされる遠近法=透視図法のシンボリックな装置として一般的に知られているブルネレスキの透視装置は、じつはそうした言説とは裏腹に、後に徐々に明らかになる透視図法のはらむ矛盾を、むしろ予知し解決するための試みであった。現実の世界を物質的な桎梏から解放し、純粋に数学的な関係に昇華することがブルネレスキの真意だったというのです。そしてこの関係から捉え直す限り、現実の世界の構造物と装置によって得られる画像との区別はなくなってしまう。この関係が見えもしないし知覚されもしない、いわば悟性によってのみ認識されることを、ブルネレスキは示唆しようとしていたのではないかと。ブルネレスキから多くのヒントを得て後にアルベルティによって体系化された透視図法、しかしブルネレス

    mactkg
    mactkg 2016/06/04
    ブルネレスキ 鏡
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